ブレーキキャリパーについては2016年12月の法定12ヶ月点検で一斉交換しており、新品特有のピカピカ、銀色ブレーキキャリパーになった。写真よりも実物のほうがインパクトが強烈で、とにかくよく目立つようになった。社外品や純正品の流用で、大きなブレーキキャリパーへの交換、もしくはブレーキキャリパーそのものを塗装して、ホイール内部で目立たせる理由もよく分かる。
長らく銀色のブレーキキャリパーがホイールのスポーク間から見えていたが、洗車中のちょっとした不注意で銀色が失われてしまい、極短時間で黒くて劣化したような印象に変化してしまい、ついでに表面が派手に荒れ放題となってしまった。

まずはフロントから。スポーク側となる表面は銀色から灰色になっており、ザラザラした鋳鉄特有の見た目にもなっている。角度が悪くて見え難いが、ブレーキピストン側(裏側)はしっかりした銀色が残っている。

続いてリア。フロントに比べても肌の状態が非常に悪く、灰色を通り越して黒くなっている。ついでに白いブツブツが発生しており、金ブラシで擦ってみても、簡単には取れない。こちらも、ブレーキホースとの接続部分がある裏側は、本来の銀色が健在。
前後共にブレーキキャリパーの表面が荒れてしまった原因は、洗車中に使ったホイールクリーナーにあった。ホイールに吹きかけると刺さった鉄粉が紫色に変化し、すっぱいニオイと共に除去していくあの洗剤だ。そのホイールクリーナーは、各地のカー用品店で売られているようなものではなく、日産部品販売…PITWORKブランドで展開されている商品を使用した。
たまには気合いを入れてホイールをキレイにしようと、PITWORKのホイールクリーナーを入念にスプレーし、紫色に変化するのを待つ。その際、飛び散った僅かな洗剤がブレーキキャリパーに付着し、しかも程よく熱かったのか「しょわぁぁぁぁ…」と洗剤が沸騰する音と共に、いつものアンモニア臭とは明らかに違う異臭を発した。そしてホラー映画で人間がゾンビ化していくワンシーンの如く、目の前で銀色から黒色へ変化していくブレーキキャリパー。これはマズい!と急いで大量の水で洗い落としたものの、ブレーキキャリパーの表面はブレーキクリーナーに冒されてしまい、現在に至る…という、洗車中の不注意による結果だ。
幸い、制動能力には異常はなく、見た目が悪くなっただけだった。ただ、美しい銀色のブレーキキャリパーが二年に満たない期間で、しかも自分の不注意で見れなくなったのは地味にショック、情けなかった。耐熱シルバー塗料を塗ったりすれば、いくらか元に戻せるかもしれないが、鉄の肌にブツブツが発生して具合は悪く、定着しない可能性のほうが高い。軽い研磨を入れて肌を整えて塗装しても、後々ハゲるオチで、より汚らしくなる。しかも定期点検でのパーツクリーナーで洗浄されれば、汚れと塗料が落ちてしまうわけで、純正の保護めっきに勝るものなし。
手元の運用計画表によれば、次回のブレーキキャリパーのオーバーホールは2020年12月。オーバーホールをしないで、再交換するのもアリだな?と思いつつ、早くも交換費用の予算を組んでいるあたりが、もう決心したようなものか。バンパーやボンネット等、視界に入る部分が損傷したら即交換だけでなく、表面全体の再コーティングする気持ちが、今となってはよーく理解できる。