今日はS15シルビアのお話。
このテの車は後部座席は荷物置きになるところだが、街乗りで使うことから後部座席にも人が乗ることがある。シートバックに寄りかかると、細い鉄パイプに上半身の体重を掛けたような感じになり、乗車中は必ず背骨がピンポイントで痛くなる。シートの布一枚を隔てて、鉄パイプを押し当てられたような感覚で、ちょっとした拷問状態。
これは何か異常が起きていると判断し、ひとまずシートバック内部を見てみようと開腹調査を行ってみた…ら…。

内部のウレタンスポンジが完全に崩壊しており、粉状態になっていた。表皮カバーで包まれていることでウレタンの粉は漏れ出なかったが、カバーを開けたことで二度と復元できなくなった。
後部座席に座ると、背中が痛くなる原因はまさにこれ。ウレタンが機能していないので体重が分散せず、シート内部のフレームに直接寄りかかるカタチになっていためだった。

加水分解を起こしたような惨状。しかも喫煙歴がある車体ゆえ、ヤニ特有のベタつきや異臭もある。ボロボロに崩れてしまったので、この時点で後部座席のシートバックは、表皮カバーとフレームだけになってしまった。
代替として、オークションで中古純正シートを引っ張ってくる案。しかし、中古である以上は遅かれ早かれ崩壊する可能性があり、しかも輸送から処分までトータルで考えなければならず、いまいち採用しにくい。
そこで入手しやすい補修用ウレタンスポンジを単品で購入し、成形していく手段を採る。早くも清掃と錆びたフレームのケアがスタートしており、今夏中の長期修繕計画となった。ちなみに、純正部品としてのウレタンは欠品で入手不可。
































