バルク品というと、だいたい自作PC業界で多用される用語だろうか。本来は組み込み用部品として大量出荷されたものを単体に分けて、小売りされるようになった形態。正規の商品に比べて安価であることが多く、製造ロットを追求しやすい一方で、エアーパッキン(プチプチ)による簡易包装だったり、保障が殆ど無かったりする等のデメリットも存在する。

バルク品のCPUといえば、こういったトレイに陳列されており、欲しいモデルを指名買いする。なにも自作PC業界だけに限った話ではなく、あらゆる商品の分野に存在する。
他のメーカーは分からないが、ホンダでは一部の純正部品はバルク品での供給となっている。

例えば、フューエルレギュレーターとインマニサージタンクを接続する負圧用のチューブ。近々フューエルレギュレーターを交換することになり、接続チューブの取り回しが多少変わることが予想され、それならばと新品を購入することにする。

パーツカタログ上では18番に設定されており、数字をクリックすると部品番号と部品名が表示される。ここまでは普段と変わらず。

18番を選択すると部品番号(95005-35150-10)と部品名(チューブ,3.5X150)と共に注記が「アリ」と表示され、そこに記されている内容を確認する。

部品名は変わらず、新たに95005-35001-10Mという部品番号が出てくる。これこそが、ホンダにおけるバルク品での供給スタイルで、150mmのチューブが欲しければ95005-35001-10Mという部品を買い、必要に応じて自分で切り出すようになっている。

95005-35001-10Mを実際に注文して、到着したのは1mのチューブ。使いたいのは150mmだけなので、残り850mmは無駄になる…ことはない。ホンダだけに、四輪二輪発電機、それぞれに使えるのでプロユースの観点では実際は無駄がない。

文字が少し小さくなってしまったが、S2000のパーツカタログにはバルク品設定になっていることが示されている。価格については、必要量をカットしてから希望小売価格を参照しろと書いてある。
このようなシステムにより、ストックケース内にはバルク品として入手した各種チューブが複数収められている。車だけでなくちょっとした工作で使われていくので、意外と減りが早い。