本来はダブルタイヤだが

街中を走るトラックたち。その中でも大型トラックとなればタイヤの数が増えていき、後輪が2軸あって計8本、ステアリング用の前輪も2軸になって、さらに本数が増えている車種も当たり前のように見る。

ステアリング機構がどうなっているのか、サスペンションの構造はどうなっているのか。興味が尽きない。そんなトラック集団の中に、不思議な仕様になっている車両がいる。

前1軸・後2軸タイプの大型トラック

▲画像は極東開発工業 大型タンクローリのページより引用。

例として、前1軸・後2軸タイプの大型トラック。後輪の2軸は、大重量を支えるためにダブルタイヤとなっているのが通常だが、中には最後軸を構成するダブルタイヤのうち外側だけを外して、シングルにして走っているトラックがいる。これが今回のネタにした不思議な仕様。

本来は2軸のダブルタイヤで、最後部の外側だけを外すとこのような見た目になる。

ダブルタイヤの内側タイヤ

▲画像はAT-1群馬自販ロードサービス 高速道パーキングで大型トラックのスペアタイヤ交換のページより引用。

ダブルタイヤを構成する内側のタイヤしかないのだから、ツラウチの電車仕様どころではない。子どものころから見かけては疑問を抱き続けている仕様で、現在でも時折見つけてはなんだろうあれ…と必ず思う。意図的にタイヤを外した状態で運用している印象で、何か理由があるのかもしれない。

荷重に対して、後2軸のダブルタイヤではオーバースペックだとか、やはり荷重を考慮しつつわざとタイヤを減らし、旋回性能を向上させている可能性も考えられる。素人には分からない理由があるのだろうか。