クランプメーターなるものが手元にあって、主にパソコンの消費電力測定に使っている。何も考えず、ケーブルに挟めば電流が表示される、便利な道具だ。

電池ボックスの接触不良があって、一度は回復したものの再び使えなくなってしまい、今度は接点をどういじっても復活しなくなった。改めて原因を見直してみると、接触不良は電池ボックス蓋が割れてしまっているためだった。構造的に電池ボックス蓋の爪が割れやすく、折れている現在は電池を接点に向かって押さえ込むことができなくなっている。電池を指で強く押し込むと電源が入ることから、電源が入らない原因は電池ボックス蓋にあると判断した。
さっそくメーカーに部品手配を行う。使用しているモデルは横河電機で製造されたものだが、今現在の製造メーカーはマルチ計測器株式会社に変わっている。そこで、マルチ計測器に対して問い合わせてみると、電池ボックス蓋単体の販売は可能だが、購入した店舗からの購入に限るという返答。つまり、ユーザーに対して直接販売はやっていないとのことだった。もともと、このクランプメーターはゴミとして廃棄されていたところを拾って蘇生させた、ジャンク品の典型的なアタリもの。購入店舗なんて存在しないので、現在も同機種を販売しているネット通販会社を通して、部品入手に至った。

電池ボックス蓋の比較。爪は1mm程度しかなく、ちょっとした衝撃で折れてしまうほど弱い。またどうせ壊すだろうから、スペアを含めて合計二個手配した。一個750円という恐ろしい値段だったが、こればかりは仕方ないか。新品の電池ボックス蓋を装着したところ、正常に電源が入った。電池ボックス蓋一つでここまで調子が変わるのも、計測機器ならでは。