真岡鐵道で運行されているC11形蒸気機関車が、財政難を理由に引退、譲渡される計画があるとのこと。そのC11とは、一体どういう蒸気機関車なのか、実際に見に行くことにした。
同機関車はコンプレッサーが不調で、圧縮空気の供給源として列車の後部にDE10形ディーゼル機関車を連結し、一種のプッシュプル運転で運行が続いていた。乗車する前日に、コンプレッサーの修繕が完了。C11単独の牽引列車に乗ることができた。

下館駅から出発。列車に揺られて、折り返し駅となる茂木駅に到着後、見物開始。機関車本体の次に炭水車を連結したテンダー式に対して、こちらは自ら石炭と水を搭載するタンク式。炭水車が無ければ小さいだろうと思っていたら、第一印象は思った以上に大きいと感じた。
むしろ、走行に必要なメカニズムが一両でまとまっているので、機械好きの観点からすればタンク式機関車のほうが、配管のセッティングや力の伝達構造等を追いやすくていい感じ。

茂木駅の展望デッキから機関車を見る。側面のナンバープレートが装着されている箱は水タンクで、茂木駅に到着するとすかさず給水。機関車が動くたびに給水口から水が溢れ出すほど、限界まで補給しているようだ。実車では黒い金属のカタマリ、重厚感のある雰囲気だが、これがどうして、模型になるとスカスカな印象になってしまうのだろう。C11に限らず、蒸気機関車の模型にありがちな、ナゾな部分。

逆光で見辛いが、昼休憩前の後片付けとして、先に書いた給水だけでなく、石炭の焼却灰を火室(燃焼室)から取り出すところも見れる。猫車を使って、一時的に貯めておくスペースまで何度も運ぶ。灰機関士の向こう側に写っているのが、石炭を燃やした灰の山。

大きく揺られ続けて真岡駅まで戻り、出発を見送って解散となる。お疲れ様でした。
今回の日帰り旅行では、実はEK9シビックRは出していない。トラブルを抱えて(=壊した)長距離走行を避けているため。もう一つ、帰宅後に発熱したこと。なかなか異例だらけ。