「なんか針がズレててさ」と持ち込まれたのは、シチズンのエコドライブ クロノグラフ。クロノグラフ針の0位置が12時のインデックス位置ではなく、1秒ズレた状態で止まっており、見た目が非常に悪くなっている。

このような具合で、クロノグラフ針が59秒位置で止まっている。ストップウォッチ機能を使うと、この位置からカウントが始まる。リセット動作をすれば、針はこの位置に戻ってきてしまう。

このように、12時のインデックスとクロノグラフ針がしっかり重なるのが正規。クロノグラフ針は秒針ではないので、基本的には12時位置で止まっているもの。故障と勘違いされることがある。
エコドライブ クロノグラフはクォーツ腕時計なので、強い衝撃や内部バッテリー切れによって、内部コンピュータが0位置を誤認識してしまうことがある。このような特性から、正しい0位置を再設定することができる。この時計はCal.H570系ムーブメントを使用している。
<注釈>いろいろな時計が持ち込まれるので、いつも0位置修正方法を忘れてしまう。今回の記事は、自分用メモの傾向が強い。</注釈>

リューズを2の位置に引き出し、時計時計修正位置にする。次にBボタンを3秒以上押して、クロノグラフ針の0位置修正モードに切り替える。切り替わっても特に通知はない。Bボタンを1回押せば、クロノグラフ針は時計回り方向に1秒進む。そのまま1周回して12時位置にクロノグラフ針を合わせて、リューズを元に押し込んで修正完了。

一旦ストップウォッチを動作させ、クロノグラフ針が12時位置に戻ることを確認する。12時のインデックスとクロノグラフ針がしっかり重なったことで、時計の表情が引き締まった。
ソーラー腕時計だけに、休日中は充電期間としたいが、天気予報は雨や曇り。引き出しの中に片付けていても0位置を保てるよう、じっくりとした充電が文字通り続く。しばらくお待ちください。