液モノ点検

本格的な夏季休業シーズンに突入。

出先で車がトラブルを起こすと、レッカー会社に救援を求めても「早くても90分は掛かります」とかザラ。自走不能になった場合は収容先を見つけるのも一苦労で、場所によっては仮置き代、駐車代を別途請求されることもある。修理するにも部品商や整備工場が開かないと対応できないので、8月後半まで動けないという、最悪の夏休みを過ごすことになる。

ニュースの報道特集コーナーでは、JAFに密着した取材が行われることがある。救援を求めた人の車のトラブルといったら、どれも日常点検、簡単なチェックで防げるトラブルばかり。最近はテンパータイヤを搭載していないことが多く、タイヤがバーストしたことによるパンクはともかく。無知を晒す恥ずかしい取材対象にならないよう、他山の石としたい。

リザーブタンク内の冷却水を点検中

ボンネットを開けて、まずは冷却水の量を見る。ラジエター付近にあるリザーブタンク内に、MAXラインまで冷却水が入っていることを確認する。

エンジンオイル量チェック

エンジンオイルのレベルゲージからエンジンオイル量をチェックし、Fマーク付近にあればOK。しかしこのエンジンはナゾだ。一時期はオイルが減りやすくなったな?と思わせつつ、少しずつ近づく38.4万キロの定常運用終了を嫌がっているのか、以前のような減少事象は落ち着いている。

クラッチフルードチェック

続いて、クラッチフルードをチェック。タンク外からでは入っているように見えて、フルードの変色がタンク内側に付着しているだけで、実際は空になっていた…というオチを先輩から聞かされており、必ず中身を確認する。

クラッチフルードが無くなればクラッチペダルの操作ができなくなる。先の先輩は、クラッチペダルが戻らないことに苦労しながら、ノンストップで帰ってきたそうな。ちなみに、クラッチを切らずともエンジンの回転を合わせれば、シフトチェンジは不可能ではない。

ブレーキフルードチェック

ブレーキフルードもキャップを開けて中身を確認する。

パワステフルードチェック

パワステフルードは、液面がタンク側面のUPPER LEVEL付近にあることを確認する。パワステの油圧機能が突然失われると、ハンドルの重さに慌ててしまい、二次災害になりかねない。

その他、ウインドウォッシャー液の量もチェック。以上、液モノ点検の結果は全て異常なし。写真撮影せずにこなせば、1分程度の確認作業だ。この簡単ながらも奥が深いチェックが、車のコンディションを保つ基礎となる。

この1998年製のシビックRより新しい年式の車が路上で動けなくなり、救援を待っている様子を見たことは数知れず。