台風19号、その後

昨日の台風19号は上陸後、居住地にかなり接近してから強風をもたらし、あちこちでモノが飛び交う音を響かせていた。

上空を台風通過中の気圧計

気圧計を眺めていたところでは、上空を台風が通過したのが21時半前後。ピーク時の気圧は968~969hPaをウロウロしており、気象庁の観測とほぼ合致する。雨は午前中がピークだったようで、この時間帯はとにかく強風に見舞われる。次第に外の音が静かになっていき、応じて気圧も少しずつ上昇していく。

台風通過後の気圧計

22時を過ぎると、このとおり976hPaまで上昇。いつ動いているのか分からないアナログ気圧計が、目に見えるスピードで動いている様子は初めて見ることができた。台風が通過したことで、外は雨が降るだけになっており、落ち着きを取り戻しているようだ。峠は越えたので、ここで就寝。

あちこちの河川の水位やライブカメラを表示するWebサイトは、アクセスが集中しすぎてダウン、もしくはレスポンスが非常に悪くなっていた。テレビによる煽りを含めた報道で、視聴者が一斉にWebサイトへアクセスするものだから、サーバがパンクしていたようだ。誰もがネットにアクセスできる端末を持つ今の時代、災害等での注目で突然の集中的なアクセスが起こりうることは、どのサーバも視野に入れておかないといけないのかもしれない。

さて翌朝。強風と大雨で上空の空気が浄化され、清々しい朝となった。吹き返しの風もなく、さっそく状況調査のために自転車で出発。昨日は多摩川の様子を見に行っているので、今日も見物しに行くことにした。一旦河口側へ向かう。

増水した多摩川の様子

ピーク時は堤防部分まで水が増えたようだが、朝の時点でだいぶ水位は下がっている。それでも水は残っており、野球グラウンドや公園の遊具がある部分は冠水したまま。

餌を探すサギ発見

水かさが増えていることで、餌を探すサギを間近で見ることができた。抜き足差し足忍び足でゆっくり歩く姿は、いつ見ても興味深いものがある。環境が水田とは違うので、脚をプルプルと震わせながら餌を探す様子は見れなかった。

流されてきた仮設トイレ

サイクリングロードから土手へ降りる斜めの通行帯にゴミが溜まっており、ここが冠水のピークだったようだ。写真中央部分、青い箱の奥にあるコの字型の物体は、仮設便所。予想通り、どこかに設置されている仮設便所が流されてしまい、この場所で留まったようだ。

流されてきたネット

恐らく、バックホーム裏のネット。写真の奥では、公園の遊具が僅かばかり顔を出しており、水が引くまではもう少し時間が掛かりそうだ。

京急本線と東海道線の間より多摩川を望む

少し進んで、京急本線の多摩川鉄橋とJR東海道線の六郷川橋梁の間から多摩川を見る。川崎市側の堤防から大田区側の堤防まで、全て水に覆われている。本来の多摩川サイクリングロードは、現在は水の下。昨夜の台風最接近時は、もっと水が近かったことを示す痕跡があちこちにあって、しかもかなりのスピードで流れている。万一落ちて流されれば、岸に戻ることは困難になってしまう恐れがあり、増水した川には近づくなという警告は間違いない。

昨日の大雨で走れなかった多摩川ランナーが一斉に出てきて、私のように変わり果てた多摩川の様子を見に来た沿線住民で混雑が始まる。しかも本来の多摩川サイクリングロードは使えないので、細い歩道に人と自転車が集中する危ない状態になってきた。頑張ってR1の多摩川大橋まで走ってみたが、スムーズに走れないことに我慢の限界に達し、ニコクから内陸側に向かって帰宅。30kmほどの短距離ながら、計算上では700kcal以上を消費しており、体調維持にはちょうどいい。