車の整備用に、マイナスドライバーの先端を曲げ加工したツールを使っていることは以前も書いた。曲げた先端が短く、あと少しが届かない場面が出てきて、長いタイプも作ることになった。
今回、ベースにしたのはTONE PGSPT-100という工具で、本来はブレーキキャリパー内のシールを除去する場面で使う。

これがベースとなったTONE PGSPT-100。製造された段階で先端は曲げられているが、写真と現物での印象は大きく異なる。

ここまで掲載した写真と図面は、TONE PGSPT-100から引用。
寸法図の方が分かりやすく、H部分が曲げられている量で、そのサイズは僅か4mm。孫の手の如く、狭くて奥まったところに突っ込みたいわけで、4mmの曲げでは全く足りない。
万力に挟んでハンマーでコンコンと叩き、より曲げていく。

一旦曲げてしまうと元には戻せないので、少しずつ叩いて理想の曲がり具合に仕上げていく。

内装や車体を傷つけにくくする、先端の丸加工はそのまま。化学実験用の薬さじにも見える。
先端が針状になっているピックツールは多数あるが、ヘラ(さじ)状になっているこのテのツールはなかなか見つからない。探すより自分で加工したほうが早い。