いや10万円だ!

以前、現金貯金として5万円を常にデスクの引き出しにでも入れておくといい…というネタを書いた。

要約すると5万円あれば

・車の修理代として対応しやすい。
・万一の緊急事態の際、移動費として国内全土をカバーできる。
・機動的に使える現金が手元にあることで、精神的余裕を持つことができる。

といったことを書いた。

書いたのが4月下旬で、実はちょうど半年前。当記事がきっかけで貯金をスタートした人がいれば、物書きの端くれとしては冥利に尽きるところだ。キリ良く月に1万円を貯め続ければ、半年が経過する現在は6万円になっていると思われる。そんな貯金グセが付いたなら、10万円の大台はすぐそこ。

ではあっという間に10万円が貯まり、頼れるバックアップ、有能な味方、強い武器と化したとする。範囲をEK9シビックRに限ったとして、その10万円という余裕ができると、希少な部品を入手できる可能性が一気に上がる。例えば、EK9前期用のヘッドライト。

EK9前期ヘッドライト

ヤフオク:EK9 シビック ホンダ 純正 前期 ヘッドライト スタンレー製 EK4 EK3 EK2 JDM USDM ステー折れなしより引用。

純正の新品はまだ出る(らしい)後期用に対し、前期用は新品が出ない。純正中古品の流通は絶望的で、出てきてもレンズの黄ばみやクラック、ステーの折損があるとか、明らかに他グレード中古品をEK9用と称したミステイク落札狙い(?)、車検の適合不適合が気になる中華製や左ハンドル用といったものばかり。

そんな中で、程度の良さそうな前期ヘッドライトが出品され、89,800円で即決設定されていた。レンズ面の透明度が明らかに高く、ぱっと見た感じの印象は極めていい。出品者は中古品としてオークションで入手、それから保管し続けて今回の出品に至ったようだ。どうなるだろうと眺めていたら、どんどんウォッチリスト入りのカウンターが上がり、そのまま誰かが落札したのか終了となっていた。

中古とはいえ、希少性のある部品で、しかも製造されてからの経過年数を考えれば、出品価格も割り切れるか。そもそも新品ヘッドライトは片目で30,000円を超えていた記録が残っている。10万円という味方(武器)があれば、このヘッドライトを入手できたかもしれない。今も前期ヘッドライトが流通している世界線だったとならば、新品を買うこともできただろう。

現金10万円

EK9シビックRだけでなく、80年代末から90年代に掛けてのネオクラ車は、ある程度の貯金があったほうが、維持の難易度を下げることができる。10万円を貯めることができたら、次のステップも進みやすくなってくる。

半世紀前

近所のホンダディーラーで部品を注文して、釣り銭が100円だった。手渡された硬貨は令和4年、つまり2022年の今年に製造されたものとなっていた。店舗のイメージを悪化させないためなのか、受け取る釣り銭はいつも傷が少ない硬貨のように思える。

帰宅後に小銭入れの中身を整理していたところ、昭和47年、1972年に製造された100円硬貨が出てきた。今からちょうど50年前に製造された硬貨で、一般的に寿命とされる30年を大幅に超えて、現在まで流通し続けている。その姿を見た瞬間、随分薄くなっているというか、摩耗している様子がハッキリと分かった。

50年モノの100円硬貨

ぴったり50年の差となった硬貨。昭和47年の100円硬貨は明らかに摩耗して薄くなっており、縁が削れて段差が少なくなっている。対し、右側の令和最新モデルでは、縁の段差が目立つ。カメラでは撮影できなかったが、肉眼で見ると厚さが両者で全く異なっている。

硬貨の摩耗具合

元号や100の数字といった文字の造形まで摩耗している。

100円硬貨では今回取り上げた摩耗のレベルでは、殆どの自販機で受け付ける。それこそ、著しい摩耗や重量が異なって受け付けないことが多いギザ十と異なり、感覚的には全く問題なし。だから日銀に戻されても再び市場に出回り、こうして手元にやってきたのではないだろうか。

手元の貯金箱を開けて調べたところ、昭和42年(1967年)のものが見つかった。これは現行の100円硬貨が製造された初年度で、どういうわけか取り上げた昭和47年モデルに比べて摩耗は少ない。人類は月に降り立っていないし、初代ロータリーエンジンを搭載したマツダコスモスポーツが登場。このときの当時の物価として、もりそば/かけそばが60円、ラーメンが100円だったそうな。

鋳潰された同年代の硬貨も数多いだろうが、情勢が毎日のように変わっていく世の中を循環し続けてきた100円硬貨たちだ。

大台に乗っていたが

今月の収入は100万円を超えることが分かり、過去を振り返ってみるとだいぶ前の夏から、こうなっていたようだ。と言っても月の給料+ボーナスという、とても簡単なカラクリ。

どうあれ、月収100万円オーバーになったところで、実感がなければ特別感なんて一切ない。そーなのかーと某妖怪のセリフしか思い浮かばず、不思議と物欲は全くなし。今のところ、口座の預金額が増えるだけ。

金がないときに限って、あれが欲しいこれが欲しいとなりやすく、ここで逃すともうチャンスがないという、変なプレッシャーを感じやすいのは私だけだろうか。新製品が出てきたり、出回らないものがオークションに出てきたり。このタイミングでの支出は正直痛いが、買ってから節約していけばいいし、また稼げばいいと思っていたりする。

貯金するシステムを自分なりに組み立てて額面が増えていくと、次第に気持ちに余裕が出てくる。欲しいものを手にするチャンスは必ず巡ってくると分かっているので、今は買えなくても大丈夫と割り切っており、新商品やオークションは興味が失われ。必要な時に着実に買えるだけの資金力があるので、いざという時は全く躊躇しないとか。

収入が増えれば増えるだけ、自分の望むとおりにものを買うことができるようになり、趣味や生活全てが楽しくなっているだろう。そんな甘い考えを抱いていたことは確かにあった。実際のところ、収入が増えたところで、先が読めない社会情勢に対応するために生活、趣味がどんどんシンプルになり、明らかにものを買わなくなっていた。

で、投資

時期的に、株の配当金振込み通知と、株主総会への招集通知書が入った封筒が次々に届く。取引はほとんど放置しており、日ごろの株価チェックだけやっていた程度なので、配当金の存在をすっかり忘れていた。

チェックすると、銀行とは比べ物にならない高い利率でホクホクになりながら、同時にアホみたいな額の税金が引かれていることに唖然とさせられる。

全国各地へは高速道路を使うことが多く、配当金で高速代をペイすることが多い。コロナ禍で一時はどうなるかと警戒したところだが、混乱はあまり長続きせず、その背後に見え隠れする様々な事柄というか、次のステージを見据えている部分が多々あるようだ。報告書を読むと、どの企業もコロナと半導体不足が…と書かれているが、それでもガッツリと利益を上げているわけで。

投資は、金が金を生む性質を持つ。ここ数日、かなりのパーセンテージで株価が動いており、これは確かに金持ちがより金持ちになるわ…と実感させられる。

1,500円分、それから

大量の1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨があって合計1,500円分。「撲殺できる量の硬貨」と言われるほどの重量がある小銭を引き取ってきたのが、4月14日のこと。

ドル箱内の硬貨

意外と早く使い尽くすだろうと思っていたら、こういう時に限って10円単位での総計になりやすく、減りはローペース気味。それでもシビックRの部品購入、遠出の際の土産物、コンビニでちょっとした買い物で少しずつ減らしていき、ようやく1円硬貨と5円硬貨が無くなったのが、5月の終わり。

残った10円硬貨

ここまで達すれば、もう使い切ったようなもの。10円硬貨なら自販機で飲み物を買う時に使用でき、バスに乗る場面でも使いやすくなる。日々使っていくことになるので、2ヶ月近く出しっぱなしになっていたドル箱を片付ける目途もついた。

これだけの大量の小銭が、とあるロッカーから出てきてちょうど1年になろうというタイミングで、使い切ることになるとは。どうしてこうもキッチリ揃うのだろう。最後はザバスとゆで卵を買って、消費作戦は終了としたい。

5万円

2月にシビックRの冷却水漏れトラブルが発生し、その修理費用は5万円近くとなった。この手の予定外の大出費は特別損失の一種としてカウントしておき、後々埋め合わせて辻褄を合わせることになる。

デスク上のパソコンのケースには、特別損失が発生した原因と金額を記した付箋紙を貼り付けるようにしている。こうすることで嫌でも目に入り、絶対に忘れないからだ。埋め合わせ処理が終われば、剥がしてゴミとして捨てる。

冷却水漏れトラブルが無事解決してすぐ、付箋紙に『クーラント漏れ、5万円』と書いてケースに貼りつけていた。額面が額面なので、処理が完了するまで時間を要すると捉えていたが、思ったよりも早く片付けることができて、今日付けで無事に付箋紙も捨てることになった。

貯金の観点でいえば、全て計画通りに進んでおり、ペースは乱れていない。今回に限らず、予定外の出費はデスクの引き出しに収めてある、一種のタンス貯金でカバーすることが多い。あらゆる予定外に対応できるよう、一万円紙幣だけでなく、五千円紙幣、千円紙幣といった各紙幣を含めている。その金額、5万円。

5万円あれば、何かと対応しやすい。車関連では、今回のようなトラブルですぐに対処できる。過去にはオルタネーターの故障があり、さらに古い記録ではキーの閉じ込め、かつて起こした自損事故でのレッカー費用等々。今はJAFとホンダトータルケアに加入しているので、費用は抑えられるかもしれないが、それでも備えはあったほうが絶対にいい。

生活面でも同じ。過去の経験上、ライフラインの緊急対処費用は数万円単位が多く、解決までの時間を短くすることができるかもしれない。大事な人に何かあって、緊急で駆けつけなければならない場合でも、計算上は5万円もあれば日本全国どこからでも行動することができる。

キャッシュレス払い(含、クレジットカード)が主流になっても、機動的に使えるまとまった現金が常にスタンバイしてあるだけで、日々の精神的余裕はまるで違ってくる。

1,500円分

キャッシュレス化が進むだけでなく、銀行のATMでは入金でさえ手数料が取られるようになり、すっかり困った存在になってしまった小銭たち。特に1円硬貨と5円硬貨は各種自動販売機で使えないことが多く、溜まってきた場合にどう減らそうか悩むことになる。

大量というほどでもないが、あるロッカーの中で1円硬貨や5円硬貨が大量に溜まっていた。数えてみると1,500円分もあり、1円硬貨だけで150円以上もあって、以前なら消費税の都合から便利だった。

募金箱に投げ入れようという妙案が出たものの、この硬貨の量から最終的に儲かるのは銀行であり、非常に勿体ないオチになる。そこで両替することにして、1,500円分の1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨を持ち帰ってくる。「撲殺できる量の硬貨」と言われるだけあって、それなりの重量となった。

ドル箱内の硬貨

いつものように、スロット用のドル箱に開けておき、少しずつ使って減らしていく。

ディーラーではシビックRの部品購入や各メンテのときに使うことになり、ガソリンスタンドでも1円単位で取り引きを行う。近所の中華料理店でも1円単位で使い、スーパーやコンビニのセルフレジでも1円硬貨が対応している。

一つひとつの買い物行動パターンを見直しているうちに、この1,500円分の硬貨はハイペースで減っていく予想がついた。いつまでも留まり続けることはなさそうだ。

シン・ゴヒャクヱンコウカ

2021年11月1日から新500円硬貨の流通が始まった。21年ぶりのモデルチェンジ、3代目としての最大の変更は、2色3層構造のバイカラー・クラッド構造。海外の硬貨ではよく見た仕様だが、まさか日本の硬貨でも見られるようになるとは思わなかった。

現在も500円玉貯金は続いている。以前よりはローペースにはなり、貯金箱として使っているのはニッカ コーヒービーンズチョコレートの空き缶。意識的、義務的に貯金せずとも意外と貯まるもので、気が付けばけっこうな額面が貯まっている。今回はEK9シビックRの冷却水漏れの修復費に消えることになったが。

新500円硬貨の流通が始まって4ヶ月。ようやくバイカラー・クラッド構造の新500円玉がやってきた。今朝方、入れの中の硬貨がジャラジャラと鬱陶しくなり、通勤途中に立ち寄ったコンビニで買い物を済ますと、その釣り銭に含まれていた。

さまざまな500円たち

さっそくコレクションの中に含めることになった。初代、2代目の500円硬貨と500円紙幣、青函トンネル開通記念硬貨、そして今回の3代目バイカラー・クラッド仕様が並ぶ。

キャッシュレスに馴染まないだろうと思っていたら、生活で関わる店の多くがSuicaに対応するようになり、財布を取り出す機会は激減した。釣り銭が無ければ500円玉を手にする機会は減る。この先も500円玉貯金は続くことになるが、3代目硬貨が貯金箱に投入されることは稀になる気がする。

有料化が決まって

既に散々報道されているように、今日からゆうちょATMの利用において、硬貨を伴う引き出しと入金には手数料が取られるようになった。窓口を通しての引き出しと入金ならば、50枚までは無料となる。

ときどきやってくる1円玉や5円玉を処理するのに、ゆうちょのATMをよく使っていたものだが、基本的にはそれができなくなった。もう一つ、重大な要素としては、500円玉貯金。平日の窓口にて500円玉を預け入れるとして、50枚リミットでは僅か25,000円。いろいろ変わっていくことは間違いないが、平日休みが発生することがある勤務パターンで、平日となれば大手銀行も使える。実際はあまり心配しなくても良さそうか。

郵政民営化に向けて、国会が賑わっていたのが2005年8月。当時の小泉総裁は、郵政法案が参議院で否決されるなり、衆議院を即解散。その後の選挙では、刺客候補だとか、民営化に反対した議員は党公認を得られず無所属候補になったとか、そんなゴタゴタがあった。開票してみれば自民党が圧勝して、民営化が実現していくことになる。郵政民営化を目指していた自民党が圧勝したということは、国民も賛成したということ。8月になっていないので16年前の出来事だが、過去のことを今になってあれこれ言っても仕方がない。

ゆうちょATMでの硬貨取り扱いが有料化されたことは、大きな変化が起きた。

変化とは、何かが間違っており、誰々が悪い、社会が悪い、自分は悪くないし被害者だ…!となって、解決には至らず不満ばかりが募ってしまう。次の行動に移りにくくなり、自身の精神面にも悪影響を及ぼしてくる。

変化した。そーなのかー、では変化している中では、何が起きているのか。この起きた事柄を見つけれると、次は何ができるか検討が始まり、どう行動すべきか指針も決まってくる。

変わっていく物事に対して、犯人探しや社会のせいと決めてしまうことに時間を割くなら、素早く次の対策案を考えて、動き始めたほうが結果的にはラクに進む…という思考パターンの違いを思い出した。

貯金袋として

だいぶ前に「買ってみたからあげる」と渡されたのが、サンリオのキャラクター群の一つ『しんかんせん』のがま口財布。

「しんかんせん」のがま口財布

シリーズ名が出ている撮影側には、0系ベースのキャラが描かれ、その裏側には200系とE2系がいる。フレームは金属製で口はピッタリと閉じ、子どもが使うものでも、しっかりとした作りになっているところが素晴らしい。

柄が柄だけに外で使えるようなものではなく、どう使えと!?とツッコミを入れた記憶がある。とはいえ財布であることは間違いなく、丁重に保存し続けていたようで、先日のクローゼット整理の際に出てきて、何かに使おうと考えてみる。

一万円紙幣を投入

折り畳んだ紙幣を入れてみたが、ギリギリのサイズ。ひとまず入ることは分かったので、緊急・予備費用の貯金袋として使っていくことにした。こうした名目で、銀行ATMの横に置かれている封筒を使って、デスクの引き出し内でいくつもの貯金袋になっており、がま口財布でさらに一つ追加。毎年の固定費は、これら貯金袋から出ていくことになる。

身近にギャンブル、ソシャゲ、外食やWeb通販を繰り返していながら、貯金が少ないと嘆いている人がいて、そんなことを平気で口にできる神経と凄さと言ったら。それだけ遊んで楽しんでいるのだし、貯金できなくても問題ないのでは?と思いつつも、そりゃ辛いだよねと一言告げて、その場から離れておいた。封筒貯金を教えても、少し貯まれば賭け金に消え、小さな積み重ねよりもギャンブルで一発当てれば貯まることを期待していた。