年末に点検のために引っ張り出した古いカメラが、今も使えるか否かを判断するため、さっそくフィルムを買って写真撮影の準備に入った。帰宅すると、年末に購入したレンズのフロントキャップがようやく届いており、何十年かぶりに正しい保管状態へ戻ることになった。

フィルムの購入は2002年以来の出来事。ヨドバシカメラに行って探してみると、1本だけを買うより3本セットのほうが安く、1,300円。失敗を見越して複数枚撮るはずで、ついでにカメラに装填した後は2~3枚は空回しすることから、これだけあれば一枚くらいは気に入ったものが撮影できているかもしれない。そもそも、使えるかどうか分からないが。
ファインダーを覗いてみると、忘れかけていたピントの合わせ方をすぐに思い出すことができた。ファインダー中央の丸い部分(スプリットイメージ)があって、ピントが合わないと像が分割されてしまうになっている。力加減一つでピントがズレてしまうので、けっこう難しいものがある。ついでに、F値の暗いレンズを使うとスプリットイメージの外周部分にあるマイクロプリズムに陰りが発生し、機械的に分かる仕組みなんて完全に忘れていて、この辺りを再学習。デジカメ使っていると、このあたりの微調整は機械任せになってしまうことが多く、写真撮影がずいぶんラクになっていることがよく分かる。
フィルムも揃ったことだし、ボディ本体のチェックだ。電池をセットして、シャッターが切れるか調べてみると、ボタンに若干の接触不良が起きている。シャッターボタンを押してもシャッターが開閉せず、なぜかセルフタイマー機能が動作することがあり、万全の状態ではないらしい。接点の不良ならなんとか直せるかもしれないので、時間があるときにでも分解して調査してみることになった。
まずシャッターが正しく切れることをチェックし、必要であれば分解してみて、直せるようであれば手をつけ、最後にフィルムを買うのが正しい流れかもしれない。機械の分解は趣味の一環なので、やっぱり来たか!と喜んでいたりする。