台風が近づいているので

天気予報によれば、台風19号の最接近、上陸は20時過ぎ。ついでに台風の北に位置する秋雨前線が停滞しており、朝から大雨が続いている。

不要不急の外出は控えるよう繰り返し報道、告知されているためか、どこも人影はまばら。混雑と喧騒が消えた街中が、ある意味では非日常的な光景で、その様子を撮影、記録していくとして、練習を兼ねて「ちょっと川の様子を見てくる」。台風の影響が大きく出ない、正午過ぎに出発。

2019年10月12日の国道15号の様子

休日平日問わず混雑している国道15号の六郷橋も、今日の天候では出かける人も少ないため、車の通過は僅かなもの。さて、多摩川本体の様子を見に行こう。

流木が浮く多摩川

ずぶ濡れになりながら六郷橋を渡りきり、川崎市側から多摩川に近づいてみる。流木が浮いており、かなりのスピードで下流に向かって流れている。水位そのものは変わっていないようだが、このスピードからして上流側では増水していることが予測できる。水が流れる低い音が響いており、あまり聞いたことのない音のためか、恐怖心が増す。

R15の下り線側から上り線側に移動。

多摩川の上流側

上流側から次々に流木がやってくる。ときどき、どこかで倒れて川に落ちたのか、太い木そのものが流されていく。雨が降っていなければ、もう少し眺めているのだろうが、強い雨だけでなく次第に風が出てきて、立っているのがやっと。撮影時点では、京急や東海道線はまだ動いていた。

大田区側に戻って、野球グラウンドや打ちっぱなしゴルフ場は、まだ見えていることを確認。本格的に増水すると、これら施設のネットや仮設便所等が流されてしまい、更地となってしまう。暴れ川としての性質を持っている多摩川は、今も力が衰えていないことを見せつけることがある。