エンジンが不調になったときに備えて、問題解決までのシミュレーション…と称して、サービスマニュアルを読んでいることが多い。
EK9用のサービスマニュアルを読んでいていると、EK4(B16A)用の項目を参照するように指示が出て、結局そちら側がメインになってくる。地味に厄介なのが、基準値の調査方法はEK3(D型エンジン)用の項目に記載があり、併せて読み込んでようやく基準値が判明することもある。もともとプロの整備士向けの冊子であり、素人でも分かるようには書いていないので仕方ないが。

問題調査時に重要になってくる、フローチャート図。
90年代のネオクラ車は電子制御が入るようになって、故障リスクが上がって厄介になっただとか、修理が難しいといったネガティブな表現が続くが、複雑化、高集積化が進む前の段階なので、まだ対処はしやすい。できるとは表現していないので念のため。
このような電子制御系の問題が起きたときに役立つのが、チラリと撮影されているフローチャート図。どういった基準で合否を判定するのかが一目で分かり、問題が無ければ次の調査項目へ進み、問題があれば対処方法が記載されている。
例えば、冷間時のアイドリング不良が起きたとして燃料系統、電装系統、吸排気系とそれぞれの項目に分かれており、一つひとつ対処することで原因を絞り込むことができる。フローチャートがあるからすぐに問題が解決するのではなく、部品交換となれば今度は当該パーツを探さなければならず、どうしても時間は掛かるが。
こうしてサービスマニュアルを読んでシミュレーションしつつも、予め交換しておいた方がラクじゃねぇ?と考えるようになって部品発注、経年劣化対策と称して交換、リフレッシュしていった箇所はいくつもある。これが予防保全、リフレッシュを主軸とした維持方法に繋がる。トラブルが起きてから対処する事後保全では、足車として使えなくなっていた可能性は高い。















