コンデンサのファンモーターがダメになったことで、エアコンが効かなくなった。エアコンの冷凍サイクルの原理から、コンデンサで冷媒の液化ができなくなっており、高温高圧状態の冷媒がエバポレータを経由し、コンプレッサーに戻っていると思われる。気化した冷媒を圧縮するのではなく、液状の冷媒を圧縮しようとしているので異常な圧力を検知してしまい、頻繁なONOFFを繰り返している。
気体用のコンプレッサーで液体を圧縮させると、それこそ破損の原因になる。これ以上のトラブルを防ぐため、ひとまずエアコンを使えないように停止措置を施す。回路図を引っ張り出して、コンプレッサーを動作させないようにリレーとヒューズを取り外しておく。
実作業に並んで、ここから楽しい時間がスタートする。壊れた部品だけでなく、その周辺部品を含めてリフレッシュすると、どれくらい費用が掛かるのか。現物とパーツリストを見比べながらチェックを続ける。

モーター本体だけでなく、ファン本体や各種ビス、果てはシュラウドまで含めてみると、見た目を含めたリフレッシュ効果が出てくる。ついでにコンデンサ本体も調べてみて、こちらは製造業者から直接手配すると、純正品に比べても半値近い費用に抑え込むことができるようだ。
コンデンサまで交換するとなれば、冷媒の抜き取りと再チャージが必要になり、この作業調整を考えると冷凍サイクルが完全に壊れていない以上は非現実的。この完全リフレッシュ案については、コンプレッサーが壊れてからも遅くはないか。
交換部品が決まって発注して、到着までの間は現物での作業シミュレーションを行い、予備日を含めた作業日を決めていく。旅行でも作業でも、検討段階から楽しい。