新バイス

腕時計の電池交換や修理のために、裏蓋を開けるときに使うバイス(=万力、保持器、固定器とも)は小型のものを使っていた。今回、電池交換で持ち込まれたDIESEL DZ-4338 クロノグラフは、2017年11月10日に一度預かっているモデル。その当時に『今後のことを考えると、超大型時計用の固定器を購入したほうが良さそうか』と書いており、さすがに買わないと作業にならない。

DIESEL DZ-4338とオメガスピードマスター

サイズ比較として、オメガ スピードマスターと並べてみる。スピードマスターは42mmに対し、DZ-4338は60mm。バイスにセットするとなれば、かなりの大きさが必要。下手に安価なモノを選ぶと一発で壊れることは目に見えている。

セイコー万能ケースホルダーS-212

そこでセイコーの純正工具を買ってくる。10,000円でお釣りが出る価格。今の時期のネット通販は、注文から到着まで相当時間が掛かることが予想され、のんびり待っている余裕は一切なし。あの手この手で割り引きを効かせて、結局3,000円で購入。さらに注文当日に配達させ、さっそく作業に取り掛かる。

バイスにセットしたDIESEL DZ-4338

大きなバイスなので、巨大なDZ-4338でも余裕をもって挟むことができる。高価な工具だけに、ガタツキやスライドの渋さといった使いにくさは全くなし。最初から買っておけば良かったかも…と素直に思う時計用工具となった。