2018年末にデスビのイグナイターメモという記事をアップしている。
デスビ内部に組み込まれているイグナイターは故障原因の筆頭となることが多く、実際に壊した経験から対策を考えることになった。ついでに、財布へのダメージ…支出も抑えようという趣旨も含め、あくまで自分用のメモとして書き上げた。
さらに年数が経過して2023年。長らく供給されていた純正イグナイターが欠品となったようで、万一故障すると非常に厄介な事態に陥る。手元に予備品があるにも関わらず、どうにかできないか?と調べるあたり、二重、三重に行うバックアップ手段の一つだろう。
対策として、例えば芋芋研究所さんのほうでは、ドイツHÜCO(ヒューコ)製のイグナイターを使う方法が紹介されている。気になるイグナイターの価格は通販で16,000円とのこと。
HÜCO(会社名としてはHUECO Automotive GmbH)は、日立オートモティブシステムズ株式会社の欧州事業総括会社である日立オートモティブシステムズヨーロッパGmbHが子会社化→2012年1月6日のニュースリリース。後の日立Astemoになる経緯から、怪しい中華製イグナイターよりは信頼性が高くなる。
次の対策案が、じけんいちのページさんで紹介されているニデックエレシス製(ホンダとNECの合弁会社で2014年3月にニデック…旧日本電産グループが買収)のイグナイター(MC-8132)を使う方法。
こちらは06302-PT2-000としてホンダの部品番号が設定されており、いつものWeb通販サイトでは一時的な品切れながらも注文が可能。今も買えることに驚かされる。

このとおり。物太郎で買わず、この部品番号を提示してディーラーや部品販売店で買うならもう少し安くなり、そして早く入手できるかもしれない。
日立のイグナイターと最も異なる点は、その形状。エレシスのイグナイターは全長が僅かに長くなるが、ケース内に収まるのかどうか。先のじけんいちさんの記事内には『EG6、DC2、DB8、EK9で動作確認できたとのこと』と書いてあるが、その後の更新が止まっていて、組み込めて使えたのか結末が分からないのがネック。
最後にX(旧ツイッタ)で、coupeさんのポスト。ゴソウダンパーツ、日立のイグナイター、在庫限り?と、非常に興味を惹かれ、実際に手配してみる。確かに在庫はごく少量、ギリギリのところで購入できた。

06300-P2E-305という部品番号から、重要特殊部品、サービスキット系パーツに属すると思われる。それでも価格は高めで18,000円近くになり、本来の純正イグナイター、30130-P73-A01の定価を上回る。
中には英文の紙が同封されており、アメリカ市場とカナダ市場向けの製品、説明書を読めといったことが記されている。

気になるイグナイター本体は、日立E12-303だった。これで未使用のE12-303が二つストックされることになったが、悪くはない。
その他、大阪にあるチューンショップ、株式会社アスランさんからは、デスビのオーバーホールキットの販売がスタートした。まとめて対処したいなら、相談するのも手段の一つかもしれない。
厄介な事態に陥ったところで、一つひとつの情報を積み重ねていくと、問題が解決できそうな雰囲気が見えてくる。但し、それなりの支出は覚悟しなければならず、資金力が求められる。今後も部品の供給が続くわけではないので、まずは部品だけでも確保しておくという決断力、予防保全的な思考も必要になる。部品が壊れてから行動し始めても、すぐに代替品は入手できない。