お客様自身で廃棄

銀行の取り引き等で使うワンタイムパスワードの生成機の更新が行われ、新しい生成機が郵送されてきた。さっそく利用登録して、更新終了。

RSA SecurID 700

これがワンタイムパスワード生成機。ハードウェアトークンとも。この銀行はRSAセキュリティ株式会社のSecurIDトークン SID700を採用しており、ニュース記事によれば2005年デビューなので17年もの長寿製品となる。

画像はAscii.jpの『RSAセキュリティ、重さ16gのRSA SecurID認証トークン『SID 700』を発売』より引用。

更新を終えた古いパスワード生成機は、お客様自身で廃棄してくださいとのこと。

RSA SecurID 700の外装を外したところ

すぐにこうなる。ペンチで挟み込めば、プラスチックの外装は割れてしまうが剥がすことができる。向かって左側の円形部分は電池で占められており、コンビニでも売られているコイン形リチウム電池のCR2032となっている。電池を含めた基板全体は透明な樹脂で覆われている。

セキュリティに関係する機器だけあって、透明な樹脂はちょっとやそっとでは外すことができず、爪は剥がれ、カッターの刃は折れ、ニッパーでは切りにくいときた。疲れているところに分解作業で苦労させられることになり、あっという間に分解する気力が失われていく。

renataの電池

コイン形リチウム電池はレナータ製。昔のレナータの電池のイメージがあるので、いつか液漏れするのではないか?と考えてしまうあたり、5年で更新されるシステムは安心に繋がっているかもしれない。

どうにか分解できる部分がないか探し回っていたら電池部分と基板部分が裂けて、一応は分別することができた。これで電池ゴミと基板ゴミで捨てることができるが、このような密封タイプかつ電池入りの機械はどう捨てるのがベストなのか。モノがモノだけに焼却するのが最も好都合と考えつつも、電池を燃やすわけにはいかず、意外と困りもの。機械いじりが趣味なこともあって、廃棄する機器があれば分解、電池が見つかれば必ず分別してから処分するようにしているが。

そのうち、地球環境負荷対策とかで、このテのハードウェアによるパスワード生成機は無くなって、スマホのアプリによるパスワード生成に変わっていっても不思議ではない。通信系がない完全に独立した機器こそ、セキュリティの向上に繋がっているとは、古い考え方なのだろうか。