銀座散歩

銀座へ。

8月の中旬に比べれば、まだまだ暑いものの気温は低下しており、湿度も低くなっているため、肌が乾きやすいカラリとした熱気がむしろ心地いい。

平日だけあって、中央通りは歩行者天国になっておらず、いつもの国道15号線として機能している。土地柄から、世界各地の高級車が渋滞にハマりながらも当たり前に走っており、モーターショーのようでこれが日常の光景。

観光客は少なく、各店内も混雑しておらず、店の奥まで見通せる。実際、対応した店員もピリピリしたオーラを発することなく、表情豊かに受け答えしてくれる。客は日本だけでなく、世界各地から訪れてくる場所だけに、いろいろな人間がいる。休日になれば、短時間で神経をすり減らして消耗しているところに出くわすことになり、平日と休日でここまで差が出るのかと、内心驚いていた。

このタイミングで店内に訪れる人は、みんなハイソな印象を抱く。本を読みながら静かに待ち、店員に敬意を払う。そういった積み重ねで、品のある店内の雰囲気が出来上がっていく。そんな空気を崩すまいと、こちらも自然に背筋が伸びて、少しでも銀座らしさを作ろうと努力してみるが、所詮はニワカでしかない気がする。

銀座特有の洒落た環境がけっこう好きで、店員にも「また来ますねー」と自然と口にするほど。そんなハイブランドな空間に身を置いておけば、振る舞いや態度の勉強ができてしまい、究極の体験型学習、環境が人を作るというもの。

んで。

今日の銀座散歩の実態は、オメガ スピードマスターの精度調整。規定許容範囲内とはいえ精度の悪さ、僅かな遅れが気になってしまい、相談しに行ったのだった。結果、再調整で二週間の預かり。