昨日まではケースの洗浄から、内部の防水性の評価を行った。洗浄と防水性の結果は良好と判断できたので、さっそく組み立てていく。
ケースの洗浄のためにムーブメントを外すことになるが、そのときにソーラーセル…太陽電池にストレスを与えないよう、慎重に慎重に。

ケースに残る太陽電池。ムーブメントの外周部に装着されているのではなく、風防の裏側に組み込まれていた。太陽電池とケースは一体化しており、これで耐衝撃性を向上させると共に、薄く小さくするデザインすることが可能になる。

太陽電池の裏側には電気接点がある。計測によれば、このサイズの太陽電池で発電電圧は4Vも出ている。カシオの腕時計だから3Vだろうと、3Vレンジで測ったら針が振り切ったので驚いたほど。太陽電池をケースに固定する金属リングを外すことで、ケースと太陽電池を分離することができそうだが、今回は深追いはしない。

ムーブメントには金色のスプリングがあって、ここで太陽電池の電気接点と繋がる。カシオのムーブメントによくある、細いスプリングがプラスチックのフレームに差し込まれているだけなので、飛ばしてしまうと探し出すことは困難になってしまう。ケースへの組み込みは細心の注意を払う。

ムーブメントのセット完了。ここまでくれば、G-SHOCKの電池交換作業と近いものになってくる。太陽電池で充電されることから、指定された電池を用いる。
電池ボックス部分の上部にある金色のコイルが、電波時計用の標準電波を受信するアンテナ。強制受信する際、時計の上部を外に向けて、窓際に置けと説明されている理由がここにある。

電池ボックス部分に記載があるとおり、使用電池はCTL1616。公称電圧は2.3V、コバルトチタンリチウム二次電池(CTL系)というのが、正式名称とのこと。

新しい電池をセットしたら、裏蓋を閉じる。続いてバンドをケースに組み込んで、腕時計として使えるように元に戻していく。

組み立て完了。電波時計の動作はOK。パワーセーブ機能を用いて、太陽電池が正常に発電しているかチェックを行い、返却までテストが続く。返却当日まで、もうしばらくお待ちくださいませ。