有休の日。設定した記憶はないが、「青森往復用の予備日じゃね?」と言われて、その可能性はありそう。それならば、シビックRで空いた日を使ってしまえと、さっそく出かける。不意の路面凍結が怖く、峠道は近づかないようにしていたが、せっかく調子のいい脚なので早いうちに走っておきたかった。
ビルシュタインよ!山道でどう本性を現すのか?軽快な走りこそ我が喜び。カーブを走る車こそ美しい。さあ、我が腕の操作で存分に走るがよい!と、ゾーマ並みの気合いでテストドライブ開始。

天気がよく、程よく冷えた空気は絶好のドライブ日和。上信越道をスイスイ走り、長野県佐久市で一旦給油。そこから向かうはR299の麦草峠。
麦草峠付近は11月18日から2022年4月21日まで冬季通行止めになる。その一週間前となるギリギリのタイミングで、走ってみることになった。事前情報では既に積雪が見られ、峠付近の気温は日中でもマイナスとなっているそうだ。通過が無理そうなら引き返そうと決めて、慎重に峠道を登っていく。

標高が上がるにつれて、路面が雪に覆われていく。轍をトレースしながらゆっくりと登坂。既に凍結している可能性を考えれば、状況を見ようと停車するわけにはいかず。急な運転操作をしたら間違いなくマズいことになり、警戒感と緊張感はどんどん高まる。

無事に麦草峠の看板を通過。山は下りが本番で、峠を通過したあたりから雪が舞うようになり、路面状況だけでなく視界まで悪化。途中、登坂を諦めたのかブラインドカーブの真ん中でUターンしようとするプリウスに遭遇してヒヤヒヤさせられ、曲がり切れずに外側に膨らんでくる対向車に突っ込まれそうになるなど、自然条件以上に他ドライバーのほうが怖かった。
峠道の走行については、本当に面白い。カーブに進入するのと同時に滑らかにロールし、姿勢を乱さないので今まで以上に軽快に走り回ることができる。山道での最高の玩具とは、このことかもしれない。カーブがキツいR299でこの楽しさ、近所のビーナスラインでは痛快な走りを実感できるに違いない。
テストドライブに満足したところで、茅野市街地に戻ってきた。ここから中央道に入ってしまえば、自宅まではすぐのこと。総走行距離は500km。