時間は昨日の11日、午後に遡る。
車を使って買い物に出かけていて、次の予定まで一時間ほどの時間が空いた。特にやることがなく、車で一旦別の場所に移動しようにも、地味に混雑しているし、再度駐車場に入れるのは一苦労。そこで思い立ったのが「献血に行って血でも見るべー」ということだった。時間が潰せて、血も見れて、血液検査ができるし、ついでに過去のトラウマみたいなものを除去したる!と意気込んで、献血ルームに出向くことにした。
献血は学生時代に一度だけ行っており、10年以上前の出来事で、しかも失敗というオチ。当時はデブで太い腕と細い血管のおかげで、パスタ並みの注射針が血管に当たらず、看護士の人ですら苦労するような状況。腕の中に刺したまま、血管を捜してあちこちに抜き差しを繰り返し、これがとんでもなく痛かった。最終的に、最初に刺した向きから90度ほど曲がって刺されていたが、それでも血管に当たらず失敗。痛い思いしてまで二度と行くか!とトラウマみたいになって、現在に至っていた。痩せた今なら腕は細くなっているし、安静にしていると某ザクの動力パイプみたいに、血管が浮き上がる。これならネガティブな思い出を払拭できるだろう。献血をやれば、同時に血液検査をしてもらえる。年齢が年齢なので、ここで一度血液検査結果を見ておくのは悪くは無い。
献血ルームの受付で古い献血手帳を提出し、10年以上前ながらも日本赤十字社のデータベースには記録が残っていて、受付担当者もよく来てくれたと再会を喜ぶような素振り。今は献血手帳から献血カードに切り替わっており、その説明を受けて身体の状況を答えておく。採血量は当然のように400ccをチョイス。献血前の質問責めや医師の問診も異常なく進み、まずは採血。簡易的な血液型判定と、ヘモグロビン濃度のチェックを受けて、これも異常なし。
事前のトイレと水分補給を済ませたら、いよいよ献血。腕表面の浮き上がった血管に、やはりパスタ並みの注射針を刺され、すぐに血がパイプの中を巡っていく。良かった、血管にヒット。そのまま400ccの採血がスタート。そして急激に冷たくなる手先。体外へ血が出て、冷え性もあって体温維持が難しくなっているらしく、保温しながら採血が続く。だいたい20分くらいで400ccのパックが満タンになって、血がたっぷり見れて満足したところで、採血が終了。十分な休息と再度の水分補給を終えて、献血ルームを後にした。合計一時間を要しており、思ったとおり、次の予定までのいい時間つぶしになって、テンポよく雑務処理を続けることができた。もちろん、過去のネガティブな思い出は消え失せて、もう献血なんて怖くない。次の献血は三ヶ月後、可能日を迎えたらまた出向くことにしよう。

人間の血液量は体重の1/13で、失血死に至る量は、だいたい2L程度となっている。400ccの献血で、失血許容量の20%に達している。このため、帰ってきてからずっと倦怠感を覚えており、ついでに眠気も凄まじい。21時には寝ていて、今朝起きたのが7時過ぎだから、10時間もの睡眠時間となった。今朝は、倦怠感はだいぶ落ち着いていて、少々残っている程度。カタチはどうあれ、体外に多くの血を出してしまうことは、何かしらのダメージがあるようだ。