流れが良くても車の量が妙に多く、信号が少なければそこそこ見通しのいい直線道路。そんな道をバスに揺られて走っていると、前方ではウィンカーも僅かに車線変更を繰り返す変なセダンがいた。それはまるで輩のような運転を思わせ、褒められた運転ではない。
この道路では車線変更を繰り返すより、立体交差の分岐点まで我慢する。並んだ車列は立体交差に流入するので、一気に前方がクリアになる特性があり、それから車線変更をして前に出るのがベスト。それを知らず、この輩的セダンのように車線変更を繰り返すとペースは落ちてしまう。
僅かな車間があれば、強引にねじ込むようにして車線変更を繰り返すこの輩。一体どんなアホなのか。うまい具合にバスは追い付いていき、どれどれ…と見てみると、すぐに判明。

天井には「あの蓋」があり、トヨタカムリWSの覆面パトカー。道路は一般道ゆえに最高速度は60kmhとなっているが、明らかにそれを上回る速度に加速していった。ハンドルを握っているお巡りサンはバレていないと思っているのかは知らないが、先ほどからの変な車線変更といい、ロクでもない運転スタイル。
今では覆面パトカーのナンバーや特徴、出没パターンはネットで簡単に見つかるようになっている。正体を隠すのではなく、もはや露呈していることを前提に活動しているような節さえあり、このカムリWSも一種の諦めや割り切りがあったのだろうか。
悪い印象の運転ほど、よく目につくわけで、その基本を体現してくれた品川302め84-59のカムリWSには感謝しかない。