詳細を知るには、三ヶ月分のhttpdのログが必要になるものの、速報値によれば当サイトのアクセス数が1.5倍に増加したことを確認した。この増加の背景に、何か事情がありそうな?と思って調べてみると、やはり…というか。
まず7月9日にGoogleの検索アルゴリズムの変更があり、スピードアップデートと名付けられているそうだ。このアップデートは、モバイルページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要因として使用するようで、あまりに遅い(重い)サイトをランクダウンさせる。当サイトはシンプルなhtmlとjpegが殆どなので、特に影響を受けることはなく。
そして8月1日にもアップデートが行われており、こちらはコアアルゴリズムアップデートと呼ばれる。どのようなものかは公開されていないので不明となるが、検索アルゴリズムのシステムが大きく変わり、応じて検索結果も変化するとのこと。どちらかというと、当サイトはコアアルゴリズムアップデートで好影響を受けた格好になる。
こういった大規模な仕様変更が行われるたびに、SEOの世界で激震と動揺が繰り返されるのが、けっこう面白かったりする。昔から言われ続けている「ページが軽く」「ユーザー目線での良質なサイトで」「ユーザーが欲しがっている情報を提供する」という基本ルールは全く変わることはないのに、ショックを受けるということは、基本ルールから逸脱したサイトがいかに多いかを物語る。ちょっとした動きで『大変動』と称し、混乱している例がよく見られることから、それだけ中身の無いページが大量に存在しているのだろう。
サイトの設計、デザインや見た目で管理者が良かれと思っても、読み込みが遅くて分かりづらければ、閲覧者にとっては鬱陶しいものとなり、ユーザーエクスペリエンスの低下でしかない。こういった要素をGoogleはしっかり見ているわけだ。
検索順位で右往左往している理由の一つに、サイトの経営で収益を得ている事情がありそうだ。あるキーワードの検索で、一ページ目のトップに掲載されていれば、それだけクリックされる可能性が高くなり、利益にも関係してくる。ページを無理やり上位にねじ込ませる手法で検索結果を荒らしまわって、金儲けに走っていたのがDeNAであり、2017年2月の通称WELQアップデートに繋がってくる。
過去何度も検索アルゴリズムは更新されたようだが、当サイトは特に大きな変化は起きなかった。今回はたまたま、コアアルゴリズムアップデートの好影響を受けたが、今後下がることがあっても不思議ではない。当サイトは昔ながらのホームページスタイルを貫いてシンプルに徹しているため、ユーザーエクスペリエンスを保つ点では悪くはないはず。この先、もっともっとSEO業界を楽しむことができそうだ。