その後のブッシュの様子

昨日、285,000kmを突破したので、タイヤローテーションを行った。振り返ってみれば、280,000kmになったのが2018年11月24日。それから昨日までに四ヶ月ほど掛かっており、今回はやけに長く感じた。冬場のシーズンオフだったことや、3月の体調不良で殆ど乗れなかったことが、長く感じた原因かもしれない。

2017年6月11日付けの記事で、5,000km毎のタイヤローテーションの際には必ずKURE ラバープロテクタントやシリコンスプレーを塗布し、サスアームの各ブッシュの保護を行っていることを書いた。そこには、199,000kmでブッシュをリフレッシュした後、74,000km経過した時点でブッシュの劣化状況を調査すると書いていたが、すっかり忘れていて。

この74,000kmというのは、工場での製造後から中古車として納車されるまでの距離で、装着されていた純正ブッシュには既にヒビ割れと硬化が発生していたことによるもの。リフレッシュを終えた199,000kmから74,000kmを走る間に、5,000km毎のブッシュへのスプレーを行い続けて、273,000kmを過ぎたあたりで異常が無ければ、保護効果があると判断できる。

先に書いたように、観察予定距離を忘れていて、リフレッシュしてから86,000kmを走った。ブッシュの劣化状況を判断するサンプルは、リアのトレーリングアームに装着されている一番大きなブッシュとなる。固定方向に対して回転するように大きく捻られる構造で、大きなストレスがかかりやすいため。このブッシュがダメになると、フラフラして落ち着きの無い挙動になってしまう。

トレーリングアームのブッシュ

リアタイヤを外して、スプレーする前のトレーリングアームブッシュの様子。トレーリングアーム本体の変色は、スプレーを繰り返した油分が積み重なったもの。この油分、冬場の下回りに付着した塩カルを落とすために、高圧洗浄機による水圧にも耐えている。

純正ダンパーASSYを交換した際に、ショックが無い状態で各サスアームを動かしてみたが、軽い力で滑らかに動いていた。リアの場合、トレーリングアームブッシュを中心に、トレーリングアームがシーソーのように動く構造をしている。

ブッシュの油分はしっかり残っている

ショックを外して手でサスアームを動かしてみて、今回の目視による点検ではヒビ割れもなく、ブッシュの油分と柔軟性は健在だ。よって、KURE ラバープロテクタントやシリコンスプレーによる保護効果はあると判断した。

ブッシュへの定期的なスプレーは、劣化を防ぐのではなく、劣化を遅らせる効果を期待している。サスペンションの動作や車体加重、酸素や熱といった要因で確実に劣化していく。月面到着までに、どれだけ劣化速度を緩やかにできるか。観察はまだまだ続く。