一方的に読むことしかできないが、来年1月分から日産純正部品が大幅値上げとのこと。その値上げ幅は、最大4,000%というワケの分からない価格になるものもあるそうだ。S14のバッテリーブラケットが26,000円から300,000円だとか。
ここのところ、日産が危機という報道を連日見るが、ギリギリなのはサプライヤーも一緒ということか。世界の生産能力を2割削減、全体の1割弱に当たる9,000人規模の人員削減に踏み切るとは、遠い昔にカルロス・ゴーンが発動した日産リバイバルプランに近いものを感じる。株価を見ても、少額投資で遊ぶには好都合なレベルに陥っている。想定される原因はあちこちで好き勝手に書かれており、どれもそーなのかーとしか。ここまでボロボロになっても、社内では相変わらず「あっちの連中が悪い!」と派閥抗争が続いているのだろうか。
ついでにCARトップやベストカーあたりを読んでみる。日産の危機が報じられるたびに、32スカイラインがデビューした80年代の終わりから90年代初頭にかけての、日産最強時代が懐かしい、黄金時代よ帰ってこい、こういう技術があってこういう車を登場させれば日産は復活できるという、オチがお馴染みのパターン化された記事が出てくる。これでお金になるのだから、クルマ雑誌は凄い業界だと思う。
4年前の出来事になるが、政府は日産自動車への融資1,800億円のうち、1,300億円に政府保証を付与。これは返済ができなくなった場合、8割を国=国民が補塡することを意味する。当時はコロナ禍であらゆる企業が苦労していたところだが、本格的に危機が報じられる今年どころか、それよりも前から危なくなっていた。さらにカルロス・ゴーンがいなくなったのが6年前、コロナ禍以前だ。他の自動車会社はコロナ禍でも生き残るために商品を磨き続けていたが、日産はどうしていたのだろう。
小学校時代の自動車工場見学は追浜工場で、何かの縁か2014年はシャブ(会社自動車部)の面々で、やはり追浜工場の見学に訪れた。何かと絡んでくる日産、行く先を見届けることになりそうだ。
さて、札束を積み上げれば部品は買える日産、部品ガチャとして供給が怪しいホンダ。どちらが気楽なのだろうか。