今日の報道によれば、東海道新幹線車内で行われているワゴン販売について、10月末で終了するとのこと。売り上げの低下や将来の人員不足を踏まえての措置という。10月中旬には浜松への定期出張が控えていることから、最後の利用チャンスかもしれない。
それなら車内に自販機を…というコメントを大量に見たが、かつての主流だった700系、主力車種のN700系には飲料の自販機が設置されていて、全て廃止された。晩年は水と静岡茶の二種類しかなかったが、2010年代まではそれなりの種類を取り揃えていた。オレンジジュースと鉄観音入りの烏龍茶がおいしかった記憶がある。終了した理由については、今回と全く同じ。駅での販売が充実したことで、売り上げが低下していたため。
旅の情緒だとか、そういった感情的なもので反対論が出てくるが、あくまで商売。先の自販機についても、商売として成り立たなかったから廃止に至っている。0系や100系にあった食堂車、カフェテリアやビュッフェについても、現役バリバリだった当時の時点で「売り上げが悪い」。これが廃止になった一因でもあった。
それでもサービスのためならばと、ある程度のコストは甘く見られていた時代もあっただろう。しかし、これからの時代はそうもいかない。経費の削減を突き詰めていかなければならず、合理化のためには割り切らなければならない場面、逆転の発想を求められる場面も多々出てくる。いつまでも『長くやることが偉い、時間を掛けることが正しい』わけではない。