稚内市のホテルを出発したら、まず寄るところは宗谷岬。ホテルをチェックアウトし、宗谷岬を目指すこと1時間弱。

朝7時過ぎなので、誰もいない…かと思ったら、女子中学生を躍らせて動画撮影をする変なおじさんがいたりして。学校の教師なのか何なのか最後まで分からなかったが、旅先ではこういう不思議なものを目にすることがあるらしい。
日本最北端のガソリンスタンド(出光)は営業時間外。最北端給油証明書がもらえたり、レシートに「(=゚ω゚)」が記されていたりと、なかなかの名物店のようだ。ちなみに、このタイミングでの気温は9℃。薄着で徘徊していたため、寒さに耐えることができなくなり、早々に出発。オホーツク海を左手に国道238号線の南下を開始して、北海道ドライブの後半戦が始まる。

国道238号線を走行中、最初の目標としていた192,200kmを達成。そのときのレポートはこちら。

宗谷岬を出発して1時間、距離にして60kmほどを走り、浜頓別町のクッチャロ湖付近。直線道路と変化の乏しい景色が長らく続くため、距離感覚と時間感覚が次第に狂う「北海道における相対性理論」が発動する。たくさん走ったのか、そうではないのか。考えるのは止そう。

目前の高さまで迫る雲。ここまで地表に近づいて、ハッキリと雲と分かる状態を保つなんて。

宗谷岬を出発して4時間、240kmほど走行。ようやくサロマ湖に到着。道の駅サロマ湖からは、サロマ湖本体を見ることはできない。近くの幌岩山に登り、その展望台からサロマ湖を眺めることになる。

日本で三番目の大きさというが、視界がとても広く、比較対象物となる建物が全く存在しないおかげで、そこまでの大きさは実感できず…。漁業法上では海面扱いで、ホタテガイが有名。確かに道の駅サロマ湖では、ホタテガイをたくさん取り扱っていた。
道の駅サロマ湖での食事は、正直おススメできない。注文してから20分以上は待たされる。調理担当者が一人で、注文が多ければ多くなるだけ、調理待ちが重なっていくため。味は悪くないが、都心の牛丼屋感覚で注文すると、待ち時間の長さに唖然とするだろう。

ちなみに国道238号線から、サロマ湖を一望できる幌岩山の展望台までは5kmのダート。退避スペースは極僅かで、対向車が来ないことをひたすら祈るばかり。北海道に来たなら、ダート走行も一つの楽しみ。中津川林道に比べれば小さな石だけなので、いくらかは走りやすい。サロマ湖を越えれば、網走市。博物館網走監獄でお土産を購入。道の駅サロマ湖での注文遅延で、監獄巡りは不可能となった。(振り返ってみれば、サロマ湖から網走監獄まで54km、1時間。昼飯時間に間に合った…。完全な作戦ミス。)
網走市内のガソリンスタンドで給油、ついでに塩分まみれの車体を洗車し、国道39号線で旭川市へ向かう。

この道が、またとんでもない道で、軽トラだろうが大型トラックだろうが、みんな揃って100km/hものスピードで峠道を駆け上がっていく。おかげで、日没と同時に旭川市のホテルに到着できたことは幸いだったが…。

今回の走行ルート。最短なら300kmを切る距離となるが、オホーツク海側を回って網走市を経由したことで、250km近く大回り。500kmを超える下道走行で12時間で走破したのだから、平均速度はそれなりに高くなっていた。もし、北海道人が「燃費悪い」と言ったならば、飛ばしすぎではないか?と思ってしまうような一日となった。