ネットニュースを徘徊していたところ、個人設定や閲覧傾向の都合もあるだろうが、Yahoo!のトップページに『17年前の「VIA C3」プロセッサにバックドアが見つかる』というimpressの記事が出ていた。今となっては知っている人を探す方が難しくなってしまった、x86互換CPUのVIA C3が今頃になって、一般的にはしかも良くない意味合いで取り上げられるとは、なかなかインパクトのある報告となった。
今のところはNehemiahコアが該当しており、それより前のコアとなるEzra(-T)、Samuel2についての情報はなし。その後の追加報道で、バックドアというよりもデバッグ・テスト用として、Nehemiahコアに最初から搭載されていた機能で、守秘義務があるにも関わらず情報が流出したか、発見されたかのどちらからしい。
もともと、当サイトはパソコンの改造を主体にしたWebサイトだった。改造といっても、ただ部品を入れ替えて終わりではなく、ハンダゴテを握ってマザーボード本体をいじるような、『原発乗っ取り』でピンと来る人向けの内容だ。当時は自室にWebサーバがあった関係もあって、次第に取り上げるネタの中心になっていったのが、このVIA C3だ。

自室からのサーバ撤去に応じ、関連するハードウェアを順次廃棄していく中で、唯一残り続けているのがVIA C3をはじめとするSocket 370系列。Coppermine、TualatinコアのPentiumIII/Celeronもスタンバイしており、これらは動態保存として、今でも復帰させて使える状態に置いてある。
1990年代の記事が、今でも読めるのがimpressの凄さ。ということは、それなりに年を取ってしまったという事実だ。VIA Technologiesの記事もしっかりあり、読んでいた当時は新CPUの発表記事にワクワクしたものだが、日本での需要は極一部のマニアにしか無く、性能と価格のバランスが極めて悪かったためか、多くは出回らなかった。