先日のはや2NOWの記事に合わせて、臼田宇宙空間観測所と後継の美笹深宇宙探査用地上局のことも思い出す。特に美笹深宇宙探査用地上局は工事や試験が続いており、今年から本格運用に入ったことが公式Webページに記載されている。
美笹深宇宙探査用地上局のページを読んでいて、豆知識コーナーに入る。アンテナ鏡面精度の記事が記載されていて、その凸凹の精度は約230μmでクレジットカードよりも薄いとされ、カードは0.76mmとなることから精度の良さが把握できる。
図も掲載されているが、その中の一部に興味深いものが描かれていることに気付く。

▲図は美笹深宇宙探査用地上局(MDSS)の豆知識より引用。
アンテナの受信機にぶら下がるデータ取得端末。横倒しパソコンの上にモニターを置く設置方法はすっかり見なくなったが、その本体の描き方が妙に気になった。5インチフロッピーディスクドライブと思わしきスロットが二つ、フロントの吸気口は斜めに刻まれており、その第一印象はPC-9801本体だ。

▲写真はぱそこん倶楽部のPC-9801RA21より引用。
参考機種を探してみると、このとおり。このテの世界では、旧世代の機器が混じっていることは何ら不思議なことではなく、しかも現役で稼働していることもあり、実機の印章を辿りながら描いたのだろうか。実際、身近なところでは産業用PCのFC-98シリーズが動いており、3.5インチのフロッピーディスクでデータのやり取りをやっているそうな。
最新技術よりも、信頼性と耐久性から数世代前のものを使うことが多々ある宇宙関係。どうしてもミッション内容や探査機本体に注目しやすいが、一歩離れて視野を広くすることで、探査を支えるシステム系が見えてくる。そちらも含めて注目すると、より興味深いものが見つかるかもしれない。











