都道316号若潮橋

東京都品川区の東品川と八潮を結ぶ都道316号には、若潮橋と名づけられた橋が掛けられている。老朽化に伴い架け替え工事が行われており、現在は仮設橋による通行となっている。普段はバスに乗りながら通過する工事現場なので、じっくりと見ることはできなかった。

先日の、大阪における地震が関係しているかは分からないが、仕事がなくなって急遽休みになってしまった。梅雨時の貴重な晴れ間だったことを利用して、さっそく若潮橋の工事現場までひとっ走りしてきた。

品川ふ頭橋より仮設の若潮橋を見る

都道480号の品川ふ頭橋より見える、仮設された若潮橋を眺める。京浜運河に大きく張り出していることがよく分かる。

品川火力発電所の放水口

東京モノレールの天王洲アイル駅側から品川ふ頭橋を渡ったところには、品川火力発電所の放水口がある。ときどき、このあたりに向かって釣り糸を垂れている人を見かけるが、何が釣れるのだろう。発電所を通過した暖かい海水で、魚が寄ってくるのかもしれない。

若潮橋の工事現場

仮設の若潮橋から、工事中となる本来の若潮橋の工事現場を見る。道路は大きく蛇行して、工事現場を迂回するようになっている。重たいトレーラーや大型トラックがバンバン通る道路なので、仮設道路では荷重ストレスをまともに受けるらしく、路面状況は散々なもの。工事現場から突き出たオレンジ色と緑色のフレームが、橋のコアを対岸に渡す送り出し装置らしい。

ちょうど新幹線が通過しており、700系のB編成だった。

ホイールクレーンがスタンバイ

フレームを吊り上げてセットするホイールクレーン。特に工事が行われている様子はなく、静かな現場だった。

京浜運河に大きく張り出した仮設の若潮橋

八潮方面を見る。こちらも現場を迂回するように、道路が蛇行している。本来はサクラの並木があって、春先はピンク色に染まるキレイな場所だったのに、仮設橋の設置に伴ってサクラの木は撤去されてしまった。

しかも、仮設橋の橋脚が設置されたのが、記憶の限りでは10年以上前だったはず。仮設橋が完成して道路が切り替わり、本来の若潮橋の撤去も遅々として進まず、去年までにようやく撤去工事が終わった。新規に橋を掛け直すにしても、平日の今日も工事している様子は見られず、ずいぶんのんびりした作業ペースに感じる。いかにも公共工事らしいペースだ。

本来の若潮橋の位置に建つ

送り出し装置が届く予定の、本来の若潮橋の末端部分。対岸に、オレンジ色と緑色のフレームが見えている。工事が終わって道路が元に戻れば、スムーズに通行できるだろうか。現状の酷い路面状況では、あまりに車体が振られるので、バスやトラックのドライバーは気を使ってローペースで走り、地味なボトルネック区間になっている。

若潮橋工事告示の看板

バスの中から一瞬だけ見える、告知看板。工事期間は来年の1月末までとなっているが、今の状況では遅れても不思議ではない気がする。近くにある国道357号の東行き、首都高大井入口の立体交差の通行止めも、予定では5月末に解除されるはずが7月末に延期されており、期待しては負けか。

暑くもなく、微風で晴れからうす曇という、自転車で走るには最高のコンディション。若潮橋の工事現場を見るだけが目的なので、走行距離は26kmと少な目となった。

正義の味方の観察日記

自転車で走りこみを行っている際、ふと道路側に目をやると、獲物を狙う某ミサイルがいた。

違反者を監視する白バイ

もともと出現しやすいポイントで、知っている人ほどスピードを出さない。線形が極めて良いために、何も知らずにスピードを出した者を撃墜しようと虎視眈々と狙っている。

取り締まりポイント

地図で確認してみる。現場は東京都大田区平和島、環七通り。首都高速1号羽田線と交差するところだ。取り締まりパターンとして、地図右側から左側に向かって走るスピード違反者をここで見つけ、急加速。都道316号から環七通りへの合流部分で素早く違反者の死角に入って取り締まりを行い、この先の大森消防署付近に停止させて一丁上がりというわけ。現場の最高速度は50km/hだが、80km/hあたりでバンバン飛ばす車が多い。そこを狙われる。

急用を思い出して出発

急加速する瞬間を見てやろうとスマホを構えたまま近づくと、ヒョロヒョロと情けない排気音を響かせて、現場を後にするミサイル君。発進した瞬間なので、車体が傾いている様子が写されている。取り締まれそうな車はゼロだったことから、恐らくウンコがしたくなったか、急用を思い出して帰還することになったのだろう。最初の写真で、対向車線に写っているカンガルー便のトラックが二枚目の写真でも写っており、実は20秒足らずの出来事。

取り締まりを行うなら、カメラを向けられて逃げることなく、堂々とやっていればいい。この例に限らず、隠れて取り締まるくらいなら、日ごろからパトライトを光らせて、あちこちの道路をパトロールしているほうが、余程効果的というもの。サミットや来賓があると、数多くの人員を投入して警戒することができることから、普段は手を抜いているのではないか。歩行者のいない、流れのいい道路で取り締まるくらいなら、ちょっと先の商店街や住宅地で監視してくれたほうが有難い。いわゆるノルマ稼ぎの、取り締まりのための取り締まりに陥っている、典型的パターンといえる。

正義を口にして、治安維持に日夜励んでいる警察を当サイトは全力で応援している。

  • 何かの拍子に、警察官に絡まれることがある。
    免許証等の身分証明書の提示を求められたら、こちら側も警察手帳の提示を求めることを忘れずに。その際に、その際に所属と官姓名をメモしておく。おめでたい警官にあたると手帳の提示を拒む場合がある。その際は、胸に付いているバッジの固有番号を覚えておこう。後で「手帳の提示を拒否された」という申告をしてみると、面白い事ができるそうな。
  • あけましておめでとうございます

    本年も日向重工をよろしくお願いいたします。

    新年だろうがなんだろうが、通常の生活サイクルを送ることが当たり前になっており、いつもと似たような時間に起きて一日がスタートする。時間がある、天候は晴れ、無風という好条件が揃い、自転車で流すには最高のコンディションだ。多摩川サイクリングロードを上流に向かって走っていく。

    ただ、程よく暖められた空気のおかげでユスリカだろうか、小さな虫が大量に沸いており、顔に次々とヒットして若干走りにくい。途中、虫が眼球に直撃してまぶたの内側に入ってしまい、猛烈な痛みと大量の涙で走行停止。片目で走るわけにはいかず、近くのコンビニへ駆け込んで、まぶたの内側から虫を取り出し、ようやくスッキリしたところで走行再開。

    多摩川の河口から25km地点

    河口から25kmの地点に到達すれば、多摩川サイクリングロードまでの往復を含めて合計50kmの走行距離を達成できる。先ほどから目の中がゴロゴロし、虫の破片が残っているかもしれないことから、帰還開始。多摩川サイクリングロードから離れ、川崎市街側から河口方面に向かうことになった。

    帰宅後、真っ先に人工涙液にて眼球洗浄。やはり虫の破片が残っていたらしく、量を惜しまず流水状態での洗浄を続けていたら、ようやく違和感が無くなった。眼球へのダメージはなさそう。きっちり50kmを走り、全身への程よい負荷を与えることができた。走行後は各筋肉が動きやすくなっているので、身が軽く感じて気分がいい。2018年は好スタートを切れたかな。

    パンク

    自転車のタイヤがパンクし、行動範囲が極めて狭くなっていることから、重い腰を上げて修理を行う。面倒なことは間違いないので、思い切って近所の自転車に持ち込んでしまおうか…とも考えたりするが。

    街の自転車屋といえば、店内の雰囲気や接客態度が悪く、購入以外の自転車は面倒見ないという、全うな経営努力が見られない店が今なお多いこと。どこかの自転車屋が売り上げが落ちていることを嘆いていたが、その後に「説明しない」「上から目線」「客軽視」とツッコミが入っていた。昔から自転車屋に対するイメージは悪いままなので、個人的には賛同できる意見ばかり。そういう店はさっさと潰れてしまえと思うし、任せたいと思えるショップを見つけていくのも、自転車趣味の面白さでもあるが。

    やはり金を払ってまで不快な思いはしたくないので、自前修理になる。フレームからタイヤ一式を外し、チューブを引っ張り出して穴探し。空気を入れてみると漏れる音が響き、無事に穴を発見。原因があるはず…とタイヤの内側を探ってみると、指先に痛みを感じ、パンクの原因になった異物も見つかった。僅か3mm程度の長さしかない、細くて錆びた針金だった。

    居住地の道路事情は極めて悪く、路面には釘、ねじ、鉄板といったパンクの原因になる異物が大量に落ちている。トラックがパンクして立ち往生し、救援車両による現地修理なんてよく見る光景で、かつて乗っていたデリカSGでは鉄板がトレッド面に垂直に刺さってパンクしたことがあり、現在乗っているシビックRでも二回パンクしている。自動車でそのような状況なので、自転車でもパンクする可能性は当たり前にあった。タイヤに刺さったままの針金を見て、やっぱりなと思うほど。

    自転車に乗るときは、パンク修理キットを一緒に持つようにしていたが、パンクしたときは家からちょっと先までしか乗らなかったことから、未携帯だった。今回は近所で歩いて帰れる距離で助かったが、プライベートではなく会社への通勤、帰宅時なら面倒な事態に陥っていたかもしれない。パンク修理キットは生もので、携行品は完全期限切れだったことに気づく。修理を終えたタイヤの調子を見ることを兼ねて、さっそく新品を買いに行くことになった。

    建設現場巡り

    品川駅においては、中央新幹線品川駅の建設が進んでいる。品川駅は難所の一つに数えられており、毎日の通勤で眺めていても、こんな狭い場所によく資材置き場を組んだな…と感じている。普段なら建設現場は一瞬で通り過ぎるところだが、今日は自転車でゆっくり通過してみて、どういう状況になっているのか見物してみることになった。

    くら寿司近くから眺める

    くら寿司品川駅前店側から、工事中の案内看板が出る。本来は4車線道路(片側2車線)なのだが、2車線に規制されている。看板には平成33年2月10日までという記載があって、しばらくは狭い状況が続くようだ。

    くら寿司方面を眺める

    歩行者用通路をゆっくりと走り抜け、一旦振り返ってみる。規制された道路上には、仮設の建物がある。シールドマシンの発進基地か、土砂等の搬出施設か。建物内部で何が行われているのか気になるところ。

    狭くなった通路

    引き続き、規制されている道路上を進むと、すぐに工事用車両の出入り口になる。杭打ち機がスタンバイしており、近くには多数のH鋼もあった。

    渡り慣れた交差点も様変わり

    いろいろな意味で馴染みがあり、渡り慣れた交差点。ちょうどバックホウで土砂を集めていたらしく、工事関係者も集まっていた。この区画からは、土砂が流れる音があちこちから響いており、次々と地下トンネルが掘り進んでいるのかもしれない。

    土砂を集めているらしい

    油圧リフトのような機械に、大型のタンクらしき機械と、いろいろある。ガンダムビルことNTTドコモ品川ビル近くまで達し、中央新幹線品川駅の規制区間は終わりとなる。かなり狭い場所で、自転車での徘徊は適しておらず、歩いて散策すると横断できる場所が限られていることから、迂回させられることが多く、のんびりと見物するには難しい場所となっている。メインは地下なので、地上の様子はそう大きく変わることはないかもしれない。

    ドクターイエロー発見

    品川駅から大井埠頭方面に向かって走り、新幹線大井基地に出る。世間は平日だけあって着発線はガラガラで、目に付く編成は923形くらい。

    起床直後から腰が痛く、なぜか脚がむくんでパンパンになっていた。そういう身体の具合から、自転車で整理運動だべーと品川駅まで往復30kmを2時間掛けて走行。この距離でも効果てきめんで、帰ってくるころにはすっかり良くなっていた。自転車は即効性のある回復ツールだ。

    自転車を乾かしながら

    月初めは自転車通勤の日。往路は晴れて無風で、走行条件は悪くなかった。帰りは事前の予報どおり大雨と風に見舞われ、まるで洗車機の中だ。人間なら完全防水なので、濡れてしまっても然したる問題はないが、自転車はどうか。

    自転車はEK9シビックRと同じ1998年製で、今年で19年目。それだけの年数に渡って乗り続けている以上は、今日のように雨に降られたことは何度もあった。その度に帰宅したらフレームを拭いて、ワイヤーへの防水を兼ねた注油を繰り返してきた。普段から室内保管で、濡れたら拭いて注油を継続しているために、サビとは無縁。

    とはいえ。
    玄関先で拭きながらまじまじと見直すと、タイヤとホイールを除けば、各コンポーネントは製造当時から装着されているものを使い続けていることもあり、そろそろリフレッシュしてあげてもいいころだ。ワイヤーには変な癖がつき、前後のディレーラー(変速機)操作はずいぶん重い。ブレーキレバーの固定が甘くなっており、完全分解して再固定するにはハンドルテープも巻きなおさなければならない。ここまでやるなら、ハンドルバー(ランドナーバー)も歪んでいることだし、交換も視野に入る。さて、リフレッシュの総費用はいくらになるのだろうか。

    くたびれた状態のまま、19年に渡って走り続けてきたところで、現在に至るまでの累計走行距離はどれくらいになるのだろう。走った距離を数値で出してくれるサイクルコンピュータの類もあるが、装着した期間は本当に極僅かだ。有線式にすればケーブルが切断されるイタズラは当たり前のように食らうし、無線式は時々受信不能になって万全ではなく、センサーだけが盗まれることもあった。しかも操作を忘れて計測タイミングがズレたり、家から持ってくるのを忘れるとか。そして電池が切れれば、それまでの累計走行距離は消えてしまう。いつしか扱いが面倒になって、もういいや!と取っ払って以降、長らく装着していない。

    この先、各コンポーネントを入れ替え、近代化改修もとい、リフレッシュしたとする。同時にサイクルコンピュータを装着すれば、リニューアル後からの再計測ができる。過去と違って、記録された数値を維持するための工夫やセッティングは惜しくないし、むしろそれらを嬉々として行う傾向がある。こうなってくると、一つ、また一つとリフレッシュ構想が沸いてくる。物事は、実行よりも計画段階が最も楽しい。まずはリフレッシュ費用をどう確保するか。

    空気入れ

    自転車であちこち走り回る割りには、自転車用の空気入れを持っていなかった。タイヤの空気圧は頻繁にチェックしており、少々の追加ならフレームにくっついているインフレーター(携帯用空気入れ)で間に合っていたし、本腰入れて空気を入れるシーンは皆無だったりするので、無ければ無いで意外となんとかなったりする。

    インフレーターで空気を入れるとなると、まず腕力が必要。そこに中腰姿勢を強いられるので、腰があまり良くない現状では空気入れという作業がけっこうヘビーになってしまった。そこで何十年ぶりかに、空気入れを購入。ホームセンターのサイクル用品売り場にいくと、安いものから高いものまで、数多くの空気入れが売られている。そんな中から選んだのは、一般的な上下方向のポンピングタイプは疲れることもあって、足踏み式をチョイス。これなら、腰への負担は少ないはず。

    さっそく使用してみる。チューブは仏式で、英式のアダプターを介している。その英式のアダプターに空気入れの金口を接続することになるが、若干フィッティングが悪い。安価な空気入れだけあって、純粋な英式なら問題は無いのかもしれない。一応、空気を注入することはできるので、壊れるまでは使い続けることになった。米式にも使えることから、車でも使えるか?説明書や本体には使用できない旨の注意文があったりするが、そこをあえて試してみたい。

    あたりづけ

    年末に自転車のブレーキを調整しているので、ブレーキシューとリムの当たり具合が若干悪くなっている。ここしばらくの走り込みで、負担が大きく、傷だらけのボロボロリムになっている前輪はあっという間に当たりがついた。その一方で後輪はまだまだ片当たり状態で、しっかりとした当たりになるまでは、もうしばらくの時間がかかりそう。というわけで、一旦羽田空港に入り、ここから横須賀線と東海道新幹線の多摩川橋梁までひとっ走り。合計35kmのコースとなった。

    多摩川の河川敷では凧揚げをしている光景がいくつも見られ、飛んでいるのが鳶かと思ったら凧だった…なんてことが何度も。三が日は明けているものの、引き続き休日の家庭は少なくないようで、家族連れが多いように思えた。サイクリングロード上の混雑はあまり酷くはなく、思うように走れないことは無かった。

    東海道新幹線多摩川橋梁

    横須賀線と東海道新幹線の多摩川橋梁に到着して、小休止。年末年始の多客輸送ダイヤの東海道新幹線は、上り下りを併せて数分おきに列車が通過する状況で、見てて飽きない。かつては0系を含むたくさんの車種が走っていたが、今は700系(923形)とN700系とずいぶんシンプルになった。700系も大きく数を減らし、通過を見れたのは慌てて撮影した上の写真のときだけ。700系とN700系では、通過時の走行音(風切り音、パンタグラフの騒音、台車周りの金属音)が違ってくるのですぐ分かる。身体の熱が冷え切る前に、家路に着く。

    帰宅して、リアブレーキのチェック…まだまだ当たりが悪い。意識してリアブレーキを使う減速を繰り返していたが、1.5時間少々で35kmを走っただけでは、摩耗量なんて微々たる物。焦らず急がず、じっくり仕上げたい。

    気合いを入れて洗車とメンテナンス

    …と言っても、自転車のハナシだが。

    2015年度は一度も洗車していないので、今年はやっておく。2015年4月下旬に浜松御前崎自転車道を走行しており、このときに傷めたブレーキシューがそのままだったりして、散々な状態になっていた。まずはフレーム全体やホイールを乾拭きして砂やホコリをあらかた落としておき、コンパウンドを用いて固着した汚れを除去する。次にブレーキのメンテナンス。接触面には砂粒が食い込んでおり、ピックツールで除去したらヤスリがけし、整ったらOK。だいぶ摩耗しているので、固定位置を微調整してブレーキの効きを万全にしておく。最後にフレーム類をフクピカで拭いておわり。くすんだ色をしていたフレームが、本来の鮮やかなブリリアントブルーに戻り、ついでにフクピカのワックス効果で艶も復活。この一連の流れで、3時間も掛かっていた。

    自転車はEK9シビックRと同い年で、18年が経過している。これだけの年数の中で、交換した部品は前後のハブとチェーンぐらいだ。ブレーキワイヤーやボトムブラケットといったストレスを抱えやすい部品は未交換で、よく見ればカセットスプロケットに歪みまで見つかり、さすがに損傷度合いは酷くなってきている。このままの状態で乗り続けることは危険を伴うことから、来年度にいわゆる近代化改修を行わなければならないようだ。こうなればコンポーネントも一式で揃え直したい。

    自転車の世界には『100g一万円の法則』というものがある。100g軽量化するのに一万円かかり、部品が100g軽ければ一万円アップする。コンポーネントを入れ替えるなら、重量面も少しは気にしてみたいところだ。しかし、乗っている自転車がランドナーなので既に重く、数万円の予算追加で達成した軽量化が、どれくらい効くかは未知数だったりする。

    大原隧道

    jQueryの構文格闘に若干飽きてしまい、気分転換を兼ねて自転車でひとっ走り。今日の目的地は、横浜市南区にある大原隧道に設定。ここは水道幹線路と公道併用のトンネルで、今も現役の水道施設として使われている。1927年6月に着工、翌年7月に完成した過去から、100周年もだいぶ近づいてきている。自宅から片道25km程度となれば、体調を整える軽い運動にはちょうどいい。

    大原隧道

    流し気味のペースで1時間半ほど走り続け、大原隧道に到着。子供のころは坑門工の上端までよじ登って遊んでいたが、今考えるとずいぶん恐ろしいことを平気でやっていたと思う。夏場の夜は霞が掛かって、これが『出そう』な雰囲気をかもし出していた。トンネルの地下1mほどのところに、コアとなる水道管が埋設されているそうだ。兄弟トンネルとなる東隧道については、道幅が狭い割りに交通量がとても多く、のんびり見物できる環境ではないため近寄らなかった。

    大原隧道を通過後、足腰に負荷を与えるため今度は三春台まで登坂。土地柄、寺院が多くて静かな雰囲気の町となる。標高は40m程の台地ながら、坂道は数百メートル程度の距離しかないため、どこもやたら急な角度だ。トレーニング不足の身には、短時間の登坂でも苦しい。上りがあれば、下りもある。横浜の急な坂道といえば?という問いで、あるある的な扱いをされる『旧坂』を駆け下りて帰路に入る。

    横浜の旧坂

    高台から見渡す景色は、昔とずいぶん変わってしまった。緑地の丘が多かったのに現在はいくつものマンションが建設されているし、かつては横浜港まで見えたものだが、現在は建築物で見えなくなっている。在籍歴のある太田小学校は当時と変わらなかったが、各学級のクラス数と在校生数があまりにも少なく、少子化を目の当たりにすることになった。私がいたころは、複数クラスで40人近くが詰め込まれていた記憶があるが…。

    往復3時間、50kmの距離でお気楽ペースとなり、午前のうちに帰ってくることができた。しかも足腰に負荷を与えられるとなれば良質な周回コースといえるが、交通量が多いのがネック。