クリップを探せ

インテークチューブを外して作業を行おうと準備していた。インテークチューブにはブローバイガスを処理するパイプが繋がっており、抜けないようにクリップで締め付けられている。…が、実際は緩かったりするので、ガッチリとした固定ではないが。

インテークチューブのクリップ

クリップはパイプ側へズラし、せっせとインテークチューブを外す。いつもの慣れた作業だったので、パイプ側に寄せていたクリップの存在はすぐに忘れていた。

インテークチューブが外れたそのとき、パイプにぶら下がっていたクリップは揺さぶられてエンジンルームのどこかに落ちていった。しかもチャリン…コロコロ…と金属音を立てて、地面まで落ちる音はしない。すぐに下回りをチェックするが、クリップは見当たらず。エンジンルームにあることは確か。「マジかよ…!」と作業中断、捜索開始。

走っているうちに落ちるかもしれないが、それはそれで問題あり。フレームに引っかかっていると、車体の振動でカラカラと異音が鳴ることがあり、こういうときに限って音が車内側へよく伝わり、しかも本当に耳障り。

かつて乗っていたDC2インテRはフレーム内にナットが落ちていたようで、カーブに入って横Gが掛かる度に「カラッ…コロッ…」と転がる音が鳴っていた。この嫌な経験があるからこそ、行方不明のクリップは何があっても見つけ出す。車載のLEDライト片手に、ひたすら探す。

RCカーのように、シャーシをひっくり返して振ることができれば落ちてくるのにーと思いながら、20分近くは探しただろうか。

エンジンマウントブラケットの中にクリップ発見

あった!エンジンマウントブラケットの中に転がり込んでいた。幸い、指を突っ込んで取れる位置にあり、慎重に掴み取って一件落着。

こういった転落トラブルは、マーフィーの法則ではないが、厄介なところに転がり込むことが多い。今回は運よく回収できたが、二度目はないだろう。精神的に疲れたが無事に解決。クリップを元通りに装着して、インテークチューブ周辺の作業は終了となった。

落下して困るショートパーツは、トレイに入れて別の場所で一時保管する。この基本を忘れて面倒なトラブルを起こして、解決まで時間を余計に使うことになった。反省。