街中を走るタンクローリーは珍しい存在ではない。それでも目を引くのは、ステンレスで構成されたタンクローリーだろう。ピカピカに磨き上げられてステンレス特有の輝きがあり、鏡のように周囲の風景を映す。輸送物としては、牛乳や水といった口に入る食品系、品質を保たなければならない化学薬品が主体となるそうだ。
その反射具合から、道路条件がいいところでパスすると、自分が乗っている車を自分自身の目で確認することができる。他の人からはこう見えるのかーと、客観的にイメージすることができる。

ステンレス製のタンクローリーにシビックRが映っている。お互いに一定速度で走っていて、タンクローリーは80kmh、こちらは90kmhに届かない程度。なぜか後方からの車もおらず、ペースを乱すことなくゆったりとした追い越しとなった。リフトアクスル機能が動作しており、空荷状態での回送モードだろうか。
見るといっても、1秒以下の一瞬。まずは前方を注視しなければならず、いつまでもタンク部分を見ていると完全にわき見運転になってしまい、安全運転からは程遠くなる。ちらっと見たら、それでOK。