Basic Schematic 3Vを使って回路図を描いている真っ最中。接続する部品は、JISで規定されている記号から鉄道用記号図に一つひとつ書き換えて描写しているために、なかなかペースが上がらない。
記号はJISで規定されているが、調べていくうちにJIS C 0301が廃止され、JIS C 0617に変更されていることを知る。そのJIS C 0617では、あらゆる記号が変更となっていて、初見では全く分からない。

最も馴染み深い、抵抗器を例にする。ぱっと見で分かるのが上記JIS C 0301のパターンだが、JIS C 0617では下記の四角い箱状となる。これでは電気や回路のペーパーテストにおける「空白部分の回路に使われる、適切な部品を描け」という、問題のような印象を抱く。
当サイトでも散々ネタにしてきた、電解コンデンサも変わっていた。

斜線がないだけで、かなり分かりにくくなった。平行板でコンデンサと意識はできるが、小さく描かれたプラスマークは見逃す可能性は大きい。ただでさえ小さく描かれる回路図においては、プラスマークはより小さくなり、追いかけるのが面倒になった。
というわけで、JIS C 0617を用いるのが正規だが、超ローカルな鉄道界隈というある種の逃げによって、今回もJIS C 0301を継続使用することになった。いきなりJIS C 0617で提出しても、理解できる人は恐らくいないのではないか。日本産業規格や国際標準といったものがメシ代稼ぎになっている立場ゆえ、最終的にはJIS C 0617を受け入れることになるが、急ぎではない。まずは、廃止と現行があることを絶対に忘れないでおく。
もう一つ。描く私自身がJIS C 0301育ちの旧タイプな人間なので、当サイトでJIS C 0617が登場することは当面ないと思われる。各種標準に則った、厳密なレポートではないので。