なにかと感電して痛い思いをしてきた。最も古い記憶では、幼稚園に通うガキだったころだ。扇風機の電源プラグをコンセントに差し込むと、タイミングによってはパチッと閃光するのが楽しくて、それを繰り返していたらビリビリと強烈な一撃を食らったのだった。
ちなみに、感電させられた扇風機は今も現役で、夏場に大活躍中。
アースが取れておらず、漏電している機器の調整しながらドアノブを開けたら、ブブブブッと腕が振動して感電していることを体感したり、釣り竿がやけにピリピリするなと思ったら、雷雨の予兆だったとか。
そんな数々の感電で、最高レベルの激痛を食らったのがレンズ付きフィルム…一般的には一般的に使い捨てカメラと呼ばれることもあるが、内蔵されているストロボの基板に触ったときだ。
興味本位でストロボ基板を取り出して、電解コンデンサの足に触れたその瞬間、強い衝撃と痛み、腕全体の痺れで完全に自由が利かなくなり、動かせなくなってしまった。時間の経過と共に少しずつ動かせるようにはなったが痛みと痺れは続き、翌日まで不快感が残っていた。
そんな苦い思い出があるストロボ回路だが、今度は実験ネタ用に流用することになり、再び扱うことになった。

二度目の感電はイヤなので、電解コンデンサは確実に放電させて安全な状態を確認してから、カメラ本体から取り出した。万一基板を壊したことを考えて、カメラはもう一つスタンバイしている。
今のレンズ付きフィルムは単四電池を使っているようだ。最も多用していたころは単三電池だったが、小型化が進んだのだろうか。
ストロボスイッチをONにした状態で、カメラを床や棚等の硬いところに叩きつけると、衝撃で内部の接点が接触してストロボを発光させることができた。消灯後の寝室で、「太陽拳っ!!」なんて言いながら発光させてイタズラしたものだが、どうやら現行機種ではできなくなっている。
必要な基板は入手できた。次は別の回路を組み立てて、ストロボ基板と接続すれば完成となる。とにかく感電が怖いので、絶縁措置はしっかり行うつもり。