2016年北海道ドライブの総括

まずは費用面から。

2016年北海道ドライブの総費用

総費用は134,252円で、予算150,000円以内に収まった。

総費用の半分が船賃となり、苫小牧行きがデラックスルーム、新潟行きはステートルームBを選んでいる関係によるもの。船旅は完全な格差(階級)社会で、快適性と費用は比例する。費用を抑えるならカーペット敷きの雑魚寝部屋、寝台夜行列車のB寝台に近い部屋になるが、プライバシーやセキュリティは皆無なので、その点は割り切ることになる。

青森まで自走しなかったことから総走行距離は1,692kmとなり、応じてガス代も前回の半分以下にまで抑えられた。2014年9月のミッションオーバーホールの際、5速のギア比を0.787にアップしている。これが北海道特有の、ある一定の平坦な距離をアクセル開度を保ったまま一時間以上走り続けるパターンに見事にマッチし、総合的な燃費は17.9km/Lまで向上させることができた。2010年(第1回目)が14.98km/L、2014年(第2回目)が15.5km/Lだったことからも、グランドツーリングカーとしての性格も併せ持つようになっている。

高速代は自宅から大洗まで、そして新潟から自宅の2度のみ。ETCのマイレージによるポイント清算が行われることから、実際の費用はもっと抑えられるはず。北海道内での高速道路は、災害通行止めに伴う無料措置中だった。その他、宿泊代、食費、雑費に関しては固定費用に近いことから、削減するならキャンプが真っ先に思い当たる。手元にはテントやコンロがあることから、これらを使ったドライブも視野に入れておきたい。2016年の北海道ドライブ、無事に終了だ。お疲れ様でした。>同行者

旅費の再チェックが終わり、一区切りついたことから、近所のコイン洗車場で下回りとラジエターの洗浄を行った。

洗浄後のラジエター

きれいさっぱりなラジエター。バンパーにメッシュを組み込んでも、小石やハエ等の小さな異物の侵入は完全には防げない。フィンに絡む異物は早いうちに除去することが、性能を維持する基本となる。

2016年北海道ドライブその5

  • 最終日・航海→新潟→関東
  • 津軽海峡を経て日本海側に出ると、太平洋側の揺れが嘘のよう。21ノット(38km/h)で順調に航行しており、寄港地の秋田港には定刻の7時45分に到着する。入港タイミングに沿うように行動を開始、着岸と離岸を眺める。今回はデッキを自由に歩くことはできず、外に出れる部分はジャグジーデッキのみ。曰く「強風のため」らしいが。

    秋田港を後に

    秋田港では小刻みに旋回しつつ、少しずつスピードアップして次の寄港地、そして下船港の新潟へ向かう。出力が増加していく、主機の振動が心地いい。就航当時は総トン数、最大幅ともに日本最大だった栄光は、今なお色褪せていない。

    簡易ナビ画面

    船室のテレビには、現在位置を表示する簡易ナビのチャンネルが設定しており、航行中は基本的にこの画面を表示している。本州に沿岸から程近いところを航行しているので、窓からは常に本州が見渡せる。

    近づく新潟港

    新潟港に近づき、石油備蓄基地が見えてくると、下船まであと少し。新潟の気温は27℃で晴れ、北海道の冷たい空気に慣れた身には、この気温はちょっとヘビーだ。

    練馬まで僅か275km

    混雑した新潟市街地を抜け、北陸自動車道から都心を目指す。途中、練馬まで275kmと表示された看板を見て、あっという間の短い距離であることを実感。なにをそこまで急いでいるのか、とにかく前に出て一台でも多く追い抜かしたい感たっぷりの北陸道では、走行ペースを掴むことが難しい。

    北陸道と分岐

    北陸道の長岡JCTから、関越道に入る。走りにくい北陸道に比べ、関越道は静かなもの。ハイペースで走ると都心の渋滞に巻き込まれるので、PA/SAで時間調整をしながらゆっくり帰宅する。

    EK9の最高燃費?

    三芳PAで最後の休憩中。南富良野市街地で給油して以降、ここまで506.3km走り、ガスの消費はまだ半分を少々上回っている。針の位置から、リッター22近くの燃費に達するらしく、EK9最高燃費か?ただし、ここから先は料金所が相次ぎ、首都高内では常に加速と減速を強いられるので、急速に針は沈んでいった。明朝からは、再び買出し車に戻ることから、自宅近くのガソリンスタンドで最後の給油を行い、翌日に備えておく。南富良野市街地から570km走り、30.6L給油、18.6km/Lとなった。

    2016年北海道ドライブその4

  • 四日目・帯広→苫小牧→航海
  • 今日で北海道から離脱することになる。帯広の朝は霧に包まれていて、そして冷え込んでいた。エンジンにいたっては、冬場特有の甲高い音を発しながらの暖機運転となった。

    道道337号

    朝の通勤通学で混雑する国道241号を避け、道道337号で音更帯広ICへ向かう。国道38号線は大雨による法面崩落により通行止めなので、無料区間内の占冠ICまで走り、富良野方面へ進路を取る。

    北海道といえばダート

    北海道のドライブといえば、ダート区間の走行も含めたい。ところが、この区間はただのダートではなく、実は復旧現場。北海道南富良野町は、台風10号の影響で市街地が冠水、さらに空知川の堤防が決壊するなど大きな被害が出た。あちこちに濁流の痕跡が残っており、傷跡が非常に生々しい。

    空知川の氾濫、痕跡その1

    流木が木に塞き止められ、積み重なっている。地面が若干茶色に染まっているのは、氾濫した川から運ばれてきた泥。大量の砂が舞っており、さすがに窓を閉めさせてもらう。

    空知川の氾濫、痕跡その2

    空知川を眺めてみる。本来なら橋脚に流木が絡み付いており、最高水位が今立っている道より上だったことが分かった。自然の力には抗えないが、耐えて復旧する底力はあるぞ。南富良野市街地で二度目(※2)の給油。被災した街にて、現金で購買するカタチで支援に繋がるだろうか。苫小牧に向かって、少しずつ南下を開始する。

    金山ダム

    金山ダムに寄り道して、ダムカードをゲットする。北海道唯一の中空重力式コンクリートダム。中空重力式ダムは、コンクリート量の削減(=費用低減)を狙っていたが、その一方で複雑な型枠で人件費が増大し、そもそもコンクリートの価格が安くなっていることから、日本国内では13基に留まる少数型となった。

    空知川の下流側

    下流側に放水される水は、茶色のまま。台風10号の影響が色濃く残っている。

    かなやま湖

    かなやま湖も同様。水は茶色に染まっており、上流からの大量の流木が網場に引っかかっていた。富良野市で昼食休憩を終えたら、三笠鉄道村に立ち寄る。

    三笠鉄道村

    前回は野外展示の無料区間だけだったので、今回は有料の室内展示場をメインに見て回る。道内の鉄道の歴史が細かく展示されており、積雪との戦い、事故、鉄道の開通を反対する住民との交渉までしっかり展示していた。

    キハ22の駆動部

    長らく蒸気機関車と客車が活躍してきた時間軸からすると、気動車が使われるようになったのはそう古い出来事ではないようだ。展示されているキハ22のエンジン、液体変速機、逆転器。ボタンを押すとエンジンが回転し、動輪が動く様子が見れる。展示場2階は、閉塞の仕組みや自然振り子の原理など、鉄道知識の教養に役立つものばかり。ちょうどいい時間なので新千歳空港に向かい、土産物を物色して苫小牧港に到着する。

    フェリーあざれあ

    2010年以来、2度目の乗船となるフェリーあざれあ。このフェリーあざれあ、妹のフェリーしらかばの両姉妹は引退が決まっており、これが最後の乗船となった。就航から20年を越え、船体もボロボロだ。

    乗船待ち

    日が暮れる苫小牧港、ライトアップされるファンネルマーク、そしてシビックRのケツ。乗船開始は19時、出航は19時半。すっかり暗くなってから、北海道を後にした。往路同様、太平洋側は揺れがキツく、津軽海峡からの海流がぶつかるためか、変な方向からのGを感じる揺れだった。

    ※2
    網走市街地→南富良野市街地で574.6km走行、給油量は32.1L、燃費は17.9km/L。

    2016年北海道ドライブその3

  • 三日目・北見→納沙布岬→帯広
  • 一晩寝れば、陸酔いも落ち着いており、体調は元に戻ったようだ。三日目の今日は、観光に長距離走行に、イベントを詰め込んだ一日となる。まずは博物館網走監獄。過去2回の北海道ドライブにて中継地点としていたものの、入場していなかったことから『宿題』を片付ける意味を兼ねて訪れることになった。

    網走監獄正門

    8時半から開所しており、朝早くなら人が少ないのでゆっくり見学できる。さっそく入所。

    二見ヶ岡刑務支所

    二見ヶ岡刑務支所は『開放的処遇施設で看視も緩やか』とされるが、それなりのコトをやって収容されているのだから、開放的、緩やかというのも少々変に感じるところ。

    白鳥由栄の脱獄再現シーン

    脱獄なう。五翼放射状平屋舎房の一部に、昭和の脱獄王こと白鳥由栄の脱獄シーンを再現している部分がある。館内ではプライバシーに関わる問題なのかイニシャルの『Y・S』で表記されている。調べてみると、当人なりの脱獄理由があったそうで、網走という過酷な土地、看守のストレスなど複雑に絡み合っていることが分かる。

    爆音駆除器

    網走監獄は自給自足の生活を送っており、各種農具も展示されている。その中には、爆音駆除器と表記されたパイプがあり、その直球すぎる表記方法が気に入った。若干駆け足ながら、一通り見終えたら高倉健のように「お世話になりました…」と網走監獄を後にする。網走市街地で、今旅行で一回目の給油(※1)を終えたら次の目的地、納沙布岬に向けて出発。

    開陽台

    途中、寄り道して開陽台に立ち寄る。水平線が若干曲がって見え、地球が丸いことを実感できる。狭い道は一方通行、そして訪れる人が少ないことから、北海道らしい写真は簡単に撮影できる。

    北十九号その1

    もう一つ、北海道らしい写真といえばこれ。アップダウンを繰り返す直線道路がくっきり見える有名な場所で、主にライダーが立ち寄るとか。

    ジェットコースターの道

    似たような道路は近所のあちこちにあるので、適当に走るだけでも面白い。

    納沙布岬

    3時間ほど走って、根室半島は時計回りで、16時前に納沙布岬に到着。晴れ渡った空で、波も穏やか。歯舞群島を見ることができた。観光地というより、現在進行形の領土問題を実感する場所だ。ロシアの巡視船は見れなかった。

    某スターリンみたいな猫

    土産屋にいた猫。口元の黒い毛並み、そしてロシアとの領土問題の場所となることから、スターリンを連想。ここから道央、帯広に向けて走行を開始。270kmもの距離を5時間で走破、もちろん一般道だけだ。60kmの距離を一度も止まらず60分間走り続けるなんて、北海道ならではの走り方。燃料計の針がほとんど動かないまま、トリップメーターだけが増していく超低燃費運転が可能だし、ロータリーエンジンでは、今流行の蘇る圧縮という、フィードバックゾーン走行が簡単にできるだろう。今日一日で541kmを走り、帯広のホテルには21時半ごろに到着した。

    ※1
    自宅→大洗、苫小牧→網走市街地で548.7km走行、給油量は31.83L、燃費は17.2km/Lとなった。

    2016年北海道ドライブその2

  • 二日目・航海→大洗→北見
  • 苫小牧港到着は13時半。まだまだ時間があるので、船内をウロウロしてみる。

    デッキに出てみる

    相変わらずの曇り空と波による揺れが続く。新日本海フェリーと比較すると、デッキに出れる自由さはこちらのほうが上。入港時も、岸壁に接岸する様子を見届けてから車両甲板に移動する余裕があるほどだ。

    エントランスホール

    船旅という一種の非日常を演出するエントランスホール。1998年より就航しているベテラン船だけに、長年の疲労やあちこちに見え隠れする傷みは仕方ない。ちょうど昼食時だったことから、人影もまばら。

    国際信号旗

    苫小牧入港時の国際信号旗。第2代表旗とCharlieで『第1区の開発フェリーふ頭から中央北ふ頭1号東岸壁に至る間の係留施設に向かって航行する。』という意味だそうだ。そしてもう一つの赤い旗はBravoで、意味をそのまま受け取ると『危険物の運搬中』ということになるのだろうか。

    R235

    北海道に上陸。さっそく北見市方面に向かって進路を取る。次の街まで100kmなんて表示は当たり前のように出てきて、ほとんど快走できることから大した距離には感じない。先日の台風10号で北海道内は荒れ放題で、国道274号の日勝峠も崩落で通行止めとなっていることから、占冠村から道東自動車道の無料区間を経由。

    十勝付近の濃霧

    十勝周辺はフォグランプが欲しくなるほどの濃霧。地元ドライバーは慣れているのか、かなりのスピードで飛ばしていく。音更帯広ICから足寄町に入ったころには19時を回っており、旧足寄駅前にある『あさの食堂』にて夕食。やたらと松山千春推しなのは、出身地だったため。

    二日目の走行ログ

    GPSロガーによる走行ログ。19時間半に渡って船に揺られた影響からか、身体が揺れに馴染んでしまい、平地なのに揺れているように感じてしまう「陸酔い」に陥っていたことから、強烈な疲労感に悩まされた。ホテルで一晩寝れば、回復するだろうか。

    2016年北海道ドライブその1

  • 初日・関東→大洗→航海
  • 残暑が厳しいので、避暑に北海道へ行く。関東人で「車で北海道に行く」と言うと、大抵は「大洗から?」と聞かれるので、実態はどのようなものか。三回目の北海道ドライブは、大洗から北海道へ上陸するルートを選択してみた。

    水戸大洗IC近く

    船の出航は18時半で、乗船手続きは17時までとなることから、大事をとって16時を目処に大洗港へ向かう。普段のドライブは、夜明け前の330出発が基本となり、昼過ぎから出発するなんて違和感を覚える。平日で混雑する都心を縦断して常磐道に入らなければならないことから、出発地点となる羽田空港は14時に設定した。

    さんふらわあ さっぽろとEK9

    乗船手続きを終えて、待機列に並んでしばしの休憩。これから乗船するさんふらわあ さっぽろを目前にし、港内をウロウロして船見物で時間を潰す。2017年に退役するそうで、今回が最初で最後の乗船となった。車の性格上、車高について問われるが、純正状態を維持していることから問題なくパス。車高を下げていたり、リフトアップしていると別枠(別甲板)扱いになってしまい、出航ギリギリまで乗船できずに後回しになり、下船のときも事前待機が必須となってしまい、何かと急がされる船旅になってしまう。

    乗船開始

    17時になっていよいよ乗船開始。

    デラックス和室

    長旅となることから、デラックスルームの和室を確保。部屋の真下が徒歩の乗船口、ボーディングブリッジの接続部分だったりするので、作業の流れが見下ろせる。船内放送による天気予報では「秋雨前線による風で、2mの波が予想される」とのことで、これはけっこうな揺れを喰らうことになりそう。18時半、すっかり暗くなった中、いよいよ出航。事前の天気予報どおり、かなりの揺れだ。念のため酔い止め薬を服用しておいたが、それでも不快な感覚を覚えることになった。

    嘔吐用便器

    便所に寄ったところ、飲み屋で見かけることがある、嘔吐用の巨大大便器が備えてあった。船体が揺れる中、通常の便器に勢いよく吐いてしまうと、便器の外へ『OB』してしまう恐れがあり、それの配慮か。ただ、他の人がいる中で吐くと、もらいゲロの連鎖になるような気が。

    夕食と大浴場での風呂が終われば、あとは寝て到着を待つのみ。船内徘徊は明朝以降にする。

    事前準備

    明日からドライブに出かけるので、試走して車体の具合は万全か調べ、灯火類の再点検を行い、給油したりなんなり…。

    7月から8月にかけて、毎週のようにどこかへ走り回って強制的に230,000kmに突入させた事情が、明日からのドライブを控えてのこと。明日は明日の風が吹くなんて、そのときの行動に任せてしまうと、旅行中にオイル交換の規定距離数に達してしまう。旅先オイル交換なんてのもありだが、土地柄うまく店に入れるか分からないし、予約なしの飛び込みで即作業というのも怪しく、なにより時間がもったいない。そこで積極的に走り込み、オイル交換を予め終わらせておいた。晩秋の走り収め前までのドライブ計画を考えると、10月末には235,000kmを突破しておきたいが。

    というわけで、明日の12日から週末まで避暑ドライブだ。ルート検索やGPSロガーの点検のためにノートパソコンは持っていくが、旅先の更新は難しいので、帰ってきてからまとめてアップするつもりだ。

    一ヶ月遅れの夏休み

    まだまだ厳しい残暑が続き、気温の高さから来る疲労感が全く抜けず、参っているところだ。9月の調子は毎年そんな具合で、下旬にもなればようやく熱気から開放されることもあって、あと少しの我慢!と自分に言い聞かせているような状態だったりするが、それだけで乗り切れるなら苦労はしない。そんなことから、今日から10日間の夏休みだ。秋休みと表現したほうが正解かもしれないが、暑さがある以上は一ヶ月遅れの夏休みだ。公休やら何やらがうまく組み合わさって、久しぶりの10連休になった。

    朝は普段とあまり変わらない時間に起きて、気温が低いうちに軽い運動を兼ねて少し離れたところにある銀行まで、自転車でラン。コース中に経由する川の陸橋は長い勾配付きで、自転車を左右に大きく振りながらも、トロトロとしたスピードで登坂する人が多い。振ると登坂に必要な力が逃げている状態なので、疲れが大きくなる。ペースを落としてでも、一定の姿勢を保ったほうが結果的にはラクなのだが、気づかない人が多いらしい。私的に、この区間は体調を見極めるゾーンで、今日は上々。先日の自転車通勤では区間突破に苦しかったことからも、体調で走行感覚は大きく変わるようだ。なんだかんだで自転車に乗り続けているおかげか、川の陸橋程度の勾配なら立ち漕ぎせずに平地と似たような感覚で登坂できる。

    出先で温泉にはいることがあり、今後のキャンプドライブでもなるべくスマートに行動したいことから、風呂道具セット作り。100円ショップで適当なカゴを買って、シャンプーやボディソープを放り投げておけば完成となる。これでまとめておけば整理しやすく、歩き回るときに苦労しなくて済む。ついでに、下着セットやタオル類を車のトランクに放り込んでおけば、もう立派な温泉巡り用シビックRになるが、なるべく車内にモノを置きたくない人間なので、これはさすがに難しい。

    米国での早期利上げに対する警戒感が再び強まり、9日のニューヨーク株式市場の終値は、前日より394.46ドル安となった。週明けの東京株式市場をのんびり眺められるのも、夏休みの利点かもしれない。イギリスがEUの離脱を決定した6月、直撃弾を喰らった格好になり、細かい取引を積み重ねて先月末にようやく取り戻すことができた。利上げに絡む市場の動向を勉強すべく、取引は一時休止中なり。

    足上げとかね

    運転台の上に両足を投げ出して『極めて不適切な姿勢』で新幹線を運転をしていたことが発覚した。そんな第一報を知った私たちは、事務所の机を運転台に見立てて、ブレーキハンドルとマスコンをペットボトルで代用し、一連の操作をやってみた。結果、どうやっても操作しにくい。700系新幹線の運転席はレカロのセミバケットシートだったりするので、足を投げ出す姿勢そのものがやりにくいはずだが、身体が柔らかいヤツなのかもしれない。

    操作しにくいということは、非常時に求められる迅速な操作ができないということ。ブレーキハンドルを足で蹴るのか?と疑問が湧いたが、セミバケットシート内では脚全体を大きく動かすことは難しく、左手に頼るしかない。足を投げ出した状態では左手の自由が利かず、最高270km/hで走行しているときは、1秒間に75m動いている。僅かな判断遅れが大惨事に繋がるし、安全意識の欠如だ。そもそも乗客の命を預かっていることが頭に入っていなかったのだろうか。新幹線に限らず、人間の操縦を要する機械は正しい姿勢を保つことで、そのパフォーマンスが最大限に発揮できるように設計されている。自動車、特にAT車において、右手だけの12時ハンドルで、膝が伸びるような着座位置、そしてシートバックを倒して上半身を傾けながら運転しているバカをよく見かける。こういう運転をする人間は、足を投げ出して新幹線を運転していたことに関して、姿勢に関する批判はできないので、念のため。

    だいたい、新幹線の運転士といえば、一般からすればエリートそのものだろう。秒単位で動く列車を司り、寸分の狂いなく停車位置に止める技術は職人技と持ち上げられ、鉄道会社で働いていると言えば「運転士なんだ?」と9割9分方は聞き返される立場だ。そういうわけで、機関士を含めた列車の運転士は鉄道屋にとっての表方の職業であり、企業の『顔』だ。それを忘れて、二重扉にガードされた『個室』で仕事をしていることに、完全に油断があったと簡単に想像できる。後に5~6回はやったと白状している点からしても、間違いないだろう。

    やった編成も、あちらさん所属の編成だ。相互直通となっている以上は、あちらさんから列車を借りていることになる。普通さ、他者(社)から借りたもん、乱雑に扱うか?レンタカーだって、どう扱おうとちゃんと返さなきゃダメじゃん。こんなの、常識さね。他人の所有物を足蹴にするってことは、自分が神か特別な存在と勘違いしたべ。新幹線の運転士という立場に驕りがあったろ。乗客に高飛車な対応をしたり、肩で風を切るような行動をしたり…。あちらさんが必死こいて修繕して仕上げたものを足でやるなんて、表方の立場を悪用した、裏方の整備屋に対するイジメだよこれ。我々整備屋のこと、油臭い連中と見下してるわこいつ。疲れたからやった?みんな疲れてんだよ。乗る資格ねーよ。

    一人のマイナスな行動が、全てのイメージダウンに繋がるということを29歳になっても知らなかったらしい。再教化が必要だ。

    2バーナー化

    キャンプは1泊だけで、極論すると夕食だけを食えればいい。そんな背景からバーナーはLPガス缶のものが、一つだけだった。一つだけでも、野菜炒めを作り、レトルトカレーとパックライスを温め、熱いコーヒーを準備できる。ただ、火種が一つということは、調理の順番待ちができてしまい、どうしても複数の料理を同時に食べるということがしにくくなる。複数の調理を平行的にできるよう、バーナーを追加して購入することになった。

    コールマン F-1 パワーストーブ

    使用しているバーナーが、コールマン アウトランダーマイクロストーブ PZで、LPガス缶を使いまわせるようにコールマン F-1 パワーストーブをチョイス。定価は高価ながら、新品が半値以下でゲットできた。4本足のゴトクで大きく開くので、アウトランダーマイクロストーブ PZと比べても、安定性がまるで違う。これなら、底の広い鍋も耐えられる。

    今は準備と撤収の手軽さからLPガス缶のバーナーを使っているが、一定の火力を長時間使え、周辺温度に影響されにくいホワイトガソリン式にも使うメリットがある。キャンプドライブが定例化してくるようならば、購入が視野に入る。