セイコーダイバーのメンテナンスその2 回転ベゼルに着手

セイコー ダイバーズウォッチのメンテナンスの続き。

薄い赤と傷だらけの青で、ペプシカラーに程遠い状態になっている回転ベゼルから対処。製造から39年が経過していれば、傷と脱色は仕方がないこと。購入当時の鮮やかさへ、少しでも戻れるように…。

回転ベゼルを交換

回転ベゼルそのものを交換する。いつか自前修理があるだろうと踏んで、少しずつ補修用部品を集めていた。その予想は見事に的中して、部品を入れ替えていく。交換したベゼルとケースを仮合わせしてみると、これだけでも雰囲気がまるで違うことを実感。

ベゼルがキレイになったことで、今度は風防(ガラス)の傷が逆に目立つようになった。見た目だけでなく視認性も関わる部分なので、交換、ワンオフ作成、研磨といろいろな手段が思い浮かぶ。次なる課題はここか。

Cal.7548の電池押さえとコイル

Cal.7548は電池交換時のミスが目立つムーブメントに感じる。電池押さえ用の板バネを外そうとして、コイル横のネジに触れてしまい、ドライバーを滑らせてコイルを断線してしまう事故がよく見つかる。正解は板バネを固定するネジは一本だけ緩め、このコイル横のネジは緩めない。

これまではプロの時計師によるメンテナンスが続いており、ネジ一つにしても極めて慎重に扱われていたことが窺える。むやみにいじりたくはない、良い状態を保っている。今回の電池交換を経て、3年から4年が経過したタイミングでのオーバーホールは、自分でやるか、それとも再びプロに依頼するか。