チラつくリコールの影?

EK9シビックRの維持で、多大なご支援を頂いたa-kato様の記事を読んでいると、06174-P07-305の購入で車検証が必要になったという一文に気付く。

06174-P07-305といえば、EGシビックの燃料ポンプのリコールに伴う対策キットで、長らく供給され続けていた。本来のASSY品よりも価格が抑えられていて、2022年12月末の価格で7,480円。

06174-P07-305 フューエルユニットリペアーSET

現車の実績では30万キロを耐えたことから、この06174-P07-305を使うことはないだろう。しかし、情報収集と今後のネタに使えるだろうという期待からあえて買っていたもの。

リコール対策キットの構成部品たち

右下の金色の部品が燃料ポンプそのもの。

気になるのが、今になって車検証が必要になったナゾ。転売対策だとか、EGシビックのリコール台数に対して供給量が多過ぎて、コストを削減したいメーカー側も考慮したといったことが思いつく。真相は不明だが、何かしらの理由はありそうだ。

もう一つ。2020年3月から始まったデンソー製燃料ポンプに関するリコール問題。こちらは自動車メーカー問わず関係しており、その総数は全く見通せないレベルに発展したことは記憶に新しく、エアバッグのタカタと同様にやらかし企業の一角となった。『乾いたタオルを絞る』ことばかりに気を取られて、コストばかりを優先して品質が疎かになってしまった、トヨタ系企業の成れの果てだろう。

製造タイミング的に、06174-P07-305が件のリコール問題に絡んでいても不思議ではない。問題のある燃料ポンプの総数が掴み切れていない以上はとりあえず流通を絞っておき、本当に必要な車両用に正規品質で製造されたものを供給する…という仮措置の可能性も考えられる。

燃料ポンプのリコール問題に関する報道が少なくなったこともあり、すっかり忘れられている感があるが、必ず後々にまで影響は残り続ける。この06174-P07-305も使用して問題ない樹脂なのか、地味に怪しくなってきた。