毎年の5月の連休が明けて、道路の混雑や行楽地の書き入れ時がようやく一息つけるころ、花見ドライブとして出かけることが定例だった。
標高が1,000mを越える峠道では、麓側と違って今の時期でもけっこう寒く、桜は見ごろを迎える。しかも林道や酷道といった他人が来ない道なので、咲き具合や桜の種類を観察するには好都合。R299の十石峠(含、林道矢弓沢線)、r124のぶどう峠がいつもの周回コースだった。特にR299の十石峠は、酷道趣味の原点とも言える聖地みたいなもので、定期的に訪れることがシビックRの維持ルーティンとなっていた。
が。
2019年の台風19号の上陸によって、十石峠、林道矢弓沢線、ぶどう峠は路肩決壊、土砂流出が起きてしまい、通行止めになってしまった。2年が経過した現在でも通行止めが続いており、今シーズンは早くも諦めモード。過去にも5年近くの通年通行止めが起きていたことがあったりするので、数年レベルの通行止めの後、いつかは開通するだろう。ひたすら待つしかない。

過去に撮影した、5月中旬のぶとう峠付近の様子。麓は初夏の陽気で20℃として、標高1,500m級のぶどう峠ならば10℃ほど。この温度差によって、周辺の桜はようやく咲き出す。

しかも満開ではない。気温状況とタイミングが良ければ、より見応えのある山の桜を楽しむことができる。
今の時期に山の桜を楽しめる地点は数多い。しかし、先述した理由からR299の十石峠でないとダメ。いつになるかは分からないが、元に戻って通行可能になる日はやってくる。次の機会を楽しみにしつつ。













