航空自衛隊浜松広報館へ行く

連休初日は、航空自衛隊浜松基地に隣接されている、浜松広報館(エアーパーク)へ出かけることになった。

エアーパーク展示格納庫

展示格納庫の様子。平日だけに来客数は少なめで、ゆっくり見れる。

F-104J

三菱鉛筆こと、F-104J。

三菱F-1

展示資料館では、三菱F-1のカットモデルが展示されている。

J-79 ターボジェットエンジン

J-79ターボジェットエンジンのカットモデルもあり、素人が中を見れる機会は少ないことから、片っ端から写真撮影してデータ化しておく。

総走行距離は610km。往路は通勤時間帯の新東名において、全車線を90kmhで塞ぐ大型トラックガードに巻き込まれ、復路は週末の渋滞に巻き込まれ、共に表定速度は50kmh台という、凄まじい記録になった。お疲れ様でした。

きたきた

通販で買い物をしたまではいいが、クリスマスや年末に絡む、宅配便の大量流通に合流していたせいか、なかなか届かなかった。購入した品物は、時計の修理道具を中心に雑品などなど。特に時計の修理道具は、先日預かったOMEGA DE VILLEに使うものなので、これでいよいよ手をつけることができる。

手元にある時計の修理道具は全てメンズを前提にしたもので、今回のレディースモデルを扱うにはサイズが大きすぎた。そこで急遽、レディースモデルでも使用可能なさらに小型の道具を買い揃えたのだが、シーズンの絡みで珍しく日数を要することになった。こればかりは仕方がない。

デスビのイグナイターメモ

EK9シビックR及びDC2インテR(98)で使われているディストリビューターについては、ASSYだけでなく一部の内部部品が単体で設定されており、その気になればオーバーホールを行って損傷部品を交換、修復することができる。

特に故障原因の筆頭となることが多いイグナイターは、30130-P73-A01 イグナイターユニット(E12-303)(ヒタチ)という個別部品があるのだが、ネックとなるのはその価格。税抜価格で16,400円と、なかなか迫力のある数字だ。

30130-P73-A01 イグナイターユニット(E12-303)(ヒタチ)

これがイグナイター。人によってはトランジスタと呼ぶこともある。

EK9/DC2用のイグナイターとして購入すると先の5桁価格となってしまうが、06302-PT3-H00という部品番号で発注すると、あら不思議、6,000円程度で購入できてしまう。

EK9/DC2純正と変わらずに日立製E12-303で設定されており、唯一の違いは背面にある台座だけだ。台座はネジ止めされているので、現車のものから移植して再利用することになるが。

ガソリン満タン一回分の価格で、本来は高額な純正部品が買えてしまうのだから、下手な中古やワケの分からない中華コピーには手を出さず、素直にディーラーや部品商へ注文するのがベスト。ついでに、このカラクリを利用して「新品未使用ですがパッケージはありません。中身は30130-P73-A01、日立E12-303です」と転売する輩も予想されるので、オークションやフリマは避けたほうがいい。

主部品番号が0番台でスタートしている点から、いわゆる重要特殊部品、サービスキット系パーツに属するものと思われる。

この手のネタは、情報を持っている人間が「自分だけが知っている」という特別感と優越感に浸りたいがために、『某車』と曖昧な表現に留めて積極的に公開しないところがあったりするが、今日はメモ書き程度なので、私が分かれば良し。

2024年1月29日、本イグナイターの続編を書いた

電装系

ネット上で見つかる旧い車の維持情報を整理していると、妙に気になる不具合が見つかることがあり、それをシビックRに当てはめて事前対策を採ることは少なからずある。

というのも、EK系シビックよりも年式が古くなる、DC2(96)インテR、PP1ビート、EF系シビックあたりの、1980年代後半から1990年代前半の車においては、不調に陥って部品交換を行っても復帰せず、真の原因はハーネスの切断やコネクタの接触不良、基板上の部品が破裂焼損といった、電気系統のトラブルだったというパターンが、ここ数年で明らかに増えているためだ。

古い年式でトラブルが起きていれば、同じホンダ車だけに設計や使用部品は近いものがあり、将来的に似たようなトラブルが起きる可能性が考えられるという、他人事とは思えない部分がある。純正マイナスアースやABSヒューズボックスワイヤハーネスを交換した要因のひとつに、先に示した車で電気系統のトラブルが増えて、シビックRでの現状調査を兼ねていた。

結果、空気(酸素)の流れが最小限に抑えられる空間であれば、ケーブル、端子のダメージは少なくなる傾向が掴めてきた。これが防水コネクタやピンソケット式のコネクタなら、なおのこと耐久性は上がる…とは安心できないのが、この世界。というのも…

エンジンハーネスのソケットその1

エンジンハーネスのコネクタを見ていたら、接点が緑色になっている。

エンジンハーネスのソケットその2

カバーを外してみれば、この惨状。接点が緑青で包まれていて、絶縁効果が出て接触不良に陥ることは明白だった。空気の流れが最小限でも、錆びるものは錆びる。

これでは、不具合が起きたからといって、接続先の部品を交換したところで解決に至らず、復帰までの必要時間が増え続けていくパターンに陥ることは間違いない。バッテリーやオルタネーターを始点に、多数のコネクタやハーネスを経由して部品に入力し、終点となるアースに到達する流れから、疑わしい部分を片っ端からテスターで当てて、不良箇所を探っていく作業が目に浮かぶ。

サービスマニュアルには、不良事例に対する解決までのフローチャートが記載されているが、やはりテスターを当ててハーネスの健全性をチェックしていく流れが多くある。日常のメンテナンスやリフレッシュ作業でコネクタを脱着するシーンがあれば、接点を同時に目視点検するという基本作業を徹底することが、トラブル回避の第一段階といったところか。

シビックR用のエンジンハーネスでも、緑青まみれのコネクタが見つかった。ゆくゆくは、コネクタ単体、ピン単体といった個別部品単位で入手するために、動き回ることになるのかもしれない。

2秒運針の時計

クォーツ時計のモデルよっては、それまで秒針が1秒毎に動いていた状態から、2秒毎の変な運針に切り替わるものがある。これは「電池切れ予告機能」によるもので、この運針状態に陥ると、早めに電池交換をしないと時計が止まる。2秒毎の運針は見慣れないせいもあってか、なかなか不気味な光景なので、さっさと電池を交換する。

SEIKO Cal.8J41

セイコーCal.8J41はどうもバージョン違いのようなものがあるらしく、写真のCal.8J41Bは7石だが、Cal.8J41Aでは5石と違いがあり、内部の消費電流やコイルブロックの抵抗値までけっこう異なる部分がある。

ムーブメントのサイズには若干不釣合いな大きな電池…SR916SWを使っている理由は、年差クォーツという側面があるためかもしれない。通年で安定した精度を出すには、しっかりした電源を内蔵してこそ。

SEIKO DOLCE

裏蓋とケースの間に溜まる垢をキレイに清掃し、パッキンにシリコングリスを塗り、閉じれば完成。普及帯の年差クォーツでもかなりの精度だが、これがグランドセイコーのCal.9Fという年差クォーツになると「買ってから一度も調整したことがない」というレベルになるそう。

プラス側ケーブルのサンプル交換

昨日の続き。

エンジンルーム内の3本のアースケーブルは、どれも見た目がボロボロになっていた。マイナス側でこの劣化具合なのだから、プラス側の劣化具合も気になるところなので、まずはパーツリストをチェックする。バッテリーを起点とすると、プラス側から出るケーブルはたったの2本。セルモーターと各電装系への供給及び、充電用のケーブル(正式名称はスタータケーブル)、そしてバッテリーからABSの制御系へ給電するケーブル(ABSヒューズボックスワイヤハーネス)となる。

プラス側ケーブル

レポート上では毎度おなじみ、パーツリスト。図中8番がスタータケーブルとなるが、赤いバツ印が示すように前期後期共に廃番。図中7番がABSヒューズボックスワイヤハーネスで、こちらは購入することができた。

バッテリープラス側ターミナルの様子

バッテリーのプラス側ターミナルに、ナットで固定されているのがABSヒューズボックスワイヤハーネスで、少しだけ白い被覆が見えている。他にもコルゲートチューブに包まれたケーブルを2本接続しているが、これはバッ直のものなので今回は関係なし。

そのABSヒューズボックスワイヤーハーネスをたどっていくと。

ABSヒューズボックス内

ダンパーハウジングの前方にある、ABSヒューズボックスに到着する。ABSのポンプモーターや制御回路に必要な電力は、全てここから供給される。ABSの動作に必要な生命線でもあるので、交換することは悪いことではないと思う。

32230-S04-000 コード,ABSヒューズボックス

こちらが新品のケーブル、32230-S04-000 コード,ABSヒューズボックス、今月の価格で1,252円。パッケージシールが旧タイプで、ついでにビニール袋は凄まじく汚れている。長期間に渡って保管され続けていた可能性があり、誰も変えないよな、こんなところ…と思わせる状況だ。

作業前には、必ずバッテリーマイナス側の端子を外しておく。交換そのものは、ケーブル両端の端子のビスとナットを外していくだけで、固定部分はクリップ一つだけ。純正部品だけに取り回しも問題なく、在姿状態で行える。

ケーブルの新旧比較

左が外したケーブルで、ヒューズボックスの中に包まれていたせいか、銅色の輝きは辛うじて残っている。対し、右側が新しいケーブルで、一回り太いケーブルに変更されている。

プラス側ターミナルのナット交換

新しいケーブルに併せて、グズグズになっていたナットも交換。90337-SJ4-003 ナットA.L.B、今月の価格で108円。このA.L.Bという略称は、恐らくAnti-Lock Brakeの頭文字で、ホンダにおけるABSの旧呼称を意味する。1990年代初期に各メーカーでABSと統一しているが、パーツ上では今もA.L.Bが残っているとは、意外な発見だった。歴史や設計背景まで見えてくる純正パーツの購入は、本当に面白い。

取り外したABSヒューズボックスワイヤハーネスの様子

取り外されたABSヒューズボックスワイヤーハーネス。圧着端子の左側がバッテリー側で、マイナス側と同様に黒ずんでいるが、普段はショート防止用のビニールケースに包まれているせいか、そこまで酷い見た目にはなっていない。右側の圧着端子はヒューズボックス内に装着されていて、換気もロクに行われない環境下のおかげで、20年経過しても銅の輝きは残っていた。

外気に触れ続けるマイナスケーブルと違い、ショート防止で何かしらの保護がついているプラス側は経年による変化が少ないことが分かった。取り外したケーブルの導通状態は良好。外気に触れ続ける期間に応じて、ケーブルの寿命を大きく左右することが見えつつある。

更新…Y18#15

『純正アースケーブルの交換』を追加。

純正状態では3本あるアースケーブルのうち、エンジンアースケーブルAとBについては、12月9日の時点で交換を終えていた。しかし、ダンパーハウジング(車体)とバッテリーを接続するバッテリアースケーブルは、手配が遅れて今日の交換になり、全てのアースケーブル交換が終わったことから、レポートのアップに至った。

手配が遅れた理由は、純正部品が廃番だったことで、メーカー問わず他車種のアースケーブルを片っ端から調べ、長さがぴったりの部品を探していたため。中には30系のトヨタプリウスまで含まれていたが、結局年代的にも近い、AP1/2 S2000のアースケーブルを発注することになった。

電装系のリフレッシュとして、今回は手始めにアース側のケーブルを交換して、被覆を剥いでコア部の調査を行った。ではプラス側はどうなっていたのか。これについては、明日以降の記事にしたい。

7時間

疲労が絡んで、昨夜は22時には寝ていた。すると今朝方はけっこう調子が良く、体力の回復を実感できるほどで、普段の6時間睡眠に比べれば1時間の差が、ここまでの変化を生むことを改めて知ることができた。

普段の寝つきがいいことは、日ごろの慢性的睡眠不足とも言われており、気絶レベルとも。なんだかんだで23時あたりまで起きていて、それから寝ているようでは、疲れやすい体になってしまう。そして現場では、電源供給が止まっている車内にいれば数分で眠くなり、昼寝は50分近くになっている点からしても、現状の生活サイクルを続けると、後々脳や心臓に重大なダメージを負う可能性がある。

ネトゲ中心の生活から脱して、かなりの年数が経つところだが、唯一残っている悪い習慣が、23時を過ぎても寝ようとしないことか。翌朝の起床時間まで6時間を切るから寝るだけのことで、抑制が効かなくなれば睡眠時間はもっと短くなる。寝不足を勢いでカバーなんて、若いからこそできるもの。というわけで睡眠改革、スタートだ。

今年と来年の貯金は

冬のボーナスを経て、12月の給料が入る今月は、貯金額を大きく増やすチャンスとなる。計画通りか?いやいや、夏のボーナスの補填を含めれば、想定額に届かなかった。

その夏のボーナスが入ってからというもの、シビックRの作業失敗からディーラーへ緊急入庫し、カメラが壊れ、機械式腕時計用のタイムグラファーを購入。支出額は計21万円に達していた。少しずつ取り戻しているとはいえ、今日の時点で残り8万円ほどだ。順調に進めば、2019年の春先には処理が終わるだろうが、焦らず急がず。

その2019年度の貯金はどう設定しようか、検討を続けているところだ。現状では手取り額の40%が貯金に回っていることが判明し、日々の生活に余裕を持ちたいと思いつつも、目に見えて増えていく貯金額の方が快感だ。余裕を持ちたいだけで、苦しいわけではないこともあって、下手に変化させることなく、現状維持のほうがいいのでは?と思っている節はある。

各銀行口座の額面が増えて、安心できる状態に入ってきたことから、株式口座を本格的に使うことを考えてみる。ここ数年は、忘れたころにやってくる配当金で、増税された自動車税や重量税のバックアップ装置として機能しており、殆ど手をつけていなかった。月の貯蓄率を維持したまま、株式口座を使うようになれば、増えるも減るも、大きく変わってくる可能性がある。

あらゆる計画を考えつつ、思案している今が一番面白い。

街角の女がやってきた

表題は、A列車で行こう4/7より。

「古い腕時計が出てきたので、診てほしい」と持ち込まれたのが、OMEGA DE VILLE、レディースモデルだ。デ・ヴィルとは、フランス語で街角という意味であり、相撲と蝋人形が好きな閣下とは全く関係ない。

OMEGA DE VILLE ST511.0392

赤いデザインが印象的で、ただただ美しい。レディースモデルのドレスウォッチだけあって、秒針のない、シンプルな2針式の手巻きの機械式だ。受け入れ時点では、竜頭を回すとガリガリと振動を感じる嫌な感触があったが、巻き真に付着したゴミが原因だった。

デ・ヴィルの歩度調査

まずは歩度調査。文字板上で日差+33秒、ビートエラーは2.0ms。40年以上が経過して、過去のメンテナンス状況が全く不明な状況という点からすると、むしろ良好な成績ではないか。40年以上、そう、1970年代前半のアンティークウォッチだ。

OMEGA Cal.625

裏蓋を開けて、ムーブメント本体をチェックしていく。OMEGA Cal.625、振動数は21600Hzで、手巻きの機械式時計の見本みたいな分かりやすいデザイン。直径は17.5mmで、とても小さな機械の中に石と歯車がいっぱい。

ムーブメントに刻まれた、『UNADJUSTED』という文字。これは精度が悪い設定ではなく、あえて「未調整」という扱いにすることで、未調整の時計部品として安い関税で輸入された経歴を持つ、ある意味では歴史の生き証人だったりする。高級時計であるオメガの時計を調整済みの完成品として輸入すれば、関税があまりにも高くなってしまうことから、回避策が行われていた痕跡だ。従って、ムーブメント本体にシリアル番号がなく、裏蓋には『金メッキ』『ステンレス』と表記することで、「これはあくまで時計の部品ですよ」というアピールがいくつも施されていた。

文字板のズレ

文字板の中心穴が、ツツカナの真と一致しておらず、若干ズレた状態で安定している。現物を見ると未塗装の下地が露出しており、時計の表情としてはけっこう目立つ。位置調整は可能だろうか。

ムーブメントから文字板が浮いている

ついでに、ムーブメントを側面から見ると、地板と文字板がしっかりと密着しておらず、僅かばかり傾いて浮いている。

さて、アンティークウォッチだけに、姿勢差による歩度の違いやパワーリザーブの調査をしっかりしてから、手をつける必要がある。特にこの1mm以下の細い針。脱着に関しては今から緊張している。