破棄

USBメモリーの整理を行い、低速で低容量なモデルを片っ端から破棄することになった。まずはフォーマットを行い、次に容量限界までダミーファイルで埋め尽くし、再びフォーマット。最後に00とFFで上書きして、とどめに物理的に破壊する。分解してメモリチップを基板から剥がし、ニッパーで割って粉々に。破片がかなり飛び散るが、セキュリティーを考えれば我慢できる。

安ければ数百円で購入できるが、年を追う毎に低コスト化と大容量化が進み、応じて保存できるデータがどんどん大きくなるので、慎重な取り扱いを求められる。対し、安くて小さいし捨てるときはそのまま…なんて、万一のことを考えると絶対にできない。私は先述したように文字通りバラバラにするし、知人なんかは破片をガスコンロで焼却するほどだ。それでも不安が残るとぼやいていたが、その気持ちはよく分かる。

小さなUSBメモリーの解体となり、マイナスドライバーでケースをこじ開けていたら先が滑ってしまい、指先にグサリと突き刺さった。幸い内出血で済んだものの、鋭く小さな道具での傷となり、けっこう痛い。指先の違和感が消えるのは、しばらく時間が経ってからだろう。

遅くなったクランケ

パソコンの具合が悪いということで、持ってこさせる。「何をするにしても遅い」とのことで、ハードディスク上のファイル構成を見てみると、出るわ出るわゴミファイルが。ディスクのクリーンアップを実行するだけで、15GB近くは削除できた。そこから手動で5GB近く削減して、合計20GBのファイル整理となった。ただ単に削除するだけでは、またゴミファイルが溜まっていくので、設定を変更してなるべく溜まらないようにする。

この手のパソコンでありがちなのが、ネット上から拾ってきたソフトをインストールするとして、ダイアログはなにも読まずに全部「はい」or「Yes」を押した結果、ワケの分からないソフトが同時インストールされていること。アンチウィルスソフトに別のアンチウィルスソフト(体験版、期限切れ)が重なっているし、とりあえずブラウザはツールバーだらけ、使いもしないクラウドのアプリケーションがガンガン立ち上がって、タスクバーはアイコンまみれ。これで遅いと言われても、お前の使い方が悪い!と返答するしかない。一つ一つ確認しながら削除するのだが「なにこのソフト…」と所有者本人が知らないのだから、こちらとしても呆れるしかなかった。このタイプは、説明書は読まない、ダイアログに出る文章を読まない、理解しようとしないから、忠告しても意味が無い。またしばらくすれば、間違いなく元通りになって助けてと言ってくる。

私が復旧作業するにしても、ハードディスクの読み込みでいちいち待たされるのが鬱陶しい。常駐ソフトが多い割りに、メモリは2GBしかないのが原因で、さすがにこれは我慢ならない。確かメモリは在庫があったような…?

SODIMM

あった。ただし、搭載しているメモリ(PC3-10600 SODIMM)より早い規格のもの(PC3-12800 SODIMM)だった。早くても下位に合わせた動作になるので、装着して4GBに。倍になったおかげで少しはマシになり、作業速度が向上。最後にアップデートを終わらせて、サポート任務終了。メモリについては捨てる予定だったし、持って帰ってもらった。

原因はそこか

クランプメーターなるものが手元にあって、主にパソコンの消費電力測定に使っている。何も考えず、ケーブルに挟めば電流が表示される、便利な道具だ。

横河電機CL-611

電池ボックスの接触不良があって、一度は回復したものの再び使えなくなってしまい、今度は接点をどういじっても復活しなくなった。改めて原因を見直してみると、接触不良は電池ボックス蓋が割れてしまっているためだった。構造的に電池ボックス蓋の爪が割れやすく、折れている現在は電池を接点に向かって押さえ込むことができなくなっている。電池を指で強く押し込むと電源が入ることから、電源が入らない原因は電池ボックス蓋にあると判断した。

さっそくメーカーに部品手配を行う。使用しているモデルは横河電機で製造されたものだが、今現在の製造メーカーはマルチ計測器株式会社に変わっている。そこで、マルチ計測器に対して問い合わせてみると、電池ボックス蓋単体の販売は可能だが、購入した店舗からの購入に限るという返答。つまり、ユーザーに対して直接販売はやっていないとのことだった。もともと、このクランプメーターはゴミとして廃棄されていたところを拾って蘇生させた、ジャンク品の典型的なアタリもの。購入店舗なんて存在しないので、現在も同機種を販売しているネット通販会社を通して、部品入手に至った。

電池ボックス蓋

電池ボックス蓋の比較。爪は1mm程度しかなく、ちょっとした衝撃で折れてしまうほど弱い。またどうせ壊すだろうから、スペアを含めて合計二個手配した。一個750円という恐ろしい値段だったが、こればかりは仕方ないか。新品の電池ボックス蓋を装着したところ、正常に電源が入った。電池ボックス蓋一つでここまで調子が変わるのも、計測機器ならでは。

マウス

以前からマウスの調子が悪くて、激しいチャタリングが起きる。その一方で、勝手にクリックしたことにされたりして、ブラウザが突然閉じたりする等、スムーズな使用には程遠い状態となった。ボタン内のスイッチの接触不良が原因は間違いないようで、こうなってしまえば下手に修理しようとせず、さっさと買い換えるに限る。マウスは消耗品と割り切っており、ネットゲームから引退した今でも、かなり酷使する。おかげで、今日に至るまで何個のマウスを壊してきたことか。

マウスもピンキリで、サイズから重量まで千差万別だ。どうせ短時間で潰すことを考えると、多機能で高価なマウスなんて買っていられない。私は指が長いので、大きめのマウスではないと扱いに苦労する。大きくて安価なマウスがないかと探してみたら、ロジクール製で700円のマウスが手にピッタリ。ロジクールなら悪くないだろうし、700円という値段で3年保証付きなら、少なくともその期間は耐えてくれる…はず。

バグらーた、Barracuda

悪名高いSeagateのハードディスク、Barracuda 7200.11といえば、ファームウェアにバグがあって、ある日突然BIOSから認識されなくなってしまうというもの。正常稼動しているうちにファームウェアをアップデートすれば大丈夫なのだが、認識されない(ロック)状態に陥ると、一切のアクセスができなくなってしまう。ロックされても、内部に記録されているデータそのものは無事とはいえ、正攻法ではない危険な手順を踏まないと問題は解決できない。非常に厄介な爆弾といえそうだが、2009年初頭の出来事で、現在はパソコン関係の昔話に分類できる。

2012年9月2日に、「ハードディスクが使えなくなったんで、助けて下さい」と持ち込まれたハードディスクが、まさかのBarracuda 7200.11だった。最初の騒動から三年が経過して、抱えていた爆弾がとうとう爆発。復旧作業に挑んだ結果、無事にロックを解除し、所有者に返却にすることができた。

Barracuda 7200.11 ロック解除中

復旧中のワンシーン。USBを介しているとはいえ、ターミナルからシリアル通信なんて、10年以上ぶりのこと。機材を揃えるため、ハードディスクを預かったその日に秋葉原へ急いで出かけたのも、今となってはいい思い出だ。

数あるパソコンの復旧作業において、妙に印象深いのがこのロック解除作業だ。壊す危険性が極めて高いのに、もう一度やりたいとさえ思っていて、チャンスがあればぜひ挑みたい。そんなことを思い続けているところに、ファームウェアのバグを抱えたハードディスクを入手することができた。

Seagate Barracuda 7200.11

Seagate Barracuda 7200.11 SD15ver

Barracuda 7200.11 ST3500620AS FW:SD15で、ばっちりバグ版。しかも代替処理済セクタも検知されていて、トラブルが前提のハードディスクとしては、最高のサンプルかつコンディションとなっている。当面はこのまま使い続けて、ロックされるのを待つのみ。こういうときこそ、早い段階でロックして欲しいもの…。

FreeBSD 10、起動試験

天候が悪く、シビックRをいじるわけにはいかず。気温が低くなっていることから、身体を十分に休めておくチャンス。というわけで今日一日は、自宅警備モード。かといって本当に何もしないことはなく、クローゼットからパソコンを引っ張り出して、せっせとセットアップ。起動試験と状況調査を行うことにした。

IBM System x3455

パソコンと呼んでいるが、実際はどこかの組織が使っていたラックマウント型サーバ。高さ45mmという薄さで、別名ピザボックスサーバ。役目を終えて廃品として放出された結果、私のところにやってきた。狭いケース内で高発熱の部品を抱え込んでいることから、小型高速ファンを内蔵しており、凄まじい騒音を放つ。

電源ケーブルを接続した時点で、電源装置のファンが稼動して換気を開始。スイッチを入れると、掃除機、ドライヤー、旧世代のターボファンエンジンを混ぜ合わせたような音が響き渡り、本当にやかましい。まずはBIOSとBMCファームウェアのアップデートを行うためにWindows7をインストールするが、ところどころで細かい問題が起きてスムーズに進まない。このとき、電動ファンが最高回転に達し、その騒音印象は飛行機の離陸を思い浮かべたほど。

一連の作業を終えたら、FreeBSDをインストールしてみる。今月中旬に10.2-RELEASEがリリースされ、さっそく使ってみることになった。過去、長らくFreeBSD 4を愛用していた身からすれば、画面上に表示されたアスキーアートによるFreeBSDの文字とデーモン君の輪郭は、過去とは全く違うバージョンであることをいきなり体感させられることになった。インストールそのものは全く問題が起きず、Windows7の手間に比べたらあっけないもの。

しばらくはFreeBSD 10.2-RELEASEのインストール、設定変更、削除からの再インストールというループを繰り返して、思い出し訓練を続けることになりそう。古くはMS-DOS、FreeBSD 4の運用経験が今なお残っているのか、相変わらずLinuxはとっつきにくかった。

That’s

太陽誘電は、2015年12月末をもって光ディスク事業を撤退することを発表…。

ウチで使っている記録メディアは全て太陽誘電のThat’sシリーズで、撤退発表に衝撃を覚えたのが6月のこと。確かに昔ほど記録メディアを多用することはなくなったし、ファイルのやり取りはUSBメモリーがメイン。わざわざ記録メディアを使うシーンはめっきり減ってしまい、無くなっても仕方ないかな?と思えてしまった。

とはいえ、無くなってから慌てても遅いので、買いだめというわけではないが、CD-R及びDVD-Rの50枚スピンドルパックをそれぞれ一パックずつ購入しておいた。50枚スピンドルパック単体でも地味に重いのに、これが二つ。疲れた身体には、ずっしりと効く。いつ買ったか覚えていないスピンドルパックが未だに余っているので、今日買ったスピンドルパックを使い切ることは数年先レベルのハナシと思われる。

バックアップを簡単に

PCのファイルは、定期的にバックアップを取るようにしている。今日までの方法は、以下の写真のとおり。

ハードディスクバックアップその1

バックアップ作業を行うときは、一旦シャットダウン、DVDドライブからSATAケーブルと電源ケーブルを抜き、バックアップ用ハードディスクに接続して起動。一気にバックアップ作業をこなしてしまい、再びシャットダウン。SATAケーブルと電源ケーブルをバックアップ用ハードディスクからDVDドライブに繋ぎ替え、起動して作業を終える。

NASや外付けハードディスクといった、手軽に扱えるバックアップ機器を長らく持っていなかったため、非常に手間の掛かる方法しかなかった。さすがに面倒になってきて、もう少し簡単に接続できるような環境を用意することに。しかも常設ではなく、必要に応じて接続と撤去をできるようしたい。

ハードディスクバックアップその2

結果、こうなった。ハードディスクをUSBポートに接続できる機器を購入し、さっそくセットアップ。試しにバックアップ作業をしてみたところ、手間が掛からず、とても簡単で、取り扱いが非常にラクになった。なぜ、今まで買わなかったのかが、むしろ不思議。うちには使っていないハードディスクがゴロゴロしており、SATAだけでなく、IDE、2.5インチのハードディスクまで様々に揃い、これでようやく使い切ることができそうだ。

シリコンウェハー

長年に渡り、「石拾い」と称して秋葉原のジャンク屋で用途を失ったCPUを購入しており、また使用済みPCからCPUを取り出すこともあって、一種のコレクションな趣味となっている。CPUをかき集める傍らで、ぜひとも欲しかったのがシリコンウェハー。製品化される前の中身で、虹色に輝くシリコンの円盤がとても美しく、露光により規則正しく形成された微細なパターンは、見応えがある。何かの機会に入手できればいいや…と思っていた矢先に…。

8インチシリコンウェハー

直径8インチ、200mmもの大きな露光済みシリコンウェハーをゲット。写真だと汚い写りだが、実際に見るとCDやDVDとは全く異なった虹色の発色を見せており、このまま額縁に入れて鑑賞するのもいい感じだろう。
参考として、キレイに撮影されたシリコンウェハー。満面の笑みのおやっさん二人が持っている。

CPUとシリコンウェハー

形成された一つ一つのパターンがダイヤモンドブレード(カッター)で小さなチップに分けられ、配線を行い、樹脂やセラミックに封じられて、製品(例として写真右下のCPU)となる。

シリコンウェハー上のパターン

その形成された、微細なパターンを限界まで近寄ってみると、さらに小さなパターンが見えてくる。写真中央、正方形の四角い区画のサイズは、実測5mm四方となる。この整った区画整理されたようなデザインは、CPUでいうところのキャッシュメモリーだろうか。

このシリコンウェハーは、CPUかメモリーかは不明とのこと。現段階ではどちらでもよく、ナノメートルレベルの技術を焼き込んだ結晶、人類の精密限界への挑戦の歴史を入手できたことが嬉しい。

クランプメーター

壊れたと思い、廃棄前提のジャンク箱に収められていたクランプメーター。先日のスピーカー置き換え作業で、ACアダプタ用の延長ケーブルを探しているときにたまたま発掘され、本当に壊れているのかいじっていたら、まさかの復活。不具合を抱えているのはどうも電源のようで、あれこれいじってみたところ、電池ボックスの接触不良というオチだった。新品で買うと安くはないし、再び現役の測定機器として、スタンバイ。

横河電機CL-611

パソコンの電源ケーブルに接続したところ、1.14Aの表示。アナログな電流計では詳細な数字までは分からないけど、デジタルなクランプメーターなら詳細な数値まで読める。

今でこそウチはEK9シビックRのメンテページが主体となっているが、最初はパソコンのベンチマーク比較が主体だった。しかも、比較対象は演算能力ではなく、消費電力や発熱量など、誰もあまり注目しないような数値ばかり追いかけていた。データ採取において、大活躍したのがこのクランプメーター。今更パソコンネタをアップするのはかなり億劫だけど、まずは復活してくれて、本当に良かった。