カシオ G-SHOCK GA-100CF/5081の電池交換を依頼され、さっそく作業スタート。

いつもどおり、外観チェックから。2014年モデルで、7年が経過。日常的に使われている時計だけあって加水分解の兆しはなく、ひび割れや欠けもない。

長年使われたことで、ケースやバンドには手首の垢由来の汚れがたっぷりと付着。電池交換を行いつつ、この積もった汚れのクリーニングの除去が主体になりそうか。ケースやバンドは取り外して、一つひとつに洗浄していく。

電池はコイン形リチウム電池のCR1220を一つ使う。電池固定用金具の片方を地板から丁寧に外し、旧電池を取り出して、新品電池を装着する。固定用金具は完全に外す必要はなく、まして時計修理における『パワープレイ』とは、禁じ手の一種。
この手の作業時は、呼吸を止めて指先にブレがでないよう、極端に作業速度は落ちる。同時に状態判定や異常箇所をチェックしながら進めるため、裏蓋を開けるまでに一時間近く掛かることも少なくはない。

分解していたケースやバンドは全て洗浄し終えて、組み立てていく。手垢由来の汚れがなくなって、引き締まった黒さが戻ってきた。

最後に時計を合わせて作業完了。電池交換及びクリーニングする前と比べても、随分と印象が良くなった。ご依頼、ありがとうございました。