セイコーダイバーのメンテナンスその3 風防の交換

セイコーダイバーズウォッチのメンテナンス作業、引き続き継続中。

回転ベゼルを交換し、鮮やかな赤と青のペプシカラーに戻ったら、今度は風防(ガラス)の傷み具合が目立つようになってしまった…というのが前回まで。

百聞は一見に如かずということで、風防の傷み具合はこちら。

傷だらけの風防

39年分の線キズだらけ。デジカメの写真でもけっこうな状態不良と分かるが、肉眼上ではより悪くなる。撮影できなかった細かい線キズ、打痕、コーティング層の剥がれのような変色が無数にあり、これで文字板の視認性が非常に悪くなっている。

交換、ワンオフ作成、研磨のどれかを考えていたが、前者、交換となった。うまい具合に純正品が入手できて、風防の入れ替え作業を行う。

セイコー純正風防

交換用のセイコー純正風防。傷だらけになっていた風防に比べ、ガラス特有の透明感のある美しさが戻り、時計全体の印象が大きく変わるだろう。

ケースを構成する部品

ガラスを交換するため、構成部品それぞれに分解。ここまでバラしたならば、ステンレスの塊であるケース本体や裏蓋は入念に洗浄して、手垢や汗をしっかり落としておく。

乾燥と軽研磨を経て、風防の再装着と簡易的な防水検査となる。完成まであと少し。