10万円、ですか?

新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策として、全国民への10万円給付が決まった…とのこと。この手のニュースは全然追いかけていなかったこともあって、自分のような一定の収入があるサラリーマンも給付されるとなれば、ずいぶんと思い切った決断を下したもの。

10万円

申請して10万円が振り込まれたとして、使う先はもう決まったようなもので、シビックRのタイヤ代となる。現在のタイヤは、2017年7月に購入したヨコハマのADVAN FLEVA V701。当時は25万キロで、それから5万キロを使ったところだが、トレッド面がヒビだらけになっていて、ついでにスリップサインが出てくるまであと少し。

振り込まれる時期的に、梅雨を迎えるあたりだろう。安全を考えれば、タイヤを完全に使い切る前に交換しておき、雨の多いシーズンに備えるのがスジ。

タイヤを交換して、まだいくらか余ると思われる。そんな残りは、昨日までやっていた親父のダイバーズウォッチの修復費用をカバーすることになり、国が懸念しているであろう「貯蓄」には殆ど回らない。経済を回す意味では、これでいいのかもしれない。

セイコーダイバーのメンテナンスその4 仕上げへ

二日間の休養を経てセイコーダイバーズウォッチのメンテナンス作業、再スタート。

ガラスの組み込み

キズのないガラスをケースに組み込む。各部のOリングにシリコングリスを塗布して、しっかり締め込んだら、簡易的な防水検査を行う。

日本におけるダイバーズウォッチは、JIS B 7023:1993で規定されている、ただ、このダイバーズウォッチは日本産業規格(JIS)として制定された1993年以前のモデルなので、規定に沿える要求事項に該当しない部分ばかり。例えば、逆回転防止ベゼルは無い、第1種耐磁時計に設定されていない等。

ただし、要求事項には簡易的な防水検査に使えるテスト項目があり、これをベースに『雨、洗顔、手洗いといった日常生活で水が時計に付着する場面で、最低限の防水性能を維持』できるか、自己責任でチェックしてみる。

JIS B 7023:1993の要求事項、6.4.5に耐熱衝撃試験が制定されており、潜水時計を次の順序で水深30cm±2cmの水中に浸す試験がある。

a)40±2℃の水中に10分間
b)5±2℃の水中に10分間
c)40±2℃の水中に10分間

時計を湯から水へ移す際は、1分以内に行う。また、このテスト後に6.4.9結露試験を行うことが要求されている。

a)時計を40℃〜45℃の間に設定した加熱板に載せ,時計のガラスが加熱板とほぼ同温度に達するまで置く。加熱時間は、個々の時計によって異なる。その間、ガラス内面への水滴又は曇りの発生の有無を目視によって観察する。

b)加熱板上の防水時計のガラスの上に 18℃〜25℃の水滴、ぬれ布又はぬれパッドを置く。

c)約1分後乾いた布でガラスを拭く。ガラス内部の表面に結露ができた時計は、防水不良とする。

注記1 時計が湿気で飽和状態にある環境に置かれた場合、結露試験では、防水性の欠陥を検出できない可能性がある。

注記2 厚さが2mm以上のガラスでは、水滴による結露試験は信頼性が低い。したがって、ぬれ布又はぬれパッドを用いるのが望ましい。

注記3 曇りが1分以内に消える場合には、防水不良ではないとみなす。

このような事項。つまり、水や湯に漬けて低温と高温のストレスを与えたあと、時計全体を加熱。もし浸水があれば、ガラス面を冷やせば曇りが発生し、防水不良と判断することができる。このダイバーズウォッチはガラスが厚いので、水滴の代わりにぬれたタオルを使う。加熱板なんて持っていないので、ドライヤーで温めることにする。

バケツに湯を溜めて、洗面所を水の槽にして、それぞれに時計を沈めて10分放置。そしてドライヤーで時計全体を温め、ぬれタオルでガラスを冷やしてみて、ガラス内側に曇りがないか。

…検査良好!ケースを開けて、内部に水滴や曇った痕跡がないか入念にチェックし、乾燥した状態を保っていることを確認。39年前の時計が、素人のガラス交換に耐えて、普段の生活における最低限の防水性は確保されていることが分かった。現実的にはメーカーや時計修理業者からは「防水性はないので、水中では絶対に使うな」と言われているところなので、引き続き非防水時計として使うことになるが。

リフレッシュした回転ベゼル

リフレッシュした回転ベゼルをケースに装着する。

セイコー純正電池をセット

ムーブメントと固定リングをケースに収め、セイコー純正電池をセットする。今日から3年後の2023年4月が規定寿命、これまでの動作状況から4年目あたりまでは使えるだろうが、再び妙に遅れるような挙動になるかもしれない。次回はオーバーホールを視野に入れておきたい。

新品バンドを装着して完成

新しいバンドを取り付けて、腕に装着できる状態に戻った。続いて、竜頭を動かしてみて、日付や時刻がこれまで同様に調整できることを確認。

セイコーの時計は午前10時8分42秒(月曜日6日)が最も美しく見える時間、表情に設定されている。その瞬間を撮影し終えて、メンテナンス作業は完了となった。

外装がボロボロだった時計が元に戻った。子供のころの記憶を振り返ってみても、ここまでキレイなイメージはない。さて、印象が良くなった状態で返却されることになる親父、どういう反応を示すことになるだろうか。

山口から素早く帰巣

一晩休んで、山口から帰る。昨晩は嵐のような強い雨が降っていた。下松市という場所柄、潮風、花粉、黄砂を含んだ雨になっていて、それに打たれ続けたシビックRは、都心以上の汚れ具合になっていた。帰ったら洗車しないと。

徳山東から帰巣開始

徳山東ICから関東圏に向かって走行開始。広島から中国道に戻るコースを選ぶ。

怪しい雲行き

雲行きが怪しい。この後、大雨に見舞われ、勾配とカーブが続く中国道ではより緊張して走ることになり、撮影どころではなくなった。

京都大阪圏通過中

そのまま関西圏を突っ切る。大阪あたりでは雨は上がっていたものの、京都から再び大雨が降ってきて、走りにくくなる。

再び大雨

外出自粛と週末の効果で交通量は少なく、雨に降られたまま名古屋圏へ突入。

中央道へスイッチ

太平洋側(東名/新東名)は走り飽きており、ちょっとした事情から中央道を経由することになった。

山にかかる雲を眺めながら

中央道側でも、雨に降られ続ける。雨雲レーダーには反映されない雨が舞っており、相変わらず走りにくい。

虹出現

晴れ間が出てきたところから、虹が見えた。上空の空気が雨で清浄され、雨粒が虹のすぐ後ろにあり、太陽の角度が理想的な状態にあることを示す。

岡谷JCTまで戻ってきて一安心

そんな風景を見ながら、岡谷JCTまで到達。東京の文字が出てきて一安心。ここまでくれば、もう走り慣れた道で庭先のようなもの。

唯一寄ったSA、諏訪湖SA

今回のドライブで、諏訪湖SAは唯一寄ったサービスエリアになった。17時あたりの土曜日となれば、観光客で駐車するのも一苦労する場所だが、今日はこのような閑散具合。ここに立ち寄った理由は、猛烈に峠の釜飯を食いたくなったため。店舗の出入り口付近に店があって助かった。

いつもなら渋滞しているはずの中央道

釜飯で腹を満たし、都心に向かって下り坂が続く。いつもなら渋滞して動けなくなる上り線だが、今日の交通量の少なさは目を見張るものがある。首都高内も似たような状況が続き、ハイペースを保ったまま帰着することができた。

交通量の少なさから、全国的な外出自粛要請は効いている。その他、企業の経営も抑制されているので物流も滞っており、空荷状態で走り続けるトラックを何台も見かけることができた。また、高速バスも空気輸送状態。道路事情を通じて国内経済が壊れかけている様子を知ることになり、一日でも早く収束することを願うばかり。

総走行距離は1,909km、総合燃費は17.6km/l。今日から二週間、経過観察開始。

いざ山口へ

毎年、この時期は遠出ドライブを行うことになっている。が、昨今の新型コロナウイルス感染症で外出自粛要請が出ており、昨日には全国に緊急事態宣言が発令されるという、最悪の条件となっている。

ただ、基本的には車で移動し続けることが目的で、観光や現地での買い物を楽しむ趣味はない。よって感染拡大防止の3密(密集、密室、密接)を回避していることになり、あとは自分自身が感染しない、感染させないことを守ればいい。普段は必要最低限のものしか持っていかないが、今回はマスクをはじめとする感染防止用品を持参して、いろいろな縛りをルールとして設定した。

・極力SAPAに寄る回数を減らす。なるべくならPA、それも小規模なPAを選ぶ。基本的には店舗内には入らない。

・人と接する可能性のある場所では、マスクを着用。

・トイレでの入念な手洗いは当たり前。ハンドタオルの代わりに紙タオルを使い、手を拭いたらその場で捨てる。

・車内に戻ったら、携行用のアルコールで指先を殺菌。

このような休憩パターンを決めて、さっそく出発。目的地は青森ではなく、山口県下松市。日立や東洋鋼鈑の工場がある、工業地帯の街だ。

早朝の東名

見慣れていると何も思わないが、県外の人間からすると衝撃的に見えるらしい「70代を高齢者と言わない街 大和市」の横断幕。それはともかく、早くも交通量の少なさに違和感を覚える。

安全牌で左ルート

事故から負傷して、病院に担ぎ込まれる事態となれば、病床の余裕の無さから確実に詰む。リスクをできる限り減らすため、とにかく安全最優先。大井松田ICからの右ルートと左ルートでは、線形が良い左ルートを選ぶ。

右ルートは上り線として使われていた歴史があり、実は線形があまり良くなく、カーブがキツい。走りが楽しい区間で、おのずとペースが上がりやすくなるが、事情とリスクを考えれば、今日は左ルートを使ったほうが無難だろう。

新東名内の状況

新東名内になるとより交通量が減っていく。3車線区間に入ると、広々とした道路に一台だけ…という普段なら絶対見れない光景が広がる。

豊田市付近

名古屋。いつもなら物流のトラック集団が並び、時間調整なのか最低速度ギリギリまでスピードを落として走り続ける光景が見られるが、今日はこのような交通量。トヨタの工場では生産が休止しており、その影響もあるだろう。軽快に走れたことは良かったが、その一方で経済が死にかけている様子を目の当たりにすることになり、強烈な恐怖感を抱いたもの。

交通量が激減している

少し交通量が増えているような気がするが、総じてハイペースで走り抜けており、実際は激減。

関西圏も交通量は少ない

去年、新名神の三重県区間が新規開通して、関西圏へのアクセスが非常にスムーズになった。交通量の減少もあって、あっという間に兵庫県へ突入。

中国道走行中

中国道へ入る。普段から交通量が少ないようだ。山間路線だけに、勾配やカーブが続き、漫然とした運転になりにくい。適度な緊張感を保って走るなら、山陽道よりも中国道だ。

広島付近

山陽道に戻って広島付近。交通量が増えるかな?と思ったが、少ないまま。山口県下松市には、明るいうちに到着することができた。

東京青森を一日で往復すれば、1500kmにギリギリ届かない距離になる。この実体験が身についているので、山口県下松市までの900km弱の距離は大したことがない。そこに交通量の少なさから精神的な消耗は殆どなく、疲れもそこまで溜まっていなかった。

コンデンサファンモーターの分解

時計修理は一旦休止。

先日、シビックRの予備部品倉庫と化しているクローゼットの整理整頓を行った際、金属ゴミの一つとしてコンデンサーファンモーターが出てきた。いつ入手したかは覚えていないが、持っていても仕方ないので処分することにした。

コンデンサファンモーター

車両に装着されている状態のコンデンサファンモーター。クーラーのコンデンサ(凝縮器)の裏面にあり、家庭用エアコンでいうところの室外機に相当する。車内でクーラーをONにすると、この電動ファンが動作し、猛烈な熱風が吹き出てくる。

アイドリング状態でのクーラーの効きが悪くなる理由の一つとして、走行風に比べて電動ファンによる放熱能力は低く、高温高圧の冷媒をうまく冷やすことができないため。

コンデンサファンモーターを分解

カシメを起こしてやり、バカッと開く。先日交換した、ラジエターファンモーターと基本的な構造は全く同じ、直流のブラシ式モーター。

サプライヤーはミツバで、ラジエターファンモーターも製造している。この関係があるためか、内部デザインは似たような部分が多かった。

コミュテーターの摩耗状況

気になるコミュテーターの摩耗は、僅かばかり減った状態だった。年間を通してみれば、使用時間よりも風車状態で空回ししている時間のほうが長く、経過年数による劣化はあまり考えなくていいのかもしれない。

ブラシの摩耗状況

ブラシのチェック。計4個のブラシは均等に削れていた。寿命ラインをブラシ上の窪みとすれば、まだまだ使うことができる。写真の奥にボヤけて見えるのは、ノイズキラーコンデンサーか。

分解したファンモーターに比べ、現車のファンモーターのほうが経年ストレスを抱えていると考えるのが自然。とはいえ、先に分解したラジエターファンモーター、そして今回のコンデンサファンモーターの内部状況から、コミュテーターやブラシを使い切っての寿命については、あまり深くは考えなくてよさそう。ベアリングの損傷がなければ、長い期間に渡って使うことができるようだ。

セイコーダイバーのメンテナンスその3 風防の交換

セイコーダイバーズウォッチのメンテナンス作業、引き続き継続中。

回転ベゼルを交換し、鮮やかな赤と青のペプシカラーに戻ったら、今度は風防(ガラス)の傷み具合が目立つようになってしまった…というのが前回まで。

百聞は一見に如かずということで、風防の傷み具合はこちら。

傷だらけの風防

39年分の線キズだらけ。デジカメの写真でもけっこうな状態不良と分かるが、肉眼上ではより悪くなる。撮影できなかった細かい線キズ、打痕、コーティング層の剥がれのような変色が無数にあり、これで文字板の視認性が非常に悪くなっている。

交換、ワンオフ作成、研磨のどれかを考えていたが、前者、交換となった。うまい具合に純正品が入手できて、風防の入れ替え作業を行う。

セイコー純正風防

交換用のセイコー純正風防。傷だらけになっていた風防に比べ、ガラス特有の透明感のある美しさが戻り、時計全体の印象が大きく変わるだろう。

ケースを構成する部品

ガラスを交換するため、構成部品それぞれに分解。ここまでバラしたならば、ステンレスの塊であるケース本体や裏蓋は入念に洗浄して、手垢や汗をしっかり落としておく。

乾燥と軽研磨を経て、風防の再装着と簡易的な防水検査となる。完成まであと少し。

セイコーダイバーのメンテナンスその2 回転ベゼルに着手

セイコー ダイバーズウォッチのメンテナンスの続き。

薄い赤と傷だらけの青で、ペプシカラーに程遠い状態になっている回転ベゼルから対処。製造から39年が経過していれば、傷と脱色は仕方がないこと。購入当時の鮮やかさへ、少しでも戻れるように…。

回転ベゼルを交換

回転ベゼルそのものを交換する。いつか自前修理があるだろうと踏んで、少しずつ補修用部品を集めていた。その予想は見事に的中して、部品を入れ替えていく。交換したベゼルとケースを仮合わせしてみると、これだけでも雰囲気がまるで違うことを実感。

ベゼルがキレイになったことで、今度は風防(ガラス)の傷が逆に目立つようになった。見た目だけでなく視認性も関わる部分なので、交換、ワンオフ作成、研磨といろいろな手段が思い浮かぶ。次なる課題はここか。

Cal.7548の電池押さえとコイル

Cal.7548は電池交換時のミスが目立つムーブメントに感じる。電池押さえ用の板バネを外そうとして、コイル横のネジに触れてしまい、ドライバーを滑らせてコイルを断線してしまう事故がよく見つかる。正解は板バネを固定するネジは一本だけ緩め、このコイル横のネジは緩めない。

これまではプロの時計師によるメンテナンスが続いており、ネジ一つにしても極めて慎重に扱われていたことが窺える。むやみにいじりたくはない、良い状態を保っている。今回の電池交換を経て、3年から4年が経過したタイミングでのオーバーホールは、自分でやるか、それとも再びプロに依頼するか。

セイコーダイバーのメンテナンスその1 状況チェック

今回の依頼時計は、セイコーのダイバーズウォッチだ。連日の使用でウレタンバンドが切れてしまい、ついでに「二日に一回は遅れの調整をする」と、遅れが気になるようになったとのこと。

セイコークォーツダイバー150m『ペプシ』Ref.7548-700B

これが依頼された、セイコーのダイバーズウォッチ。セイコークォーツダイバー150m Ref.7548-700B、1981年製の非常に古いモデルで、ベゼルが赤と青で塗られていることから『ペプシ』というあだ名もあるそうだ。

所有者は私の親父。経年でクォーツ回路の規定精度が出ておらず、その補修パーツもないとして、セイコーでは対応拒否されている。メーカーがダメでも、時計修理の専門業者なら見込みあるか?とオーバーホールを依頼したところ、「直せる」と判定されて見事に復活。また使えるようになったと、2016年の誕生日プレゼントとして返却することができた。

それから4年が経過。メーカーでの公式電池寿命は3年なので、それ以上動き続けている。電池切れが近いことを知らせる2秒運針機能があったと思われるが、ジワリジワリと遅れるならクォーツ回路の状態も気になるところだ。「んじゃ、まずは診ようか」ということで、その場で裏蓋を開けて、チェック開始。

セイコー Cal.7548

Cal.7548とご対面。新しい電池をセットしてみて、電波時計と比較しながら、どのような運針をしていくか、半月ほど時間を掛けて経過観察を行う。

セイコー純正品

経過観察中に、部品手配。まずは新品バンドや純正電池を揃える。

その他、気になるところはベゼル。ペプシカラーとは程遠い、薄い赤と青になって傷が目立ち、三角のゼロマーカーは蓄光部が無くなって穴が開いている。見た目が非常に悪いだけでなく、試しにベゼルを外してみたら、砂やホコリがバサッと落ちてきて、時計にも良くない。このあたりの対処を考えながら、急がずにメンテナンス作業を続けることになった。

私自身、この時計には非常に思い入れがあり、物心ついたときから親父の左手首に装着されていることを知っている。昔から存在し続け、古いアルバムの写真にも撮影されている「赤と青の重たい時計」が、こうして作業デスクに載せられ、作業着手のタイミングを待っているとは、なかなか感慨深いものがある。

整理整頓清掃…3S?

部品倉庫と化しているクローゼットの整理の日。燃料ポンプとラジエターファンモーターの交換作業で、ストックしていた新品を持ち出したことで、余裕空間が大きく変わったことによるもの。

30万キロという節目だけに、近いうちに交換するであろうパーツは取り出しやすい箱に移し替え、買ったもののなるべくなら使うことなく廃棄したいパーツは、クローゼットの奥底に移動。

後々使う計画のパーツたちは、全てかが箱…コンテナボックスに移した。

EK9のスペアパーツたち

こうして整理してみると、ずいぶんストックパーツが減っている。リフレッシュ整備を行ってレポートを書いていても、購入が数年前だったりすることが珍しくなくなり、かなりのハイペースでパーツを買っていたことを裏付ける。よく金が続いていたな…と自分自身で驚く。

かつてはクローゼット内には左右のヘッドライトユニットが保管され、シフトロッドやリアパフォーマンスロッド等の長尺系パーツもあった。それらが使われ、扉を開けた瞬間に詰め込まれた印象だった内部が非常にスッキリした。

続いて、当面は使用予定がないものを一ヶ所にまとめていく。15インチホイールが2本収められていた段ボール箱なので、高強度かつかなりの深さがある。

EK9長期ストックパーツ

各種操作ワイヤー、電装用のハーネス、シートベルト類など。電装用ハーネスについては車体一台分全てが揃っていたが、劣化調査目的でかなりの量を処分している。現在ここに残っているのは、2DIN化で必要になるエアコン系、ブレーキ関係くらい。

一度整理作業を始めると、たくさんの金属ゴミが出てくる。今回は数キロ分の量を廃棄。

ランダム販売

休日出勤の日。

平日休日問わず、近所のドラッグストアには5時台から長蛇の列ができていた。目測20人はいるような具合。開店は10時なので、先頭の者は4時間。野外とはいえ、他人と近づいた状態で並び続けることによる感染のリスクは考えていないのだろうか。今の時期、朝はまだ冷え込む。旧来のコロナウイルスによる風邪をもらったりする等、別の病気の心配もされる。そもそも4時間以上も並び続けて、トイレどうするのという基本的な疑問も浮かぶが。

この件については二月下旬にも記事にしており、早朝からの待機列は揃ってマスクを買い求める客。ただ、店員に言わせると先頭に並んでいる者は、いつも同じ人間かつ特ア系というから、転売目的や本国への横流しか、そんなものだろうと考えているようだ。

北海道のドラッグストアでは、開店後のマスク販売を中止し、あらゆる時間帯の客に公平にいきわたるよう、ランダム販売を行うとしてニュースで取り上げられ、賞賛された。この販売パターンに「これだ!うちもやるぞ!」と店側はエラく早い決断をしたらしく、近所のドラッグストアも同じようにランダム販売に切り替えたようだ。

さっそくその効果が出たらしく、昨日まで5時台の時点で出来上がっていた長蛇の列が、今朝は全く発生していなかった。店舗の出入り口にランダム販売の告知をした紙を貼っており、それを見て唖然とした表情の者が何人かいたが、どうやら文字は読めるらしい。

今までは「次回のマスク入荷不明」「一人一品まで」とでかでかと書いてあるのに「次はいつ入るのか」「一人一品ってなに」といちいち聞きに来る馬鹿者が少なくなかった。そこに書いてあることを読むことをせず、自ら調べようともせず、真っ先に聞きに行くその行動パターンは、インターネット老人会ならお馴染み『教えてクン』に近いものがある。中には、バックヤードに置いてある検品前の商品を持ってこさせようとする不届き者がいるらしいが、一般店員の権限の範疇ではない。

その割には、ランダム販売開始の告知文は理解して並ぼうとしないのだから、実態は単なる店員いじめ、ストレスのはけ口にしているだけだろう。

「お客様は神様です」とは客が言うものではなく、これを勘違いしている者の多いこと。客と店員に立場の差はなく、人間として互いに尊重してこそ。態度が悪い客がいて、あなたには売りません、買わなくてけっこうですと売らなかったところで、別の客に売ってしまえば損失は発生しない。

連日、過去最高の感染者数という報道が出ている。ドラッグストアの待機列のような、僅かに人が集中するところで感染しているとすれば、増加を止められるわけがない。