サンプル再採取に向けて

他のEK9オーナーとメッセージをやり取りしていたところ、クラッチペダルを踏むたびに異音が出るのが気になる…という話が出て。

まず考えたのが、クラッチマスターシリンダー本体が摩耗している可能性。もう一つが、クラッチペダル本体を支える軸のグリス切れやプラブッシュの摩耗といった可能性。

振り返ると、2015年8月に後期タイプRxのアルミペダルに交換しており、今年の夏でちょうど10年が経過するが。

クラッチペダル、ブラケット部分

交換時に取り外された本来の純正品は、摩耗や変形具合といったことを一切調査しないまま、処分を依頼してしまうという大失態に今更気付く。

とはいえ、距離にして18万キロ以上に渡って、ペダル操作を繰り返してきた。丁寧なペダル操作の日があれば、ガツンと強く踏み込むペダル操作の日もあり、なかなか過酷な使用環境。

そんな異音の話題で、そういえば現車のクラッチペダルはどうなっているのだろう?と、改めて興味が出てくる。こうなればサンプルを再採取せねばならないということで、まずは構成されている部品をリストアップして発注。2025年5月下旬の時点で、全て揃う。

クラッチペダルとブレーキペダルのショートパーツ

クラッチペダルだけでなく、万一に備えてブレーキペダル用の部品も一緒に購入。両者は部品が共通なので、使わずとも予備にもできる。

ペダルのブラケットから外すことになるので、上半身をハンドル下に突っ込んでの仰向けになり、さらに腕を上に上げて作業するため、体力的に厳しい。さらには、この先の猛暑だ。なるべく他の作業がない日に、短時間で終わらせられるように配慮しなければならない。

部品だけでも確保しておけば、あとはどうにでもなる。

チラつくリコールの影?

EK9シビックRの維持で、多大なご支援を頂いたa-kato様の記事を読んでいると、06174-P07-305の購入で車検証が必要になったという一文に気付く。

06174-P07-305といえば、EGシビックの燃料ポンプのリコールに伴う対策キットで、長らく供給され続けていた。本来のASSY品よりも価格が抑えられていて、2022年12月末の価格で7,480円。

06174-P07-305 フューエルユニットリペアーSET

現車の実績では30万キロを耐えたことから、この06174-P07-305を使うことはないだろう。しかし、情報収集と今後のネタに使えるだろうという期待からあえて買っていたもの。

リコール対策キットの構成部品たち

右下の金色の部品が燃料ポンプそのもの。

気になるのが、今になって車検証が必要になったナゾ。転売対策だとか、EGシビックのリコール台数に対して供給量が多過ぎて、コストを削減したいメーカー側も考慮したといったことが思いつく。真相は不明だが、何かしらの理由はありそうだ。

もう一つ。2020年3月から始まったデンソー製燃料ポンプに関するリコール問題。こちらは自動車メーカー問わず関係しており、その総数は全く見通せないレベルに発展したことは記憶に新しく、エアバッグのタカタと同様にやらかし企業の一角となった。『乾いたタオルを絞る』ことばかりに気を取られて、コストばかりを優先して品質が疎かになってしまった、トヨタ系企業の成れの果てだろう。

製造タイミング的に、06174-P07-305が件のリコール問題に絡んでいても不思議ではない。問題のある燃料ポンプの総数が掴み切れていない以上はとりあえず流通を絞っておき、本当に必要な車両用に正規品質で製造されたものを供給する…という仮措置の可能性も考えられる。

燃料ポンプのリコール問題に関する報道が少なくなったこともあり、すっかり忘れられている感があるが、必ず後々にまで影響は残り続ける。この06174-P07-305も使用して問題ない樹脂なのか、地味に怪しくなってきた。

破れでネタ発見

さて、先日のタイヤローテーション作業では、タイヤを外したことを利用して、全サスアームに装着されているブッシュへシリコンスプレーを吹き付けて、見える範囲での簡易点検を毎回行っている。

何もないだろうと思っていたら、久しぶりにハッキリと分かる異常を発見。

ラックエンドブーツの破れ

ラックエンドブーツの破れ。これは右側(運転席側)だが、左側(助手席側)も同じく破れていた。まず、ここで思ったのが「よっしゃ、ネタができたぜ」ということだった。

遠い過去は予防保全扱いでリフレッシュを続け、取り外した部品を解析することで、経年による損傷傾向がある程度見えてきた。結果として2020年代に入ってからはリフレッシュのペースが落ちることになり、ネオクラ車の維持の観点ではラクで助かるが、Webページの運営の観点では少々困るのが本音。

そのままエンジンオイルとミッションオイルの交換でディーラーに向かい「他に何かあります?」と聞かれたら、すかさず「ラックエンドブーツが破れているっす」と連絡。「ちょっと診ますねー」とチェックしてもらうと、交換に必要な部品をリストアップして戻ってきた。

「どうします?これら部品、発注します?」
「します。よろしくです。作業も一緒に」
「え?依頼?」
「はい。今回は店に任せます」

という担当メカニック氏との会話から、完全にDIYによる自前作業ユーザーと捉えられていることが判明。今回の場合は時間的猶予が無かったため、プロの任せることにした。6月下旬に入庫することになり、一日で終わるとのこと。ネオクラ車をディーラーで整備することになり、捉え方によっては荒れる事柄だろうか。

このラックエンドブーツの破れに限らず、書き換えなければならない記事がみつかり、htmlの編集でデスク前から動かなくなることになりそう。いつ以来になるのやら。

2年ぶりの混ぜ物なし

ここ2年程はミッションオイルの交換毎に、XADO REVITALIZANT EX120を添加してきた。次のミッションオイル交換までは、ホンダ純正のウルトラMTF-IIIのみを使うことにして、いわゆる混ぜ物無しの本来の状態で運用することになった。

セリアのコキ106に載せられたXADO EX120

これがXADO REVITALIZANT EX120、トランスミッション用。

注入後1,500km走行、もしくは50時間の稼働で、修復工程が完了するというのが説明文。初めての注入が2023年4月で、2025年6月のミッションオイル交換までは、毎回使用していた。となれば、修復工程は終わっていると捉えるのが自然。

EK9 トランスミッション S4C

2014年9月、19.9万キロでミッションのオーバーホールを行い、以後のミッションオイル交換は1万キロで行っている。EX120を使い始めた時点でも不調らしい不調は特になく、あくまで予防措置としての注入。

その効果が本当にあったのかは再び分解するまでは分からないが、少なくとも悪化はしていないと期待したくなる。というのも、久しぶりのウルトラMTF-III単体でのギアチェンジは、ここまでスコスコと軽く入るものだったか?と逆に違和感を抱くほどだったので。

5速をインテR(DC2・98スペ)の0.787に変更し、全ての部品が揃わなくなっている現状では、ミッションブローなどの最悪のオチは避けたいもの。人体ではないので自然治癒はないが、寿命を少しでも長く保つため、1万キロでのミッションオイル交換と丁寧なシフトチェンジを行うように心掛けている。

さんきゅー!

EK9シビックRの総走行距離が390,000kmになった。

多数の反応に感謝。

午前中はタイヤローテーションを行って、午後はエンジンオイルとミッションオイル交換となる。

せっせとタイヤを外し、スピードに比例してカチカチカチ…と異音が鳴り続けていたことを思い出す。恐らくはタイヤのトレッド面に石が挟まっているのだろう。タイヤを外して細かくチェックすると、予想通りに小石が挟まっていた。タイヤを外したなら、サスアームの各ブッシュにシリコンスプレーを塗布し、ゴムの延命処置を行っておく。規定トルクでタイヤを締め付けて、100km走行後に再チェックとなる。サポートありがとうございます。>支援者

午後はエンジンオイルとミッションオイルの交換で、ディーラーに向かう。同時に、注文していた部品の受け取り。

ディーラー作業明細

エンジンオイルは長らく愛用していたMobil1から、MOTULに変更となる。粘度は引き続き5W-40を維持して、回転の軽さよりもエンジン保護を最優先としている。ミッションオイルについては、相変わらずのホンダ純正品。10,000km毎の交換を継続中。今回はXADO REVITALIZANT EX120の注入は見送りとしている。

一日を通してどこかバタバタとしていたが、こういう日も悪くはない。

速度は一定に

大勢の女子高生に混ざっての、ホテルの朝食。朝からキンキン声を張り上げるようなことはなく、マナー良く食事を続けていた。

「あの女子高生の中に、座敷童子いたんじゃね?」「いや、座敷童子はもっと小さいはず」

というわけで、座敷童子伝説のある岩手県の遠野から関東に向かって南下を開始。

道中は殆どをクルコンに頼っていた。ハンドルに装備されているクルコン用のレバースイッチを使いながら速度調整を行い、アクセル操作から解放される点は疲労低減に大いに役立っていた。

クルコンを使ったGPSログ

クルコンの速度設定は85kmhに設定しており、GPSログを見返すと84kmh付近を一定に保っていることが判明。設定と実速度の誤差は1kmhに収まっており、さらには速度幅の振れが殆ど無い。正直なところ、ここまで精度よく制御しているとは思っていなかった。

では、人間クルコンと称して、アクセルペダルで速度を維持して走り続けているEK9シビックRではどうなっていたか。計測区間は、先のクルコン使用車とほぼ同じ。

アクセルペダルによる速度制御

こうなる。高速道路を走る際は、スピードメーターの針は90kmhを目標にして制御しているが、やはり振れ幅は大きい。グラフのスケールがクルコン計測時と異なるので、参考程度にしかならないが、速度制御の観点では人間の足よりもクルコンによる電子制御の方が優れていることは明白。

過去には、機械式/ワイヤー式のスロットルでもクルコンを後付けできるキットが販売されていた。現在は販売元が閉店しており、当然製品情報も失われている(SERIOUS リニアクルーズLC210)。もし引き続き存在していたら、導入の検討を行っていたかもしれない。

機械式とはいえ、クルコンが付いたEK9シビックRなんてのも、より怪しさが増すだろう。

BGM代わりに動画?

車で長距離を走るときは、ペース配分を作るために特定の音楽を聴くことが多い。アルバムを二つ連続で流せば、だいたい1時間半から2時間になるので、そこで休憩を取ればちょうど良くなる。

そこを発展させて、例えば1時間半から2時間程度の動画をUSBメモリに保存しておき、ナビの画面で流しておくのはどうだろう。知らない動画だと意識がそちら側に集中してしまうので、見たことのある動画がいい。

実際、映画を上映しながらドライブしたことがある。ダッシュボードにスマホを置いて、そこに流された映画はコマンドー。カルト的な人気を誇る、あの作品。次から次に出てくる名言に笑いが止まらず、まともな運転には程遠くなってしまう危険性もあった。しかし、知っているからこそ、セリフだけでも楽しめてしまうあたり、BGM代わりにはちょうど良かった。

ナビはUSBメモリを接続できるようになっているので、スマホを置かなくていい点は助かる。せっかくの動画再生機能なのだから、使わないともったいない気がする。

AVIC-CZ901

2018年5月6日登録で、7年が経過。マップデータの更新サービスが続いており、本体にも不調が起きていないので使用継続中。

オイル交換前のチェック

エンジンオイル交換規定距離まで、残り150km程度。日々の運用がシビアコンディションに該当するので、説明書に従って5,000km毎の交換を継続中。では4,850kmを使ったエンジンオイルはどうなるか。

オイル交換間近

そこそこ色は濃くなってくるが、墨汁のような黒さには至らない。その他、エンジンはまだまだ使えるな?と判断できる材料として、オイルの残量。上限近くの量を保っている。一晩放置して、翌朝の運用開始前の日常点検時でのチェックでこの量。

今のところ、エンジン始動時に白煙を吹くとか、加速時に煙幕の如く白煙が広がるといったネガティブな要素は起きていない。もう暫くは、現状維持で大丈夫だろう。

任務終了

現在、EK9シビックRは通勤や買い出し用の足車として日々の生活に使ってきたが、6月末を目途にその任務を終えることになった。長距離ドライブを主体とした、本来の用途に戻ることになる。いつ以来かと振り返ってみると、どうやらEK4シビックSiRII以来。酷道や林道への遠征はもちろんのこと、長期休暇を申請してのドライブも悪くなさそうだ。

製造から27年、距離にして38.9万キロに達している。これまで多数のリフレッシュを繰り返してきて、同世代の車よりもコンディションはいいのかもしれないが、この先も乗り続けることを考えると、毎日のシビアコンディション運用から離脱することは悪いことではない。精密機械ゆえに、動かし続けることが本来の使い方とも言えるが、それがシビアコンディション扱いでは疑問が残る。

近距離移動では自転車が大活躍中で、これは小回りの効く小径の折り畳み自転車であることが大きい。次に中距離移動目的ではバイクの導入が計画されており、機械趣味の延長線上で考えると、バイク沼にハマっていく可能性は極めて大きい。長距離では当然シビックRになってくるだろうが、今後は動態保存も兼ねてくるものと思われる。

動態保存とはいえ、良好なコンディションを維持するためには、暇さえあればリフレッシュをし続ける必要があり、将来に備えて純正部品のストックも行っていく必要がある。運用方法が元に戻るだけで、車いじりの観点ではこれまでと全く変わらず。

6月を節目に、いろいろと変わってくるだろうが、今からあれこれ考えても仕方がない。明日は明日の風が吹くとのことだ。

忘れていた添加剤

EK9シビックRのオドメーターを見ると、次のオイル交換距離まで残り600km程度。定期的に注入している燃料添加剤を買っていないことに気付き、ここでの選択肢は三つ。近所のオートバックスへWAKO’S FUEL1を買いに行く、近所のホームセンターで安価な燃料添加剤を買う、Web通販でTOYOTA GAZOO RacingのGRインジェクタークリーナーを買う。このどれか。

残りの走行距離と今後の給油タイミングを考えると、GRインジェクタークリーナーは不採用。となると、FUEL1か安価な燃料添加剤のどちらか。わざわざオートバックスへ行くのもな?と思い、ホームセンターまでひとっ走り。前回のオイル交換タイミングが去年12月の法定12ヶ月点検で、それから5ヶ月。毎日の運転がシビアコンディションに該当し、燃焼室はどうなっているのやら。

古河薬品工業(KYK) エンジンシステムリカバリーG

1,000円程度で売られていた、古河薬品工業(KYK) エンジンシステムリカバリーGを購入。そのまま近所のガソリンスタンドへ行って、ハイオク満タン。

さて、このエンジンシステムリカバリーG。最も気になるPEAの含有量は、SDSによれば35~45(wt%)とのこと。それ以上に興味深いのが、WAKO’S FUEL1の旧製品仕様と缶の形状が全く同じ。HKS DDRをはじめ、各自動車メーカーからPEAを使用した燃料添加剤が販売されているがどれも缶の形状は同じで、容量と謳い文句が微妙に異なるくらい。

製造元はどこも同じ企業に行き当たるのかもしれない。例えば、日本ケミカル工業とか。

燃料添加剤を使っている最中は、レッドゾーンまでフルアクセルで回す等の高負荷運転は禁止となる。淡々と、緩やかな運転を続けなければならない。