パソコンを動作させていると電動ファンの音が常に響いているが、シャットダウンすると「ガラガラガラカララララ…」と振動音を伴って止まることに気づいた。
この振動音から辿っていくと、ケース内のどこかの電動ファンに異音が生じていると思われ、恐らく経年による老朽化、軸受けの損傷だろう。
動作中、一つひとつの電動ファンの中心部に指で触れてみて振動の有無を感じ取り、さらに回転を止めて異音が収まればその電動ファンに異常が生じていると判断する。昔からこのやり方で電動ファンの健康状態をチェックしており、さっそく調べていく。CPUの冷却ファンは異常なし、吸気、排気の各電動ファンも異常なし。最後に残ったのが、マザーボードの冷却用に設置したフレキシブル電動ファンだった。

チップセット(ノースブリッジ)上に大きなヒートシンクが載せられ、さらに4cmの小さな電動ファンが装着されていたとは、昔のマザーボードによくあったデザイン。今はヒートシンクのみで、ケース内のエアフローに任せるような冷却方法が主流なのだろう。このマザーボードも、ヒートシンクがあるのみだ。
ところが、チップセットは熱くなりやすい。ケース内のエアフローでは冷却が間に合わず、その熱気は周囲の電解コンデンサまで温めてしまい、寿命問題に関わってくる。そこで写真のようにAntecのSpot Coolを購入し、マザーボードとチップセットの補助冷却用として長らく使い続けていた。パソコンを組み替えてもこの電動ファンは使いまわしており、稼働年数は10年以上、12年とか13年だった気がする。

チップセットと周辺の電解コンデンサをまとめて冷却できる仕組みだけに、非常に重宝していた。異音が出ている以上は寿命が近いことになり、さっそく同モデルを探してみたが、近所のPCショップやヨドバシカメラといった実店舗では全く見つからず。それどころか、商品数が明らかに減っており、こうなるとフレキシブルタイプの後付け電動ファンなんて見つかるわけがない。
最終的にはネット通販にて一発で見つかったが、目的のブツを探して実店舗を渡り歩くなんて、もう時代遅れなのかもしれない。