「血が足りねぇ」とはルパンのセリフだが、まさか自分自身で発するとは思っていなかった。今日もあまり具合が良くなく、午前中は準備運動すら苦痛で、なかなかヘビーな状況だった。
献血によって、400ccの血液を体外に出した。
私の体重は58kgで、58÷13≒4.5kg、血液は1,000ccで約1kgだから、体内で循環している血液の量は約4,500ccとなる。一般的に言われているのが「全血液量の1/2が失血致死量」となることから、4,500ccの半分、2,250ccを失うと死に至る。もう一つ、よく言われる「一気に2リッター出血すると死ぬ」ということにも、2,250ccならだいたい一致する。計算が面倒なので、2,000ccに統一するとして、この余裕から400ccを献血すると、400÷2000×100=20で、失血許容量の20%に達していることになる。
ここまではいいとして、失った400ccの血液が元に戻るまでには、どれくらいの時間がかかるのか。先ほど羅列した、人間の血液の量は体重の1/13、回復まで最も時間のかかる赤血球の寿命は120日、体重が58kgなので、一日に造られる血液は58×1000÷13÷120≒37で、37ccとなる。
血液は、たんぱく質や水分を含む液体成分と細胞類の固形成分に分別できて、水分については速やかに補給される。献血の前後で水分摂取を勧められる理由がこれで、飲んだ水分が血液に早く合流することができるため。そして製造に時間が掛かる赤血球についても、肝臓や骨髄に予備としてプールされているものがあり、製造が追いついて予備の再ストックなど、バランスが整うのが一ヶ月前後といったところか。
献血できる量は法律で決まっており、200ccと400ccを合わせて、男性なら年間1,200ccまで、女性なら年間800ccまでとなっている。間隔も決められていて、今回が200ccなら、男女共に次回は四週間後。先ほどの、バランスが整うのが一ヶ月前後(約四週間)というところにも、近いものがある。全量が決められている以上、400ccは男性は年3回以内で12週間後、女性は年2回以内で16週間後となり、十分な余裕を取り戻せるまで、献血はできない。
ここまでやってきて、オチというものはないが、一日の血液製造量、水分で血液量そのものはすぐに回復、年間献血量が決められていることが分かっただけでも大きい。具体的な数字を羅列してきたが、全量と失血死量についてはかなりの幅があるので、参考程度に。専門家ではないので、以上のことの真偽は定かでない。