自転車の手入れでもやるべぇと空気を入れていると、やけにリムが黒くなっていることに気づく。路面を選ばずに走り回るので、ブレーキゴムに砂が巻き込またままリムに押し付けられ、ガリガリに削られながらゴムが貼り付いてしまったらしい。
今までリムのまともなメンテナンスはやらず、傷んできたら交換すればいいと消耗品のように扱っていたが、時間もあることだし研磨してみる。

研磨前はこのような状態。この手のメンテナンスに使う道具は、ホーザンのラバー砥石が有名。研磨する前にリムを再チェックすると、ガリ傷があったり、バリが立っていたりして、ラバー砥石だけでは力不足かもしれない。
そこで工具箱に放り込んであったハンディ砥石を使い、水を含ませながら研磨してみる。#180→♯400→♯800→♯1500→♯2000→♯3000と細かくしていく。最後にラバー砥石で整えていく流れとした。
削り落とされたガリ傷やバリの切粉は、丸まりながらどんどん砥石に絡まる。まるで旋盤の加工を見ているような気分。あまり研磨し過ぎないように、サジ加減が意外と難しい。

研磨が終わったリム。ブレーキゴムの接触面も全て整えておき、埋まっていた砂やアルミ片を掻き出しておく。整ったリムを見て、こういう銀色具合だったか?と違和感だらけ。ハンディ砥石の番手をより細かく分ければ、筋目を目立たなくすることもできるが、後々再び行う作業でもあるので、これくらいで十分だろう。
リムに限らず、研磨モノは無心で磨き続ける傾向がある。鉄の溶接跡、錆、時計のケース、ステンレスやアクリル板などなど。