感電教育!?

電気絡み事故の怖さ、つまり感電の恐ろしさを覚えるには、早い話が感電することが最も早い。

工作用マブチモーターのケーブルをコンセントに突っ込んで感電、コンセントからプラグの抜き差しでスパークを楽しんでいたら感電、レンズ付きフィルムカメラのフラッシュ部を分解していたら感電。車のバッテリーの両端子に触れてゾワゾワとした感覚があり、これって感電じゃん?と気づいたり、鉄道模型のレールに手をついてビリッと来るとか、漏電してアースが取れていない機器に触ったまま、ドアノブに増えてドーンと衝撃を受けるとか。ああそれでヤツは頭が…というのは、恐らく間違っていない。

そういう経験があるため、感電の怖さ、痛さは実体験としてある。これを他人に伝えるとなると、非常に難しい。特に今どきの教育シーンは電気関係の実験や工作も控えめになっているらしく、少しでも感電のリスクがあれば、そもそも触らせない。感電と言えばアニメでバチバチと放電されて骨が透けて見えるような、そんな微笑ましい?レベルのようで。

否、感電とは一瞬の出来事で、電圧と電流によっては長い時間に渡って痺れや痛みが続くような、凶悪なダメージを負う。冒頭に書いたが、カメラのフラッシュ部による感電は強烈で、充電状態の電解コンデンサで感電し、次の日まで痺れが残ったほどだ。

そんな過去を思い出して。そこそこの容量の電解コンデンサを用意して、実際にショートさせてみる。バンッと音と火花を散らすことができればシメたもので、しかも前触れ無しに突然スパークさせて、驚かせればなおよろしい。それだけ、感電とはいきなり来るものだと認識させればいい。

ついでに電解コンデンサを破裂させて、電気とは威力のあるものと視覚として捉えさせるのもあり。まずはペットボトルや瓶の中で破裂させ、今度は開放された状態で紙や発泡スチロールを貫通させるのも悪くはない。

電気系の学校にあるような、万ボルト級の放電装置があれば、離れていても絶縁破壊が起きて電気が流れる様子を観察できてより好都合だが。高電圧だけならコッククロフト・ウォルトン回路を組めば、小さいとはいえスパークは発せられる。いろいろ考えてみようか。

動画で見るのと、自身の肉眼で見るのとは大違い。