スペアチューブ

自転車でダラダラ走っていて、急にペダルが重たくなってガッタンガッタンと周期的な衝撃がケツに響く。パンク!と察し、思ったとおりリアタイヤが潰れている。進行方向に対して、真っ先に障害物を踏むであろうフロントタイヤよりも、やたらとリアタイヤがパンクするイメージを持っているのは私だけだろうか。

パンク修理をしなければならないが、ゴムノリが劣化している、どういうわけかサイズのあうパッチがない、空気が抜けたまま走ってしまったがために、穴があちこちに開いている…というオチがいつも起きる。忘れたころに発生するトラブルだけに、パンク修理=修理用材料の揃え直しの公式が出来上がっていて、現にゴムノリはカピカピに乾いて使い物にならず、廃棄決定。

結局、パンクしたらチューブそのものを交換するようになっている。乗っている自転車はランドナーで、タイヤサイズはママチャリと同じ26X1-3/8。ただしバルブが仏式なので、タイヤは全国各地のホームセンターを含めて必ず手に入るが、チューブは難しい。一応、英式バルブでも組めるようにはしているが、代償としてホイールが若干重たくなっている。さてスペアチューブだが、探しても見つからず。どこやったっけな?と考えてみると、保管中にバルブを折ってしまい、廃棄したことを思い出す。

Web通販では「〇〇円以上で送料無料」なんて設定があり、その場面の買い物では送料が加算されていたが、新しいチューブを追加すれば、送料分をチャラにすることができる。そのチューブ、価格は600円程度…。

パナレーサー サイクルチューブ

即日配送。注文してから24時間以内に到着するレスポンスの良さ。新しく買ったチューブに入れ替えれば、自転車そのものは復帰。外したチューブは捨てず、まずは穴をチェックする。塞ぐことができれば、スペアチューブとして再び保管できる。

えぇバイク

サーキットで遊んだ人なら分かると思うが、独特の広さゆえに徒歩での移動は思った以上に時間が掛かる。過去に走り回っていた袖ヶ浦フォレストレースウェイでは、確保したパドックからコントロールタワーに向かい、走行チケットを買ってパドックに戻ってくるまで5分以上、10分近くことがザラだったりする。

この広さから、快速移動手段を考えることがよくあった。折り畳み自転車をトランクに放り込んでおく、適当なGo-Pedを一台買って移動用のアシにする等々。さすがにモトコンポになると価格面で手が出ないし、より小型低価格なCKデザイン仔猿が視野に入るが、小さくとも原チャリ。今度は保険や置き場所問題が発生する。

現在はサーキットのライセンスを切っており、サーキット内の移動手段問題は無くなっている。その一方で、遠出したときにちょっと市街地を散策してみたいといった、徒歩だと時間が掛かるが自転車さえあれば移動時間を大幅に削減できる…といった、快速移動手段は相変わらず考えており、保管や日々のメンテナンスの関係から、折り畳み自転車が好都合になってくる。

折りたたみ自転車して、A-bikeなんてものがあった。超小径タイヤな見た目とコンパクトになる折り畳み具合から、小さいモノ好き日本人のツボにヒット。類似したコピー商品が出回るほどの人気になり、中には粗悪品があって壊れやすいものも存在したようだ。

A-bikeがあったことを思い出し、今も発売されているのか調べてみると、しっかりとアップデートが続いていることが分かった。電動アシスト仕様まで出ており、より豪華になっている。あのサイズのどこにアシストメカを組み込むのかと思ったら、まさかのフロント側。リアタイヤは今までどおり人間の脚による駆動、フロントタイヤはアシスト用の駆動となり、自転車ながらAWD。フロント側でぐいぐいアシストしてくれるとは、雨の日の4WD車に近い感覚になるのだろうか。

A-BIKE ELECTRIC

画像はA-bikeのトップページより引用。

フロントフォークに装着された筒がバッテリーで、フロントホイール内のモーターでアシスト。その代償としてベースモデルより重量が4.5kg増加、価格も2倍以上となっている。超軽量折り畳み自転車の特性を若干スポイルしている部分はあるが、それでもAWDなチャリとしては興味が出てくる。

アシストなしのA-bike cityは6.8kg、¥69,300となればネタとしては悪くはない。普段はシビックRのトランクに放り込んでおき、出先で乗り換えて細かく動き回るという、まるでアポロ宇宙船での月着陸船のような使い方が思い浮かぶ。

気温の低いシーズンに入って、さらには新型コロナウィルスの流行拡大で、遠出した先で街中を動き回ることは避けなければならない状況。よって今すぐ買うといった行動までは至らないが、折り畳み自転車で行動範囲を広げる手段は忘れないでおきたい。

チャリ保険

キャンプから帰ってきて、シビックRの任意保険の更新案内が届いていたことに気づく。さっそく記入し、返送用封筒に収めれば発送準備OK。

ここで思い出したのが自転車の保険。東京では2020年4月1日から保険が義務化されており、すっかり忘れていた。ここでのポイントは保険加入者の居住地は全く関係なく、その場所で自転車を走る人に対するもの。よって関東に住んでいる場合、東京、神奈川、埼玉、静岡は義務地域になっているので、ちょっとした遠征で県を跨いでも、義務状態が続くことになる。ちなみに義務化とはいえ、加入しなくても罰則はない。

加入するにしても、どこと契約するか。主に管理上の都合によるもので、車の保険と併せる、個人的な医療保険に併せる、各会員カードに付帯するサービスを追加する…といろいろなパターンがある。気になる保険料についても各社似たような金額で、当人限定なら月500円前後が目安か。賠償責任保険金をはじめとする補償内容に差が出てくるのは当然として、億単位以降の違いがあるようだ。

自転車で走行中、公道で人身事故を起こして、その後の損害賠償訴訟で数千万円レベルの賠償命令が下されることが度々ニュースになるが、この背景から見えてくるのが「たかが自転車でそんな過酷な…」という意識。判例を少しでも調べてみれば、そういう額面になると計算できるものだが、全く進歩がない。

自動車はそれなりのスピードで走って質量もあるため、事故で人が負傷する可能性が大きくなる。高額賠償命令で加害者側が手に負えなくなることを防ぐために、任意保険に加入する。ところが自転車はどうか。まず「歩行代わりの道具、ゆっくり走るもの」「すぐに回避できる」なんて間違った認識があるのではないか。道交法では軽車両…車の仲間に分類される以上は、実は自転車も車並みのルールと縛りがある。昨今、スマホを見ながらフラフラ走る自転車が当たり前の光景になってきたが、スマホに気を取られて飛び出してきた子どもに気づかず、ぶつかってしまった…なんて事故は、揉めるどころの騒ぎではなくなる。

趣味として日常的に自転車に乗り、また通勤をすることもある。自転車通勤での経路には通学路やマンション街を経由するので、事故と高額賠償は別世界の話…ではない。万一の高額賠償を手持ちの資金で対処できるわけがないので、今週中には加入処理を進めておくことになった。

Hurry home

自転車通勤の日。雨雲と雨雲の隙間、雨が降られていないタイミングをレーダーから見つけようとしたが、そんなうまい行動ができるはずがなく。職場までの40分は、ずっと雨に打たれながらの走行となった。

そこに今日は残業デーときた。世間では残業を減らし、さらにはコロナ禍で業務そのものが減っているようだが、今も昔もここは世の中の常識が全く通用しない。普段なら定時で上がれない、5分の残業でさえイライラピリピリするものの、今日は「どうにでもなっちまえ!」。理由は簡単、チャリ通だから。

家を出てから職場まで、車道の流れに沿ってさーっと飛ばしていけば、だいたい30分。ポタリングの如く、だらだら走って40分といったところ。行きで飛ばすと疲れが溜まり、発汗で日中が余計にしんどくなる。逆に帰りはどうか。疲れが溜まろうが発汗でベタベタになろうが、帰宅してすぐに風呂へ入ってしまえばいいので、帰りはいつもペースアップする。

職場出発は17:40。信号タイミングがとてもよく、スピード違反気味の原付をペースメーカーにして、大通りを走っていく。だいたい40km/hを上回るランだろうか。今夜からは、先日いただいた100均テールライトを点灯させていて、走りを目撃したカブ主からは「すぐに分かった」とのこと。確かに明るい。

自宅近くの最後の大きな交差点が18:08、到着は2分後の10分。やはり30分だった。残業していたにも関わらず、帰宅は定時。時間を取り戻すことに成功。

行きの時点で気づいていたが、タイヤの空気圧が若干甘い。ペースを上げれば上げるだけ、ペダルの重さが辛くなってきて、帰宅するころには脚がガクガク。ハンドルを引き付ける腕もだるい。日中のうちに空気を入れておけば良かった。

道中、ロードレーサーで通勤している人を追い抜かしたが、こちらのランドナーに抜かれたのが癪なのか、交差点では信号無視をしてまで先に行こうとする。通りが青信号続きになり、走行ペースが全く違うのですぐに追いつき、再び追い抜かす。大通りの中のいくつもの交差点で、信号無視を繰り返していた。こういう走り方は非常に目立ち、チャリンカスと蔑んだ言い方をされる原因は、ここにある。

ヘッドライトテールライト

中島みゆきの曲ではない。

「ナイトライド多いんだし、これ付けたほうがいいよ」と、カブ主の方から渡されたのが、自転車用テールライト。ありがとうございます。

セーフティ リアライト

100円ショップで売られているテールライトのようで、こういうモノまで売っているんですか…と驚いた。電池はCR2032を二つ使うので、電池切れになってもコンビニで対応できるが、「電池切れを起こしたら、本体ごと買い替えればいいんじゃないの?」と。実質、使い捨てとのことだ。せっかくもらったものを電池切れで捨てるのも…。

これからの季節は夜間走行が増える。いくら都会でも、夜間の車道を走るとなれば、テールライトは必須。既にソーラーバッテリー式のテールライトを装着しているが、今後はこの100円ショップテールライトも併せて使うことになる。

自転車用のヘッドライトは、白色LEDが世間に出てしばらくしてから、爆発的に普及したような印象がある。ハロゲンランプを使ったヘッドライトが主流で、白色LED仕様は高価で限られたモデルといったように、ある程度の差があったと思う。

テールランプに関しては、赤色LEDが古くから存在していたこともあって、モデル数は多かった。その一方で、直視すると目が痛くなるような高照度LEDが使われ、テールランプそのものがとても明るくなったのは、遠い過去の話ではない。

見えていると思った、大丈夫と思ったでは済まされない時代。相手に見せる、相手を信用しない。いち早く相手に自分の存在を気づかせるため、ヘッドライトと同じくらいテールライトに気を配らないといけない世の中になっている。

夏場の走り込み

平日休み。

この暑さの中、自転車で近所を流してみようと思いつく。時刻にして11時半。玄関から出た時点で、むわっとする熱の圧力に屈しそうになるが、ここは覚悟を決めて走り出す。

太陽が真上にいるので、どこを走ろうともジリジリと照り付ける。早くも肌が焼ける感覚があり、少しでも日陰になりそうなコースを探して、ウロウロ走り続ける。ふと、銀行に行かなければならないことを思い出し、進路変更。近所の銀行方面へ。

かつてはキンキンに冷えていた銀行は、コロナ禍による換気対策と営業費用抑制(節電対策)からか、ずいぶん生ぬるい店舗になっている気がする。長居すると暑くなってくる室温と湿度具合で、ATMで預金手続きを終えたらさっさと出る。野外のほうが過ごしやすいのが変な感じ。

再び自転車を走らせて合計20km程度の短いランとなったが、冬場の走り込み以上の疲労感を味わう。熱でクラクラするし、体内の水分が発汗で一気に抜けたらしく、足や腕がとても重たい。信号待ちで止まっていると走行風が無くなって体の冷却が止まり、全身が熱に包まれていくので、走っているほうがいくらかラクだった。

毎年の夏場は体調維持のためになるべく走らないようにしているが、なんだかんだで走っているような気がする。大汗かいて走り終え、水分補給をしながら体を冷やしていくと、走行前と比べてもシャッキリする。運動によるリフレッシュ効果を実感しやすいから、結局は乗っているのかもしれない。

読書感想文とか

埜口(のぐち)三部作、揃って読了。

埜口保男氏の著書たち

写真下、『自転車野郎養成講座(山海堂1993年、絶版)』は、現在に至るまでの自転車趣味をスタートしたとき、たまたま近所の図書館においてあった本だった。あまりの読みやすさに唯一の参考書となったもので、期限日に返して、そのままもう一度借りてくることを繰り返していたため、一時期はその図書館の貸し出し人気ランキングに食い込んでしまった過去がある。

まずは5kmから走ることが始まって、10km、20km、30km…と距離が増えていく中で、距離を走るための心構えやアドバイスが書き込まれている。初心者向けの内容だけに、メカニカル的、技術的なことは殆ど書かれておらず、自転車趣味を始めた当時の私にはぴったりだった。

写真中央、『自転車漂流講座(山海堂1989年、絶版)』は、先述した自転車野郎養成講座の続編。発行順序としては、これが最初。内容が出版社の意向に近かったため、続いて初心者向けの自転車野郎養成講座も案内されたそうだ。

世界を舞台にしたチャリツーリングの遊び方。国境の越えかたから、旅先での病気やトラブル、日本とは違った厳しさなどが記載。その実態は野宿(キャンプ)を中心にしたアウトドアライフのノウハウ集で、キャンプしながら外で遊ぶ人間でも楽しめる内容。一日の疲れを回復し、翌日につなげるために重要な夕食について、1980年代末の時点で飯テロ的な記述がなされており、空腹のときに読むと極めて攻撃力のある文章に変貌する。

本の終盤に入って、旅先で出会った仲間やツーリング中の他の楽しみ(登山)についてのページがあり、そこに出てくる「河野兵市」なる人物について、あっさりながらも妙に印象深く書かれている。が、河野兵市氏は2001年5月に北極で転落死しており、この件に関する本も、埜口氏は著している。それが次の本。

写真上、『みかん畑に帰りたかった(小学館2003年、絶版)』。世界を自転車で旅行している最中の埜口氏が河野兵市氏と出会い、共に登山仲間としてあちこちの山を制覇していく様子が記されている。のっけから「世界地図を用意してほしい」と書かれており、何事かと思いつつ読み進めてみるとすぐに納得。全く聞いたことの無い土地や山の名前が次々と出てきて、GoogleマップとWikipediaを開きながらでないと、地球のどこを歩いているのか、追跡できなくなる。

山を越え、サハラをリヤカーを引きながら徒歩で縦断し、途中で河野氏は結婚、二人の子供がいる父親となるが、旅へ出かけたい衝動が止められない。最後の旅路となる北極へ向かうことになる。

なんとなく分かってはいたが、北極の旅費は凄まじいものがあり、額にして3,000万円。それも一個人のポケットマネーではなく、スポンサーによる提供というから、それは旅行ではない。埜口氏も「もはや旅行ではなく仕事である」と断じているほどだ。このときは北極点へ単独かつ徒歩で向かい、日本人として初成功を収めているが。

そして、リーチングホーム計画がスタートする。北極点をスタートし、地元の愛媛県佐田岬半島まで徒歩やカヤックにより6年がかりで帰還する、壮大な旅。日本人初の北極点単独徒歩到達で有名になったことで、リーチングホームではスポンサーから集まった資金は、なんと3億円。この章に限らず、第一章のニューヨーク編から旅費に関する記述が多数あり、常に旅費=金とトラブルはリンクしていることを暗に示している。

振り返って、私自身が小学生になってすぐの時代。大勢の友だちと共に自転車で隣町を越えて「冒険」し、帰るころには夕方17時が門限だった約束は守れない。日没で周囲が暗くなって、街の様子が変化していき、不気味なものを感じるようになる。無事に帰れて、初めての「冒険成功」に達成感を抱き、その一方で帰ってこないことに心配していた両親から、強烈な落雷を食らうことになる。怒られたから止めようと思うことはなく、何度も繰り返すことなって、ドキドキ感、達成感はクセになっていくわけだ。

そんなドキドキ感が、河野氏はいつまでも忘れることができなかった。最初は世界の自転車旅行から、各地を歩き回りながら山を越えるようになり、サハラ、北極と、フィールドはどんどんレベルアップしていく。困難に挑むドキドキ感、冒険の達成感を味わい続けるために、更なる困難に挑んでみたくなるもので、それがまだ自分の力で稼いだ金で遊んでいるなら、問題にはならない。

行動が世間に知られてスポンサー…金が絡むようになると、莫大な額になればなるだけ、短時間のうちに当人の力では制御できなくなる、いわば呪いを受けてしまう。このあたりは、2018年に滑落死した栗城史多氏にもあてはまることで、金を提供してもらったからには、世間を裏切るわけにはいかなくなる。本当にやりたい「自分の旅」と、世間が思う「その人が行う旅」のミスマッチが大きくなれば、最終的には死を招く。

私自身、EK9シビックRで384,400kmを目指すなんてことをやっているからか、サハラ編、北極編、リーチングホーム編の行間から見えてくる世間の期待、醜さと怖さ、裏切ることができない緊張感をヒシヒシと味わっていた。というのも、2017年5月、当サイトは一度閉鎖しているのだが、その直後から閲覧者以上に私側が大混乱に陥っている過去があり、河野氏のようにスポンサードされていた場合、閉鎖後にどうなっていたかは全く想像できず、想像するのも怖い。当人の遊びで済ますか、世間の期待を背負って仕事にするか。答えは一つしかないが。

みかん畑に帰りたかったを読み終えてから、リーチングホーム計画のことを調べてみると、愛媛県佐田岬半島にある道の駅瀬戸農業公園がゴール地点となっていて、今もその計画を伝える碑が立っているそうだ。次のドライブの目的地は、愛媛県佐田岬半島になりそうだ。片道900km程度なら、一日で走っていける距離。

…と、ここまで書いておきながら、実は昔から読書感想文が苦手。本を数冊読んで、その読書感想文を書けという夏休みの宿題が、いつもいつも最大の壁だった。現在でも、かなり難しいものがある。

チャリメンテ

ふと自転車を見ると、フレームやホイールがずいぶん薄汚れていることに気づく。久しぶりに拭き清掃することにして、目立つのがフレームのあちこちに入った小さな傷。1998年9月に購入して20年オーバー、それなりのダメージを受けている。

拭き掃除をするだけでなく、車用のタッチアップペンで小キズを埋めつつ、フレームの地が露出している部分は黒錆に転換させたりと、EK9シビックRでやってきた作業の応用となった。

タッチアップペンをホームセンターで買うとして、フレームはメタリックブルー、そして陳列されている商品はソフト99コーポレーション製。メタリックな青系塗料でも、メーカーによって色調が異なり、色見本を見比べてコレだ!と決めたのが、トヨタ用の8K4 ブライトブルーメタリック。さっそく塗ってみると、ほぼぴったり。

8K4 ブライトブルーM

タッチアップペンだけに塗り斑は激しくなるが、小キズや下塗りを隠すには好都合。ソフト99のタッチアップペンは一旦開封すると、あっという間に粘性と滑らかさが失われ、最後まで使い切れないのが昔から変わらない難点。

露出したフレームの肌には、黒錆転換剤としてホルツのラストコートを使った。スプレー後、一週間ほど放置して完全乾燥してから、先述したタッチアップペンで上塗りしていくという工程となった。同時に裏面、つまりフレーム内部の防錆も行っており、こちらはノックスドール700が大活躍。

クリア層の引っかき傷はコンパウンドで消す。油汚れはブレーキクリーナーとウエスで除去。最後の拭き掃除はフクピカを使って、WAXの塗り込みも兼ねておく。振り返ってみれば、シビックRでやっている日常的な作業と全く同じ。

次はチャリの近代化改修として、コンポのアップグレードを計画。現行のコンポが、20年前のランドナーに使えるのかは不明だが。

2019年、始まり

あけましておめでとうございます。今年も日向重工をよろしくお願いします。

新年は自転車で走り回ることから始まるのが恒例で、強制的にカロリーを消費し、正月太りを防ぐ。今日は体調との兼ね合いで、距離は28kmに留めておく。計算上は700kcal=食事一回分は消費できており、程よい疲労感が心地いい。

さて走り込みの道中に一休みしていると、どこからともなく猫が出てきた。人間を見ても逃げる様子はなく、変に慣れている様子だ。そこで自転車の無料点検をやってもらうことにした。

猫メカニックの点検その1

「古かぁ自転車やなぁ、久しぶりに見たばい」

猫メカニックの点検その2

「傷んどー」

猫メカニックの点検その3

「フレームはキレイで、サビもなかちって。室内保管?そりゃよかよ!」

猫メカニックの点検その4

「ワイヤーが伸びとーぞ?早めに交換せんね」

そんなやり取りがあったかは知らないが、自転車の点検終了に満足し、離れたところでどっこいしょと座り直す。

猫メカニックのドヤ顔

そしてこの顔。レンズを向けられて、当たり前のようにカメラ目線になる猫メカニック氏。人間とカメラ両方に、慣れているようだ。

ここ数年の観察で、体を動かすことを少し止めるだけでも、下腹部や脚のカタチが変化することが分かった。今年は体重維持だけでなく、体型を作り上げていくことができるか。このテーマも追求していくことになった。

コンポ、どうするべ?

社内でチャリ部(自転車部ではない)が発足し、本気か冗談かはともかく、来年の春に富士スバルラインの料金所を起点として、五合目まで行って帰ってくるという目標が立てられた。

なかなかエクストリームな方針だが、この類の社員団体行動チャレンジは、よくあるハナシなのが少々アレ。というのも登山部と称して、会社帰りにそのまま富士山の登頂に向かった社員たちがいて、週末に寝台特急(サンライズ)や夜行高速バスで遊びに行き、週初めにそれぞれの上りダイヤで出勤してくるツワモノは一人や二人ではない。人員の都合で、突然の休日出勤を呼びかけても「関東にいない」と断りを入れることは、ウソでもなんでもない事実だったりする。

自転車でウロウロすることは問題ないとして、富士スバルラインは、平均勾配5.2%が24kmに渡って続く。この坂の負荷に耐えられる脚力と体力を半年で作り上げなければならない。自転車で富士スバルラインに挑んだのは学生時代で、当時はデブながらも若さ故の体力もあった。逆に今は適正体重ながらも、体力の回復力が落ちているところなので、ここを鍛えることになりそうだ。

自転車は、かれこれ20年に渡って使い続けており、フレームはともかくコンポーネントがボロボロだ。平地で100km程度の走行ならともかく、ヒルクライムとダウンヒルでは少々厳しいか。特に富士スバルラインの下り坂では、80km/hに達することがあり、ここでブレーキが壊れれば命に関わる。特にブレーキワイヤーは未交換なので、強いブレーキングで切れる可能性がある。

ダイアコンペ972

使い込まれたカンチブレーキは、ダイアコンペ972。今どき、カンチブレーキの新品なんてあるのか?と調べてみたら、けっこう見つかって大助かり。

シマノRSX

リアディレーラーは、これまた年期の入ったRSX。この後継モデルが、SORAに繋がってくる。

過去ログを読み直すと、交換を考えている様子が見えてきたが、その度にシビックR絡みの支出があって、何度も後回しにしてきた。さすがに富士スバルラインの走行が視野に入ると放置するわけにはいかず、補修費用として10~15万円あたりが目処になるだろうか。

春先まで時間がない?いやいや、時間を無くしているのは自分自身の行動が原因か。一つひとつ問題をクリアしていきたい。